広報ななかい No.171 1990(平成2)年 5月
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平成2年度村政運営の方針と大綱 水道事業に着手,西小新築の準備 七会村長 岩 下 金 司 本村の財政事情は、自主財 源に乏しいため地方交付税を はじめ、国・県支出金及び地 方債に依存せざるを得ない財 政構造にありますが、年々増 加する村民の行政需要に応え 村勢の発展と福祉の向上を図 るため「七会村第二次稔合計 画(後期基本計画)」等に基づ き厳しい財政情況を踏まえつ つ村の実情に即した適切な事 業の実施に努め、二十一世紀 へ向かって活力ある地域づく りを積極的に推進してまいり ます。 このような中で編成した平 成二年度の一般会計予算は、 歳入歳出それぞれ十三億五千 二百余万円でありまして、対 前年度比では九・九%の減と なっていますが、前年度は東 小学校建設だけで四億五千万 円を要したことを勘案すると き、平均的な伸び率をもって 編成したことになっています。 主な事業は、学校給食共同 調理場(給食センター) の建 設をはじめとし、簡易水道施 設整備事業、川島地区の圃場 設備事業等の新規事業とさら に継続事業である岩下倉見線 の改良、地籍調査等でありま ′■l\ す。 国保特別会計においては、 事業勘定及び施設勘定の趣旨、 目的に治って、さらには老人 保健特別会計との整合性を保 ちつつ編成しました。 一人当りの医療費は年々増 加し高齢化社会の進展に伴い、 その傾向は著しく国保財政の 危機を招きかねない情況にあ る中、保健給付費及び老人拠 出金等に対応するため財源と して国保税及び国庫補助金、 一般会計からの繰入金を充当 して編成し、歳入歳出それぞ れ一億七千余万円となりまし た。 施設勘定(診療所)におい ては、歯科の順調な診療収入 と合せ、医科のそれとで前年 度比で九百万円余の減を見込 み、一般会計からの繰入金を 三千万円として総額二億一千 七百余万円としました。 老人保健特別会計において は、老後の健康の保持と適正 な医療確保をはかり歳入歳出 それぞれ一億七千三官金万円 (対前年度比十九%増)となり ました。 以上は、三月の定例議会に おける私の施政方針の抜粋で ありますが、その中で新規事 業についてさらにつけ加えま すと、平成l一年の新規事業と して、給食センター、簡易水 道、川島地区の土地改良とな っていることは前述のとおり ですが、とりわけ簡易水道に ついては平成二年度を初年度 として向こう十ケ年で村内全 域に上水道を普及するもので ありまして、これについては 全村民のご理解、ご協力を仰 がねばなりませんので近いう ちに集落ごとに説明会をもっ てご理解・ご協力を得るべく 目下準備に当っているところ です。 なお昨年度東小学校が完成 し、本年度から開校、教育活 動がすすめられていますが、 西小学校(旧徳蔵小) の改築 も平成四年度には完成し、で きれば四年度中に六年生の最 後一日でも新しい教室に入れ てから卒業させてやりたいと 考えているところです。 以上紙面の都合でごく大づ かみのことしか申し上げられ ませんが、つづいて次号で進 捗状況等を報告いたします。 ℃ 平成2年度主要行事(事業)予定表 区分 墾 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11 月 12月 平成さ年 1月 2 月 3 月 18 21 3 3 6 10 14 810152931 512 132728 71828 31114172325 2 Z 中 515 3 24 819Z3 行 束 山 6/2 山 ゴ西松ノrll u 梢5村長農村水 こ塑 第酉高 ス戯保 ロ 村ス村18三ゾ 句 油村 梢成 村酉 高長ス 事 小 学 ソ ミ郡く第 ゼ、→消 防 民寿葉肉田 { 大要向∵空 ど1閤 も防 遠雷苧 ポ没育 l者所 民ポ民 世7 佐一:ゴ産代ト 防民県 団 議 防人 団式 民郡 ノヾノヾ 連寿キ名 枚 7 柑 総 /レ 主 臨 ! 大 田 草食布 析 旅 大 コ三 大夫 修 行 A 臼 コ貫 全会 (隆 行事名の上の数字は日を示します) 広報ななかい 2
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