広報ななかい No.169 1990(平成2)年 1月
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平鹿二年の輝かしい新春を 迎え村民の皆様に謹んでお祝 いを申し上げます。 今年は午年です。この年は 昔から不作がないと云われて おります。年頭に当り皆さん と共に豊作で希望に満ちた年 でありますよう祈念するもの であります。 村民の皆様あけましておめ でとうございます。 本年は一九九〇年。干支(え と)は庚牛(かの、冬つま)。い よい守二十一世紀が十年後に やって来ます。 今年は午年に因んで村は大 きく飛躍・発展していきたい ものと念願してやみません。 「一年の計は元旦にあり」と は古くて新しい言責。人は誰 年頭のごあいさつ 村制百年を契機に より発展を 議長 仲 田 稔 村長 岩 下 金 司 しも目標を定め、明日を見つ めて歩むところに生きがいが あるのと同様に、村にもまた 目標がなければなりません。 幸い村は、村制百年を契機に 村民憲章を定めました。これ がまさに村の大目標でありま す。 一方、村の活性化という言 葉が使われます。「村はどうす れば活き活きとした村になれ さて昨年は、村制施行百年 という記念すべき年に当り一 昨年よりこの事業の為に村民 の皆様のご支援ご協力を載き お陰様で数多くの記念事業を 行うことが出来、本村の振興 発展に大きく飛躍した年であ ったと思います。 今後われわれ議会は、この ′′lヽ 百年の聞に築かれた数々の業 績や基盤を大切にして更に発 展させる為、執行部と相協力 し住みよい村づくりの為に勢 力する所有であります。 今や日本経済は四年日を迎 えた景気拡大が今年も持続し 嘗ての岩戸景気に並ぶのはほ ぼ確実、戦後最長だったいざ なぎ景気に迫る状況でありま す。このような中で本村にお いても村民の福祉増進の為に 教育文化施設をはじめ産業基 盤の整備、生活環境施設等の るか」 これこそわが村の大き な深層です。 私は、村の将来展望の基本 を村民憲章におき、広く村民 の声に耳を傾け、村職員の知 恵を集め、議会のご協力を得 ながら村活性化に向けて施策 を進めてまいる所存でありま す。 長期展望はさておき、今、 村活性化で焦眉の急なるもの は、若者の定着を図ることで あります。 若い人が村に留まってくれ る環境づくりこそ、急がねば なりません。そのための施策 として「住宅」「教育」「生活環 整備充実につとめる一方、土地 利用の合理化についても、中 長期的展望に立って計画的に 進める考えであります。 村の発展は執行部、議会の みで成し得るものではありま せん。村民のご理解とご協力 なしでは何事も不可能であり ます。明るく住みよいそして 村民憲章にうたわれる村づく りの為に皆様の一層のご支援 をお願いし新年のご挨拶とい たします。 境」の充実が一番であります から、私は何としても村営住 宅の増設、学校の整備、道路 の改修等を推進していきたい し、さらには遅れている上水 道、下水道の整備も考えてい きたいと思います。 勿論、高齢者対策、村民の 健康づくり、産業・文化の発 展等々、村民福祉・村民サー ビスヘの施策にも力を入れて いくことを怠るものではあり ません。 以上、私はこれらを実行に 移すペく努力してまいります ことをお約束し、年頭のあい さつといたします。 水田農業確立対策(後期) の市町村別転作目標面積が決 定され十二月十六日に各市町 村に配分されました。 本年度は、水団農業確立対 策の後期になる訳ですが依然 として米の需給動向は、生産 が需要を大幅に上回っており、 米の需要拡大対策を推進して 行かなければならない状況に あります。 村としても転作呂横面積の 達成に向けての推進を図りま すが各生産者の方におかれま しても転作へのご理解とご協 力をお願いいたします。 次に平成二年度の転作の概 要ですが国の方針では十アール 当りの補助基本額が約三割程度 引き下げになる見込みです。 しかしその反面、団地化等 の加算額が上乗せされます。 最後に青刈稲の取り扱いに ついてですが今年は刈り取り 時期が八月上旬になる予定で すので御承知願います。 広報ななかい 轟

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