広報ななかい No.188 1993(平成5)年 3月
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村長施政方針 平成五年度の予算総額は、 歳入歳出とも二十八億二千八 百七十七万一千円であり、七 会村行政の全般を執行するた めのものであります。 前年度に比較いたしますと 三億五千五百万円余の増額、 一四、四パーセント増の予算 となっています。 これは、簡易水道事業の事 業費の増及び一般会計の伸び によるものでありますが、平 成五年度も昨年同様一年間を 見通した総合予算であり積極 的な予算を編成いたしており ます。 村行政一般を執行するため の一般会計の歳入歳出総頗は 十九億二千七百五十万円であ り、前年度に比較いたしまし て一〇、六パーセントの増額 となっており、主に西小学校 プール建設関係事業の増が要 因となっております。 本村の平成五年度の財政状 況は、例年同様極めて厳しい ものがございますが、村民の 要望に応、え、また平成四年度 を初年度とする新稔合計画の 目的達成のための具体的施策 を積極的に取上げ、村政の発 展と住民福祉の向上を図るた め、限られた財源を有効に活 用しようとするものです。 特に前述のとおり西小学校 プール建設、中学校建設のた めの進入路等の整備工事の三 年次日、消防施設整備充実な どの建設事業のほか、生涯学 習経費の増額など、ハード、 ソフトともに昨年に引き続き 教育、土木関係予算を充実さ せ、更に土地基盤整備事業、 林道整備事業など村民の生活 に直結する新規施策を積極的 に取り入れております。 次に国民健康保険特別会計 予算(事業勘定)は、歳入歳 出総額一億九千一百万円であ り、老人保健法該当者を除く 被保険者の医療給付を主とす る保険事業であります。 一人当りの医療費が年々増 加していくなかで財源確保は 極めて厳しいものがあります が、村民が安心して医療を受 けられるよう財源の確保に万 全を期しておるところであり ます。 また施設勘定につきまして は、歳入歳出絵額二億七千三 百二十九万八千円であり、診 牽前の運営に係るものです。 村内唯一の診療機関として診 療内容の充実はもとより本年 度も昨年同様内科診療機器を 中心に整備を図ると共に住診 車の更新も計画しております。 次に老人保健特別会計予算 は、歳入歳出総額二億九百七 十八万三千円であり、高齢者 の健康保持と適正な医療の確 保のためのものであります。 最後に平成四年度から編成 いたしました簡易水道特別会 計でありますが、村民に安全 で衛生的かつ安定的に飲料水 を供給する簡易水道事業の工 事開始に伴い、今後の経営の 明確化のための特別会計を設 置したものであることはご承 知のとおりであります。 その歳入歳出絵額は、二億 二千七百十九万円であり、塩 子全域の給水を日ぎして今年 度は配水池整備、配永管布設 等の工事が計画されておりま すじ 平成5年度の主な施策(事業) 1.簡易水道施設整備事業(消火栓設置10基〉 2.土地改良及び広域農道整備事業 3.国土調査法に基づく地籍調査の推進 r.t 林道及び間伐作業道開設事業の推進(林道1路線,作業道1路線) 村道網の整備(改良1路線,舗装2路線,調査測量1路線) 消防施設の整備拡充(自動車ポンプ1台,可搬ポンプ2台,詰所3棟,火の見塔6基,本部指令車1台) 4 5 6 7.義務教育施設整備(西小学校プール建設,西小学校校舎周辺舗装工事) 8.山村振興特別対策事業(山村文化資源保存伝習館,緑地公園) 9.庁舎改築及び車両購入(浄化槽改築等及びマイクロバス購入) 10.中学校校舎建設予定地造成設計委託 会計別 予算 単位:千円,% 藩 奉函塵 し歯「す函 致= 蓉こ 車廃率 般 会 計 1,927,500 1,741,985 185,515 10.6 事業勘定 191,000 169,791 21,209 12.5 特 273,298 266,666 6,632 2.5 別 A 人 保 健 209,783 208,697 1,086 0.5 コ三 簡 易 水 道 事 業 227,190 85,843 141,347 164.7 計 小 計 901,271 730,997 170,Z74 23.3 合 計 2,828,771 2,472,982 355,789 14.4
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