広報ななかい No.166 1989(平成元)年 7月
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六月二十一日、徳蔵小学校 (百十一人) で、待ちに待っ たジャガイモ掘が行われまし た。 四月、学校近くの学習農園 に、学年別にジャガイモの種 を植、え、肥料をやったり革取 習農園 りをしながら大事に育ててき ました。 どのくらい大きくなってい るか楽しみにしながらのジャ ガイモ掘り。期待していた大 きなジャガイモは少ししか採 れませんでしたが、顔や手を 茨城県では、平成元年度か ら「キヌヒカリ」を銘柄米と して定着させ、今後激化が予 想される産地間競争に打ち勝 てる体制づくりを進めていま す。 その一つとして、県内二十 市町村を推進モデル地区に指 定、七会村も推進モデル地 区に籍走されました。 現在、真境地区に三十アー ルの 「キヌヒカリ」 の展示ほ 泥だらけにしながら、自分の 掘ったジャガイモを友達と見 せ合い互いに喜びを表わして いました。 ジャガイモ畑の後には、サ ツマイモの首を植、え、秋に掘 六月一日現在で各農家の方 々から提出していただいた水 田転作実施計画書の集計によ りますと、本年度の転作計画 面積六十六・七八ヘクタール をほぼ達成する見込みです。 転作計画の内訳を見ますと 以然として「青刈稲」が多く 青刈り稲の刈り取りは期限までに おいしい米キメヒカリ ( り取る予定だそうです。 徳蔵小学校では、勤労教育 の一環として、毎年農作物の 栽培を実施して収穫の喜びを 体験させています。 場を設置し、普及所の協力に より管理栽培を行っておりま す。「キヌヒカリ」に関心のあ る方は現地をご覧になって下 さい。 村としても、今後「キヌヒ カリ」 の作付け面積の拡大と 村内への普及を推進して行き ますのでよろしくお願いいた します。 写真は、キヌヒカリ展示ほ場 真端飯村善人氏の水田。 全体の三十四パーセントを占 めています。 青刈り稲の刈り取り時期は 七月二十五日までですので、 刈り高(七センチ)を厳守し て確実に実施されますようお 願いいたします。 食味試験結果(昭和60年12月11日実施パネラ21人) 系続名または 品 種 名 総合評価 外観 香り 味 粘り 硬さ コシヒカリ(基準) 0 0 0 0 0 0 キ ヌ ヒ カ リ 0.33 0.52 0.10 0.24 0.05 0.00 注:評価の基準 基準品種を0として,-5-+5までの11段階の評価を行なう。 捻合評価,外観,香り,および味は一がわるい,+がよい.である。 枯I)は-がよわい,十がつよい,である。 硬さは-がやわらかい,+がかたい,である。 供武村料は茨城農武本場当年度産のものを用いた。 (資料:経済課捷供)

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