広報ななかい No.186 1992(平成4)年 11月
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ふれあいコーナー 私はどうも生まれつ きかも知れないが工作 するのがすきで、よく 子供の頃は父に「勉強 もしないで作りまわし てばかりいるLといっ てゲンコをもらったも のです。 それでも止められず、 現在はゲンコをくれる 人もなく、七十オにな った今も自分なりに図 面をかいては、せめて 乗ったつもりと、我が 夢を託して、走らせた り飛ばしたりしていま す。 三年程前だったか、 三男の息子が持ってき た巾九ミリのミニレー ルがあったので、ベニ ヤ板一枚にそのレール を組みこんで、山や駅 や我が家、駅前そば屋、 Uコン、ラジコン飛行 場や池等を作って取り つけ、百五十分ノ一の 夢を の せ て 森 茂春 ミニ鉄道のパノラマが出来上 りました。 まだ未完成ではあるけれど 夜はこのミニ鉄道の前にすわ り、一杯やりながらカラオケ テープを回し、昔なつかしの ミニSLの模型を走らせて、 子供心にかえってみるのもま たなつかしいものですね。 これ即ち私のストレス解消 ポケ防止、また健康法の一つ と思い楽しんでおります。 昭和三十年代のころの七会 中学校の運動会は、お昼の 時間になると決って、飛行 機が飛んだ。 模型クラブの生徒たちと 一緒になって放課後まで、 一生懸命作った手づくりの 飛行機を、エンジンの育と ともに、秋晴れの舞台でグ ランドの上空いっぱいに円 をかく光景でした…… 先日、森茂春先生宅にお 向いした際、自宅の一室に は、模型、油絵、写真が飾 られており、暗が流れた今 も、ゆとりのなかで、夢を 追いつづける意気が感じら れました。 例年行なわれている「いばら きふるきとまつり」が十月十 七日・十八日の二日間、石岡 市運動公園において開催され、 県内各市町村の文化団体が参 加したなかで、七会村を代表 して下赤沢民俗芸能保存会 (会長 岩下敏夫氏)による 「八木節源太おどり」が出演 しました。 今年は、次せ代への伝承を 図るために、西小学校児童十 二名による車笠、安笠踊りと 保存会メンバーによる弓張り など、小気味よいリズムに乗 って、大勢の観衆の中、堂々 と披露しました。 みんな汗びっしょり。 失敗もなく、練習の成果が十 二分に発揮きれました。 おつかれさまでした。 ちびつこ源太おどり ヽ ′一\

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