広報ななかい No.187 1993(平成5)年 1月
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雄大な磐梯の白銀の中で、 正しいスキーの知識と技術を 習得するとともに、共同生活 を通して友情、協調性を養う ことを目的に、十二月二十五 日〜二十七日までの二泊三日 国立磐梯青年の家、及び猪苗 代スキー場において「ななか いちびっこ雪上体験」が実施 されました。 教育委員会、中央公民館主 催により、今年度初の読みで、 村内の小学三年生から六年生 までを対象に募集した結果、 定員を上回る申込みの中、先 着五十名の児童が参加しまし た。積雪百十センチと例年に はじめての体験…ちびつこ雪上スキー ない大雪の猪苗代スキー場で、 すべったり、ころんだり、ま た宿舎での創作活動、共同生 活を通しての自主性、協調性 など、この年代において、 「親子関係から友人関係へ」 「私から私たちへ」と変身する 時期、貴重な体験をしました。 三年 勝村めぐみ おもったよりむずかしくて、 たくさんころんだ。けっこう かんたんだとおもっていたか ら、こわかった。さいしょ、 かた方の足でやったときは、 すごくかんたんで、なあんだ。 これを二つつければいいじゃ ないか。と思った。でも、ス キー場ですべったときは、す ごくつるつるしていやだった。 でも、わたしにとっては、と てもよいけいけんになったと 思います。 四年 仲田 大輔 ぼくは、スキーきょうしつ に行ってとってもよかったと 思います。なぜならばくは、 スキーもやったことないし友 だちといっしょにとまったこ とがありません。だからとっ てもためになりました。あと お父さん、お母さんといっし ょにいきたいです。リフトも いっばいのりたいです。友だ ちともいっていっしょにすべ りたいです。ごはんもとって もおいしかったです。ふとん しきとか、せいそうもよいた いけんになりました。 五年 小林 正人 ぽくたちは、二十五日から、 二十七日までの二はく三日の スキー教室に釆ました。 一日日ほこっちへ来ると中 高速どうろがこんでいてやく 三時間も来るのがおくれてし まいました。 そして、ごはんを食べて四 時半までスキーをしました。 二日めは朝ごはんをたべて スキー場に行きました¢思っ たよりむずかしくてなかなか うまくすペれませんでした。 そして畳ごはんをたべてこん どは場所をかえてすべりまし た。そして、しばらくすべっ て、こんどはリフトにのって 高い所からすべりました。二・ 三回ころんだけどいっしょう けんめいやりました。そして あと二回やりました。 そのあとバスにのってかえ りました。もどってきたら、 へやにもどってきがえました。 それからビデオを見ました。 明日はご前中だけだけれどい っしょうけんめいがんばりた いと思います。 大年 卜部 綾 私が、このスキー数量に参 加しょうと思ったのは、遣ら くがあって間もないころだっ た。この日が近づくにつれ、 楽しみだったスキーがだんだ ん不安になってきた。スキー 教室当日。不安はすぐにきえ た。それはなぜかというと、 集合場所に行ってみると、五、 ノも 六人の友人達がきていた。そ の友人達の顔が「楽しみ」とい う顔でみちあふれていたのだ。 それでいっきに不安が消えた のだ。その日、青年の家の庭 で、はじめにやらなくてはい けないきそをやった。私はで きない物が二つあった。ころ んだ時のおきあがり方、ブー ツのぬぎ方である。みはる ちゃんに手伝ってもらってで きたのだが、その時ちかくに いた先生に「自分でやらなく ちゃ意味がないよノと言われ たのが心にずしんときた。 二日目。きのうできなかった ものができた。そのうれしさ は、忘れられない。明日は、 きちんとすべれるようにし、 一生の思い出にしようと思う。
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