広報ななかい 第148号 1985(昭和60)年 2月
2/4

第148 号 い 昭和60年2月20日(2) 村民の皆様お元気に新春を迎 えられた事と和書び申し上げま す。今年は丑年とか、この年に ちなんで一歩一歩大地を踏みし めて、例えその歩みはおそくと も着実に村政を発展させて行き たいと思っております。 一昨年あたりから世界の景気は いくらかずつ上昇をたどってき ているといわれております。国 の増税なき財政再建或いは行政 改革の名のもとに各種補助金や 交付税等の削減により更に一層 財政事情は苦しくなって果てい る現状です。村道につきまして も遺木橋線の改良をはじめ今後 昭和六十年が皆様にとりまし て幸多い年でありますようお祈 り致します。 さて昨年は、皆様のご協力に よりまして遅滞なく諸事業が進 行しましたことを改めてお礼申 し上げます。 私どもが各地域に参りまして 給し合いの中で「役場の仕事内 容がよくわから辛いので概要だ けでも知らせて欲しい」といわ れることが度々あります。 そこで本村でも今後大きな課 題として取り組んで行かなけれ ばなこbをい高齢化現象に伴う福 祉対軍事業を中心にお知らせい 議 改良すべき大きな路線として異 端線や岩下倉見線のような村の 基幹となる路線の改良を考えて 行かねばならないでしょう。又、 県、国に強力に働きかけて村内 各河川の改修を進めて行かをけ ればならないと思います。山び この郷につきましても外来者の 受入れ体制を整えるだけではを く村内の農業その他の産業の振 興をはかって外来客にお土産品 とか日用品を買って頂くような 機構も考えて行かねばならない と思います。また教育問題につ きましては今年こそ小学校の統 合問題に結論を出し実質的を本 統合に入りたいと思っておりま 村 長 たしましてご理解をいただきた いと思います。 福祉事業は保健事業と‡腹の ものではありません。すなわち 乳幼児検診から高齢者礪祉対策 まで巾広いものがあります。 老人循祉手業では、生きがい 対策として単位老人クラブの育 成を始め、スポーツ大会(クロ ッケー・輪投げ)が行われてお り福祉バスの設置やねたきり老 人への入浴車派辻、日常生晴用 具の貸与、愛の定期便等、手緩 護老人対策として実施されてお ります。その他、敬老会の開催、 敬老年金、祝金、記念品の贈呈、 老人クラブ月の旅行、老人大学 福祉の向上と 住みよい村づくりを目ざして 科学万博の年 村発展の契機に 長 石 川 す。なお医凍福祉の問題におき ましては高齢化のはをはだしい 本村の実情にかんがみ医原の体 制を確立し、ようやく好転のきざ しの見えて来た診療所の医療機 器の整備をはかって先生の働き やすいそしてより効率的な診療 ができ村民に信頼される診療所 として再生をはかって行きたい と思います。昭和六十年は茨城 県としては有史以来の大事業で ある国際科学博が筑波研究学園 都市で開かれます。未来の居住 と生活環境と科学技術をテーマ とするこの科学博を契機として 茨城には大きな変革がもたらさ れるものと想定され七会村にも 阿久津 憲一 の開設等、すでに皆様ご承知の 通りであります。 保育所、幼稚園の設置を始め とし、高齢者コミュニティセン ター、集合施設、運動場、診療 所の改築施設の充実等生活環境 施設が整ってまいりました。こ れら村民の福祉、生活環境の向 上に努めてまいりましたがまだ 十分とはいえません。高齢化現 象の進行とともに雁病率も高ま ります。予防医学の普及徹底に 力を入れ各種検診の検珍率を上 げ疾病の早期発見早期治環を実 施できる体制を整えたいと思い ます。又、診療所を中心とし医 療の確保に努め施設の整備をは 菟 何等かの影響があるものと思い ます。しかし、県南西地方と県 北山間地帯との格差は非常に大 きなものがあります。私達県北 山間地帯の町村はこの格差是正 に全力をあげて取りくんで行か なければならないと思います。 その他同じ山間地帯にありなが らいろいろのハンディのある七 会柑ですが譲合、執行部ともに 力を合わせ村政の振興をはかり 他町村におくれを取らない村づ くりをして行く考えですので、 村民の皆様も御元気で生業にお 励みいただくと共に私共への御 指導卸支援の程を一重にお願い 申し上げます。 拳 かり効率的運営を行い、救急医 療体制についても早急に対策を 静じたいと考えております。 一方、村に著者の定住を考へ 地域の括力をはかるため、 「山びこの郷」事業を第三期山 根事業を中心に継続中でありま す。 産業振興面では畜産、椎茸、 茶事の生産は定着していますが いま一つ雇用の場がないため、 企業の誘致もはかって行きたい と思っております。 道路の改良、基盤整備等は年 次計画で実施できます。