広報ななかい No.181 1992(平成4)年 1月
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謹んで年の始めの御祝詞を 申し上げます。 村民の皆々様にはすがすが しく新春をお迎えのことと心 からお香び申し上げます。 昨年は、内外共に文字通り 多事多難、正に激動の明け暮 れに終始いたしました。 あけまして おめでとうございます。 平成四年の年頭にあたり、 村民の皆様に親しくごあいさ つを申し上げます。 えと 今年の干支は壬申(みずの えさる)。 猿は動物の中で、立ち歩き 年頭のごあいさつ 村長 岩 下 金 司 する人類に最も近い動物で ありますし、猿にまつわる 教えに「見ざる」 「聞ざる」 「言わぎる」の三猿の教えも あります。 「他人の間違いをあげつろ うことなく、自らを厳しく律 する」ことを徳と教えていま 即ち、国際的には湾岸戦争 が起り、誰れしも無想駄もし なかった世界二 二を争っあ の強大な軍事大国のソビエト 連邦が崩壊し、国内にあって は、バブルの崩壊による金融 面での大混乱と株の暴落、国 政も宮沢内閣へと大きく変り ました。 我が七会村におきましても 統一選挙により岩下村政が二 期目に、議会にあつても議会 構成が大きく変りました。 然しながら村民各位のたゆ まないご努力と伝統を誇る根 強い愛村精神によつて、明る い新年を迎えることが出来ま したことは、誠に御同慶にた えない次第であります。 この輝かしい平成四年の新 年も、国の内外経済状勢の影 響で、岩下村政も例外なく厳 しい財政運営を強いられるこ とと存じますが、懸案となっ すが、今日の情報化社会では、 そのまま通用するとは考えて はいませんe しかし、三猿の教えも捨て たものではなく、今日社会で どう調和していくのがいいの か申年の元旦に考えさせられ ました。 さて激動する社会情勢の中、 わが七会村はどう進むべきか、 私は村の 「かじL取りを誤り なく取って村民の皆様と一緒 に「明るい村づくり」を進め てまいります。 村の「かじ」取りの具体的 なこととして、今年新たに向か ている各種事業の実現に努め ていただき、村民生活の安定 と福祉の向上を図られること を村民の皆様と共に期待いた します。 私共議会も、選挙で受けた 光栄と感激を肝に銘じながら 一層郷土七会村の発展のため 万難を挑し献身する決意を新 にしている所であります。 年頭に当り村民の皆様の御 多幸を祈念いたしますと共に 本年も議会全月に格別のお力 添えをいただきますようお願 い申し上げ新年のごあいさつ といたします。 う十年間の給合計画を策定い たします。 今年はそれによって走り 出すスタートの年でありま す。 新稔合計画は、二十一世紀 の村づくりの基礎・基盤とな る十年間として行きたいと考 えています。 そのためには、学校、道路、 水資源等量要事業を適確にと ら、え、併せて財政基盤を一層 固めて布く必要があります。 どうか村民の皆様のご理解と ご支援をお願いし年頭のごあ いさつといたします。

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