広報ななかい No.183 1992(平成4)年 5月
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二±世紀へ向けた「第三次(新)総合計画」スタート 七会村ほ、緑豊かな自然に囲まれた山村であるとともに、 首都圏百キロメートル内に位置していることから、近年の 都市化の彼の進行の中で注目を浴びており、今後行政需要 においても一段と多様化してくるものと予想されます。 一方、生活環境においては、道路網の整備をはじめ、簡 易水道施設の整備、教育施設及び医療の充実、高齢化対策 等、諸課寓に適切に対処し、生活要求を満たしていかなけ ればなりません。 この度の第三次(新)総合計画は、このような基本的考 え方の基に二十一世紀へ向けた七会村の新しい村づくりの 方向を明確にするために策定したものです。 概要については、次のとおりです。 計画の性格と役割 ◎この計画ほ、稔合的かつ長期的な村政運営の方向を明 確にし、計画的に村政を運営していくための指針とな るものです。 ◎国及び県計画等の上位計画との整合性を保つとともに、 関連計画に反映していくものです。 ◎計画実施に当たっては、地域住民、事業者、行政がそ れぞれの役割分担のもとに推進するものです。 計画の期間と構成 ◎この計画の期間は、平成四年から平成十三年までの十 年間とします。 ◎この計画は、基本構想、基本計画、実施計画によって 構成します。 基本構想-平成十三年を目標に、本村のあるべき姿を 描き、その実現のための施策の大網を示し たものです。 基本計画-基本構想に基づき、平成四年度を初年度と し、平成八年度を目標に具体的な施策を定 ◎産業の振興 ◎教育文化の向上 ◎村民福祉の向上 ◎水資源の確保 ◎生活環境整備 めたものです。 実施計画1基本計画に定めた施策を実現するための年 次別の部門計画です。 村の将来像 「過疎からの脱却」、「生活基盤の整備」、「財政基盤の 強化」の三つの課題に取り組むため、この期間を「基盤形成 期間」と位置づけ、将来像を「〓十一世紀への着実な村づ くりを目指して」と設定します。 将来人口 平成十三年の人口指標を「三千三百人」と設定します。 施策の目標 ◎土地利用計画の策定-限られた村土の適切で効率的な 利用を図るための土地利用計画 の策定。 ・村民の生活の利便と住みよい生 活環境の確保 道路網整備・河川整備等 ・安心して生活できる環境づくり 交通安全・消防・防災対策等 ・健やかで安らぎのある快適な住 環境条件づくり、簡易水道、住 宅、公園の整備等 -心身ともに健やかで、友愛あふ れる環境歳備や地域社会の振興、 福祉対策、保険医療の充実 -人間性豊かな担い手を育成する ための学校教育の振興と、文化 的生活の向上を図るための生涯 学習の推進、教育施設の充実、 生涯学習の推進 農業・商業・工業・観光の総合 村発展の根幹をなす水資源の確保 ( 的な整備と地場産業の育成等 年 4 成 平 軋___、_.、-- (第3次総合計画) 基整形成期間
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