しかし 突発的な災専復旧や防災工事等 にいつでも対応できる体制も必 要とされます。 今後とも住みよい七会村を目 指して村民の皆様とともに努力 していきたいと思いますので一 層のご支援をお願い致します。 ◎昭和五十九年度七会村一般会 計補正予算(第三号) について 補正の主なものは、桧くい虫 伐倒委託費滅三、五七六千円、県 道改良地元負担金一、八〇〇千円 山びこの郷整備費一、二〇〇千円、 村道台帳整備委託費一、一五〇千 円、その他職員手当、旅費等で、 予算総額は、九六五、三八二手円 となります。 ◎昭和五十九年度七会相国民健 康保険特別会計補正予算(第二 号)について、 退職者医療制度に係る補助財 源の組み替えと、共同事業によ る高検療糞費拠出金を一般分と ◎昭和五十八年度七会村一般会 計、特別会計歳入歳出決算認定 について (下表のとおり) ◎七会村過疎地域振興計画へ後 期)について 過疎地域振興特別措置法第九 条に基づき県の振興方針、七会 村第二次総合計画との整合性を はかり策定されました。計画期 間は、昭和六十年度から昭和六 十四年産までの五カ年間とし総 事業費一、九四八、0〇九†‖が見 込まれています。 昭和五十九年第四回定例会は 十二月二十一日から二十五日ま での日程で開かれ、上程された 案件について慎重に審蹟されま した。 ◇議案とその概要 ‖‖l川tll‖lll=川Illll=l川Illl川日日‖ 村議会 仙l川川‖l川‖1川川‖l日日‖川‖l川 縁 定 粥年度決算認定 - 後期過疎振興計画の策定 昭和60年 第一回臨時会 第一回騎暗合は一月二十九日 開会され、次の四件が審蹟され ました。 条例改正 ◎七全村職員の給与に関する条 例の一部を改正する条例につい て。 ◎七会村固定資産評価審査会委 員の選任について、 塩子四六六、仲田通幹氏㈹が 選任(再任)されました。 小腸地内の土地改良事業施工 に係る変更で、人字小勝字高田 一、八四二の「大字小腸字押寄 木二、二〇六の二、及びこれに伴 ぅ国有地の道粕が、大字小勝字 .一反田に変更されます。 分離するものです。 学区犠の蜜モ 昭和58年度 会計別決算額 会.汁 別 区 分 決 算 額(円) 歳 入 合 計 1,108,742,967 一 般 会 計 歳 出 合 計 1,042,424,255 歳入歳出差引爾 66,318,712 国 歳 入 合 計 151,191,770 事業勘定 保 歳 出 合 計 140,341.564 特 歳入歳出差引額 10,850,206 別 歳 入 合 計 170,004,794 施設勘定 田 月 歳 出 合 計 計 162,882,950 歳入歳出差引額 7,121,844 歳 入 合 計 129,770.312 老人保健特別会副 歳 出 合 計 122,329.539 歳入歳出差引額 7,440.773 歳 入 合 計 1,559,709,843 総 計 歳 出 合 計 1,467.978,308 歳入歳出差引額 91,731,535 内容は、一般職の職貞の俸給 について平均三二二六%、諸手 当平均〇・四%を引き上げるも のです。 補正予算 ◎昭和五十九年度七会村一般会 計補正予算(第四号)について 職員の異動及び給与改定による 経費、六元〇一千円等で予算総 額は、九七三、〇五九千円になり ◎診療所運営方針について 永山 貞男 濾買 付長-医師の力が十分発挿でき るよう設備の充実をはかりたい。 ◎診療所医師の外部応接につい て。 森田 信一議員 村長-植革医師の要望など考慮 昭和18年慶一般会計決書状祝 t 入 会針1.1α,刀ほ千円 ます。 ⑳昭和五十九年度七会相国民健 康保険特別会計補正予算(第三 号)について、 職員の異動及び給与改定によ る経費、一、一一九千円で予算総 額は、一六一、一二〇千円になり ます。 ◆その他請敏一件 し応接体制の早期確立をはかり たい。 ◎昭和六十年庶子算編成に対す る村長の方針について 薗郎一二 講員 五十九年程度の 村長- 予算規模を考えている。事業に 関しては「山びこの郷」の完成、 道臓網の整備、耕地の基盤整備 の実施、学校統合の推進などを 重点として六十年虚子算を編成 したい。 ◎学校統合について 薗部一二 議員 村長- 住民の話し合いが優先 するので全力をあげ納得を得た い。譲合の協力を観い村民一致 団結の基に運びたいと思う。 ◎林道関係について 仲田 稔 総員 相良-工事内容等について考慮 し信頼のある村政の執行に務め たい。 合計1.叫2,l糾手円 t 出 や痴蟻払触 -.躊i晰側

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です