広報ななかい No.168 1989(平成元)年 11月
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ふるさと創生事業について は、本年二月、事業のアイデ アを村民から募集するととも に、四月に「ふるさと創生委 員会」下部組織として「同計 画部会」を設置し、検討を重 ねてきた結果、次の五つの事 業に決定しました。 ①村制首周年記念事業 本村は、平成元年度に村制 施行百周年を迎え、二十一世 紀へ向けた新たな飛躍の年と 位置づけ、記念イベントなど 各種の記念事業を実施するも 夜遅くまで熱心に討議(計画部会) のです。 ②地域振興ビジョンの策定 リゾート開発の扱が押し寄 せる昨今、七会村も一つの戦 略のもとに活性化を講じる時 を向、え、施策の体系化・実施 方策等を確立する地域振興ビ ジョンを策定するものです。 ③景観整備事業 村のキャッチフレーズ 「あ ふれる緑と太陽の丘」で代表 されるように、本村の自然の 美しさを後世に残すとともに 村のイメージアップを図るう えで、道路・観光レクリエー ション基地等に花や樹木を構 えて景観を整備するものです。 ④人材育成基金の設置 「まちづくりは、人づくり から」と言われるように、住 民それぞれが意識を改革し、 国際感覚を持った人にならな ければ地域づくりは進展しな い。今回ふるさと創生の内四 千万円を基金にし、毎年、誇演 会・塾の開校・視察研修等を 実施し、二十一世紀を目指し 澄みきった青空が、校庭の ○ 上に広がっている。校舎から 飛び出した子供達は、鶏頭や 菊の花が咲く花壇の前を、一 目散に体育小屋へ走る。次々 に一命車を乗り出してくる。 たちまち校庭は、ちびっこサ ーカス団のオンパレードだ。 子供達の脚は、魔法の杖か 大人が乗っても、丸太ん棒 のように倒れてしまうだけの 一故事。それがどうだ - 子 供の足がペダルに触れるや、 若枝がはねるようにタイヤが くるくると動き出す。スポー クがキラキラと光を放つ。軽 やかに身をこなして、右へ左 た村づくり・人づくりを進め ていくものです。 ⑤若者定住促進事業(村営住 宅の建設) 社会構造の変化に伴い、年 々核家族化が進み、潜在的に 住宅が不足している。本村に おいても小規模な村営住宅が あるだけで、入居希望者に満 足な提供ができず、村外への流 へ風のように走り回る子供達。 もし、滑り台を駆け上り、青 空を翔けて、校舎の義を渡っ ていったとしても、何の不思 議もないだろう。 出原因の一つにもなっており ます。 今回、若者定住を目的とし た村営住宅の建設を進めるこ とにより、入居者望者のニー ズに応えるとともに夢と潤い のある環境整備を進めていく ものです。 ( 上級生と下級生が輪になって 小勝小学校(阿久津博子校 長) では、何か全員でできる もの、全校生徒が誇れるもの を持とうということで、昨年 から一輪車に力を入れてきま した。 全校生徒四十六人が、休み 時間や放課後を利用して練習 を重ね、今では一年生から六 年生まで仝貞が一鎗車に乗れ るよ、フになりました。 上級生が下級生の面倒を見 るなど上下の和、協調性が生 まれると同時にバランス感覚、 機敏性が養われるなど一石二 鳥の成果が上がっています。 また、一命車は児童一人ひ とりが自分の一命車を管理し ているため手入れも行き届き 大切にされています。 一論車をとおして仲良しの 倫が広がっています。 それほど一命車の子供達は 夢の香りを放っている。 一命車は走っている。小さ な古い木造校舎に温かく見守 られながら。頑張れ一命専。 仲良し一翰車。 ※小勝小学校 飯田 和夫 牒 基

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