広報ななかい 第145号 1984(昭和59)年 4月
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(1)昭和59年4月30日 な な か い 第145 号 昭和五十九年四月三十日 第一四五号 発行所 茨城県 七会村役場 発行者 七会村長阿久津憲一 編集者 七会村役場 総務課 印 刷 水戸市 伊藤印刷 ★★3ない運動★★ ●酒をのんだら運転しない ●運転するなら酒をのまない ●運転者には酒をすすめない ★…交通雇全推進事項…★ 七会村の世帯と人口 人戸人人 9 9 1 8 7 5 ワ一∧U 8‘V A-A- 2 1 1 口数 人帯男女 絶世 昭和59年4月1日現在 成功させよう 科学万 木の芽暗に息まれた四月二十 四日野外活動施設「山びこの郷」 を中心に、笠間営林署、七会村 共催の「植樹祭」が盛大に行わ れました。 会場には、営林署、村、関係 団体等から約四百人が出席し、 緑を愛し、自然を守る心を高揚 しょうと、サクラの苗木を植え 付けました。 七会村の約八十三%は森林で す。わたしたちは何らかの形で 森林にかかわって生活していま す。 村民一人当りの森林面横は、 約一八三aです。しかし全国的 に見ると国土が狭く人口も多い ため、国民一人当りの森林面構 はわずか二十三a。これは世界 平均の五分の一にしかすぎませ ん。このように、森林の絶対面 積の少ないわが国では、単に森 林を縦棒保存するだけでなく、 横棒的に緑を増やしていく必要 があります。 もし森林がなくをったとした ら ー いたる所で山崩れや洪水 が起き、空気は汚れ、そして懐 素がなくなってしまいます。森 林が大地に根をおろし、枝いっ ぱいに棄を広げ、呼磯している、 つまり生きているからこそ、わ たしたちも生きていられるとい うことを忘れてはをりません。 これから夏に向かって緑の一 番美しい季節です。この機会に 〝緑の効用㌦緑の重要性″につ いて考えてみましょう。 何年後+お 花見 は この木の下で 昭和59年度 会計別予算額 村政運営に必要を費用を見積 る昭和五十九年度予算が決まり ました。 村長は、新年度村政運営の方 針と概要を説明し、村民のみな さまのご理解とご協力をお願い いたしました。 経常経費の5〜10%カット、 〃山びこの郷〃周辺整備 村道・農林業の基盤整備 区 分 本 年 度 l抽 年 度 比 較 一 般 会 計 928,152 917,770 10,382 梓 事業勘定 160,000 141,000 19,000 別 与ミ.1 168,890 164,550 4,340 会 131,000 84,200 46,800 計 小 計 459,890 389,750 70,140 合 計 1,388,042 1,307,520 80.522 昭和五十九年度予算 村補助金の見直し等、厳しい予 算となっています。 本村においても年々増大する 財政需要に応え、地域の発展、 住民福祉の向上を図るため、既 に策定されている第二次総合計 画に基づく諸施策を推進しなけ ればなりません。 しかし、自主財源に乏しい本 村の財政事情においては、地方 交付税をはじめ国県支出金及び 地方債に頼らなければならない ため、どうしても国県の財政の 運営方針に大きく影響され、横 極的な施策を展開することが撤 しい状況にあります。 ◇一般 会 計 一般食計予算については、既 定事業である第三期山坂事業、 地区林構事業等の補助事業に加 え、過疎対策事業を計画的に推 進し、地域の振興と福祉の増進 を図る方針です。しかし地方交 付税(対甜年度比3・9%減) 及び税法改正による住民税の減 収等により一般財源の伸び率が 低い一方、歳出面においては縫 常的佐賀の増及び特別会計への 繰り出し等が増加の傾向にあり、 昭和59年慶一般会計予算 これらの財源の確保も図らなけ れば寧bないなど、財政運営は 昨年にも増して厳しい年です。 なお、今後の行財政の健全化 を図るため、事務事業全般にわ たる見直しを行い特に歳入面に おける受益者負担の適正化を図 り、施設利用料等の引き上げを 行い、財源確保に努めます。 摘草業についても緊急性、必要 性を充分検討厳虚し実施すると ともに、一般歳出については特 に物件費、補助費を削減する等 の方策を講じ、本年度の村政運 営を図る方針です。 ◇国保特別会計 国保事業勘定については、老 人保健医媒事業特別会計が昨年 かち新設されたこと及び高鰊医 療対策として広域行政が創設さ れる見込みもあるなど医療給付 制魔の改正により国保事業が碩 繰 越 金 40.000(4.3%) 娯楽施設利用税交付金 18,000(1.9%) 地力贈与税 11,400(l.2%) 一消 収 人 10.428(1.1%) 分損金及び負舶食 7,355(0.8%) 使用料及び手数料 $.907(0.8%) 自動車取得税交付金 6,500(0.7%) 財塵収入 3.829(0.4%) 寄 附 金 3 繰 入 金 1 合計928,152干円 議会背 29,828(3.2%) 消防貸 24.747(2.7%) 商]〔賓 18,259(2.0%) 労働費 46 災審複1日費 26 .渚■支出金10 f術費 6,983 (0.7%) 和されたため、全体としては13 %の増となっております。財源 としては保険税の自然増、国庫 負担金の増等があり一般会計か らの繰り入れは昨年と同価で事 業が過行される見込みです。 一方、施設勘定においては、 公債費等の義務的経費が増揺す る反面、診蝶収入の減少による 収支の不均衡が生じています。 この不足財源を一般会計からの 繰り入れによって補っておりま すが、年々増大する傾向にある ので今後の運営については慎重 に検討し、方策を講ずる方針で す。 ◇老人保健医療事業特別会計 老人保健医療事業特別会計に ついては、その殆んどが医塘費 であり医蝶斐の大幅な伸びが予 想されています。歳入について は、基金交付金、国県負担金、 一般会計繰入金等でそれぞれの 負剋割合による交付金で賄われ ていますが、一般会計からの練 り入れも約53%増となっていま す。 今後は予防行政に重点を置き 医療福祉の向上と健康増進に努 力する所存です。 村民1人当りでは 一般会計322.387円 歳出予算の主なもの を村民1人当りにする とどのくらいになるで しょうか……‥ 4月1日現在の人口 で(2,879人)で計算 しますと、このような 金額になります。

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