広報ななかい No.193 1994(平成6)年 1月
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七会村長岩下 金司 明けましておめでとうござ います。 平成六年の新春を迎え村民 の皆様にごあいさつ申し上げ ます。 日頃は皆様には村政に対し 深いご理解をいただきまして 感謝申し上げます。 昨年は内外ともに政治経済 の大きな変化があり、国内に あっては経済不況、連立政権 の誕生、冷夏による米作等の 大きな被害がありました。 米作においては本村は特に 大きな被害を受け、村として も村議会ともどもその対策に 努力してまいりました。 平成六年は皆様にとりまし ても輝しい年でありますよう に念じてやみません。 さて、村政は、「新稔合計画」 を基本に豊かで活力ある住み よい村づくりのために努力し ー\ 七会村彗蒜長阿久津邦夫 平成六年の新春を迎、え、村 民の皆様の御健勝を心からお 喜び申し上げます。村民の皆 てまいりたいと存じます。 教育環境の整備では、小学 校に引続き七会中学校の建設 計画、生活環境の整備では道 路、水道事業、農林業等の振興 では地場産業、商工業の育成、 永田ほ場整備、医療福祉では 国保診療所の充実、社会福祉、 老人福祉等福祉基本計画を策 定し推進してiいります。又、 県営誘致事業である治水生活 用水、農業用水のためのダム や、さくらトンネルの早期完 成、県道改良事業、広域農道 完成の促進等強力に推進して まいりたいと存じますので村 民皆様のご理解あるご支援と ご協力を切にお願い申し上げ まして年頭のごあいさつとい たします。 様には、日頃村議会に対しま して、温かい御理解と絶大な る御籍導御協力を賜り、厚く 御礼を申しあげます。お蔭様 をもちまして、昨年も着実に 発展への基盤を固めてまいり ましたが平成六年の新春を迎、え、 七会村の一段の躍進を皆様と 共に祈念いたしたいと存じます。 御承知の通り今や地方の時 代といわれます。それが為に は、住民が真に豊かでゆとり のある生活が実感出来る社会で なければなりません。これが為 には地域の社会福祉が充実さ れ、環境の保全、地域の教育、 地域の文化、スポーツが振興 されなければなりません。然し ながら長期化する経済不況によ り、囲も県も、況んや自主財 源に乏しい七会村においては誠 に厳しいものがあります。幸に も私は第四次茨城県町村会、 議長会海外行政視察の第一回 視察団貞として、岩下村長と共 に、仏英と南欧三ケ国の主要都 市を歴訪し、その実情を視察し て参りました。フランスにおけ る手厚い高齢者福祉施策、マ ドリード市の都市開発、モナコ 王国の汚水処理等視察で得た 成果を踏まえて、急速に進みつ ′l\ つある高齢社会に対応する福祉 対策や都市づくり、さらには生 活環境の整備、地方自治の発展 のため、最善を尽す決意を新た にした次第であります。私は議 員の皆様と共に「信頼と期待に 応える村議会」をモットーにし て与えられた職責を全うし、円 滑な議会運営が行われるよう最 善の努力をして参る所存でおり ますので、どうか本年も相変ら ぬ御指導と御協力を賜りますよ う、心から御醸い申しあげて、 新年のごあいさつといたします。

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