広報ななかい No.166 1989(平成元)年 7月
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山びこの郷近くの高台に建 設された「きのこセンター」 で植菌作業が始まりました。 六月九日、オガタズを原料 にした菌床に、なめこの菌を 植菌、培養室で育てられ八月 下旬には収穫される予定です。 施設は、増養室や栽培室な ど八部屋、建物面積八百十六 平方メートルという大塊模な もので、温度や湿度は自動制 御で管理されます。 「きのこセンターは、第三期 オガタズになめこ埴菌 山村振奥事貴特用林産物等近 代化施設整備事業として整備 され、きのこ生産組合(清水 蓉組合長)が管理運営に当た ります。 現在、村内のしいたけ栽培 農家は約八十戸ですが、従業 者の高齢化が一番の課題にな っています。特に従来のホダ 木を優っての栽培では、持ち 運びが重くお年寄りには重労 働になっています。 今後、なめこ、マイタケの 栽培を主に行って行きますが 将来は、オガ玉(菌床)を村 内の農家に配り各戸のハウス で育ててもらうことも計画き れており、「きのこセンターL を中心にして農家の高齢化に 相応して行く考えです。 恵まれた本村の自然環境を 保全しながら、山林の利用効 率を高め、高齢者の活動と経 験を生かしながら、林産所得 の向上と経営の安定化を図っ て行きます。 雑菌が入らないよう注意し種菌作業 村代表選手 〃健闘〃 第四十三回西茨城郡総合体 育大会が六月四日、七会村に おいて開催されました。 西茨城郡総合体育大会は、 県青年体育大合の郡予選会も 兼ねており、毎年会場を郡内 町村持ち回りで開催しており ます。 メイン会場となった七中グ ランドで開会式が行われ「緑 豊かな七会村で、日頃きたえ た技と力を発揮し、郡内町村 の若者の交流を図って下さい」 と岩下村長が歓迎のあいさつ を述べました。 競技は、種目毎に分かれそ れぞれの会場で熱戦が展開さ れ、本村代表選手の健闘が目 立ちました。 ○澄枝種目 陸上嚢技、柔道、 庭球、サッカー、バスケット ボール、バレーボール (青年 ・婦人)卓球、剣道、野球、 ソフトボール、クロッケー ○成績 給合優勝友部町、準優勝岩間 町、三位岩瀬町

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