広報ななかい No.196 1994(平成6)年 7月
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前回は現代の医療の中で、 〝がん″がいかに重要な位置 を占めているか。もし〝がん〞 になったとしても適切な治療 さえすれば皆さんの寿命を伸 ばせるというお話をしました。 さて今回は健康教室の二回 目、癌の予防法についてお知 らせします。 それではどうすれば癌にな らないですむのでしょうか。 おそらく世界中のだれもが知 りたいに違いありません。 少くとも現代においてその絶 みなさん「」んにちは 健康的な生活を していますか 謬察重から 国保診療所 医師 菱 川 修 司 対的な方法はないのです。 しかし多くの医師の研究によっ て癌になりにくくする注意点 が指摘されはじめました。次 に挙げる十二箇条は国立ガン センターが発表したものです。 がんを防ぐための十二箇条 一、バランスのとれた栄養を とりましょう。 二、毎日変化のある食生活を 〔 しましょう。(ワンパター ンの食事は避けましょう。) 三、食べすぎは避け脂肪は控 え目にしましょう。 四、酒はほどほどにしましょ う〇 五、タバコは少なめにしましょ う〇 六、適量のビタミンと繊維質 のものを多くとりましょう。 七、塩辛いものは少な目に、 熱いものは冷ましてから食 べましょう。 八、焦げた部分は避けて食べ ましょう。 九、かびの生えたものに注意 しましょ、つ。 十、日光に当たりすぎないよ うにしましょう。(紫外線 に注意しましょう。) 十一、適度な運動をしましょ う○ 十二、体はいつも清潔にしま しょう。 皆さん、これらの注意点を 読んでどう感じましたか。 どれもごく一般的に言われて いることですよね。 しかし、これらはみな医学的 根拠に基づいて発表したもの です。 この中で (七) の塩辛いも のは少な目に、熱いものは冷 ましてからというのは、これ らを多く摂取していると他の 人に較べて備になりやすいと 言われています。 また (十) の日光の当りすぎ は皮膚癌になり易く逆に余り にも日光浴をさけると骨の障 害をきたすと言われています。 何事も「し過ぎ」は体に良く ないということです。 以上お話ししたことが皆さん の明日からの健康維持に少し でも役立てば幸いです。 以上で今回の教室は終わりま す。次回は現代医療における 癌の治療状況に関してお知ら せします。 包寄付金 愛の団 このほど村の社会福祉協会にチャリティゴルフの収金として左記の方より寄付いただきました。 小滝鮮魚店桂 一〇二、八八八円村体育協会様 三九、三六六円 ありがとうございました。子ども・家庭テレホン相談 子育ての悩みありませんか 育児・しつけ・その他子育ての悩みごとは,何でも ご相談下さい。 0292-26-4154 毎日午前9暗から午後8暗まで 日曜祝祭日も受け付けております。 茨城県中央児童相談所

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