広報ななかい No.182 1992(平成4)年 4月
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村長施政方針の骨子 本定例会に提出いたしまし た平成4年度当初予算関係の 議案について説明申し上げま す。 平成4年度の七会村四種5 類の予算稔額は、歳入歳出と も24億7千2盲98万2千 円であり、七会村行政の全般 を執行するためのものであり ます。 前年度に比救いたしますと 6千9百万円余の減額、マイ ナス2・7%の予算となって います。これは、昨年西小学 校建設、土木関連予算の大幅 な伸びのため前年比45・5 %という過去にない大型の予 算を編成したためであります 施政方針を述べる岩下村長 が、平成4年度も昨年同様一 年間を見通した総合予算であ り積極的な予算を編成いたし ております。 村有政一般を執行するため の一般会計の歳入歳出稔顔は、 17億4千百98万5千円で あり、前年度に比較いたしま してll・4%の減額となっ ておりますが、前述の理由に よるものであります。 本村の平成4年度の財政状 況は、例年同様極めて厳しい ものがございますが、村民の 要望に応、え、また平成4年度 を開始年度とする、新絶食計 画の目的達成のための具体的 施策を積極的に取り上げ、村 勢の発展と住民福祉の向上を 図るため、限られた財源を有 効に活用しようとするもので あります。 特に平成4年度は、西小学 校の校庭整備やプールの設計、 中学校建設のための進入路に 架ける橋、村営住宅Ⅱ期工事 などの建設事業のほか、生涯 学習経費の増額などハード・ ソフトともに昨年に引き続き、 教育、土木関係予算を充実さ せ、更に土地基盤整備事業、 林道整備事業、生活改善セン /111 ター、懸案の簡易水道など村 民の生活に直結する新規施策 を積極的に取り入れておりま す。 一方、村の安定的な財源を 確保するとともに、利用者と 未利用者の公平を期するため、 幼稚園の保育料、山びこの郷 の使用料等、国の制度等に合 わせた改正を行うことといた しておりますが、できるかぎ り村民に過大な負過とならな いよう特に配慮をいたしてお ります。 次に、国民健康保険特別会 計予算(事業勘定)は、歳入 歳出稔額1億6千9盲79万 1千円であり、老人保健法該 当者を除く、被保険者の医療 給付を主とする保健事業であ ります。l人当りの医療費が 年々増加していくなか、財源 確保は極めて厳しいものがあ りますが、村民が安心して医 療を受けられるよう財源の確 保に万全を期しておるところ です。 また、施設勘定につきまし ては歳入歳出稔顔2億6千6 百66万6千円であり、診療 所の運営に係るものでありま す。 村内唯一の診療機関として 診療内容の充実はもとより、 本年度は、内科診療機器を中 心に整備いたします。 次に老人保健特別会計予算 は、歳入歳出稔額2億8百6 9万7千円であり、高齢者の 健康保持と適正な医療の確保 のためのものであります。 平成4年度は、平成3年度の 医療費急増の影響から大幅な 予算増となっております。 最後に平成4年度初めて編 成いたしました簡易水道特別 会計でありますが、村民に安 全で衛生的かつ安定的に飲料 水を供給する簡易水道事業の 工事開始にともない、今後の 経営の明確化のため特別会計 を設置したものであります。 歳入歳出総額は、8千5首8 4万3千円であり、村内全域 の給水を目指して今年度は、 取水場・浄水場の一部に着工 いたします。 なお、予算編成方針及び詳 細につきましては、企画財政 課長及びそれぞれ担当課長に 説明させますのでよろしくご 審議趨りますようお願い申し 上げます。 平成4年度 l′’∽一丁T′Jち J■-1コl〟リJ‘牙■Wt 単位:千円,% 区 分 本 年 度 前 年 度 比 較 増減率 般 会 計 1,741,985 1,966,939 △224,954 △ 11.4 事業勘定 169,791 189,766 △19,975 △ 7.9 特 266,666 252,989 13,677 5.4 別 A 208,697 132,452 76,245 57,6 計 簡 易 水 道 事 業 85,843 0 85,843 皆増 小 計 730,997 575,207 155,790 △ 2.7 合 計 2,472,982 2,542,146 △ 69,164 △ 2.8 ≡藁

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