広報ななかい 第142号 1983(昭和58)年 8月
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(3)昭和58年8月10日 な い 第142 号 永かった梅雨もようやく明け まの太騒が照りつけるなか、保 育所では、子どもたち全点が、 庭に出て水かけっこをして遊ん でいます。 子どもたちの中には、プール に人早前にタヤワーで湧から水 をかけ畠れるニーとが苦手を子ど もが、けっこういますが、だれ にかかるかわか塙ない水なら、 、 ほとんど平気。むしろスリルが あり子どもらの関心を引くよう です。 洋服を全部椅子の止にきちん とたたんで脱ぎ、パンツ一枚に なる。素足でじっとしていられ ない子供たちは、もううれしく って、友だち同士でお互いの林 を見せあったり、つついたり、 走ったり、いったい何が始まる のか、というようを顔つきで保 母の動きを迫っている。 ホースを持ち出し、水道の蛇 口をひねると「ヒユー」と飛び 出す水。沸き上がる子どもたち の歓声。水はいたる所に飛び散 る。水を避けようと、チョコチ ョコ動き回る子どもたち。太陽 と水と土、それだけ揃えば子ど もは満足する。 「センセー、コッチニモカケテ 1い等と、ホースを持っている 保母の側に駆け寄り、水をかけ てもらうのをわくわくしながら ‘‘ヮー’■ きもちいい~.′ …回国回 私達の住んでいる七会付から も小膵地内を中心に時々古代の 土器が出土しますが、八月二日 七会村中学綾で全生徒が参加 し中学校下の原野を利用して、 ”野焼き”が行なわれました。 私達の祖先が食物の煮たきに 使った縄文式土器を自分連の手 で作ることで、子供達に古代人 の生酒を想像させ歴史への関心 を深めさせるとともに焼き物の 初歩的な知識や技術を学び創作 の卓びを知る目的で行われまし た。 このような例は県下でも少く 七身中では、授業の合い間を利 待っている子。「センセし コン ナニトオタカカンナイヨーダ′」 と保母をはやしたてる子、保母 がホースを持って追いかけると、 キャーキャーと書んでにげまわ る。時には水が直接顔にかかっ・ てしまい、ぴっくりして泣き出 す姿も見られ、園庭は蜂の巣を つついたような賑やかさだ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ みんなが疲れひと休みするこ ろには、地面はもうぬかるみで どろどろになる。水と砂がいっ しょになったその流動性が子ど もにとってはたぜちなく好きな ようだ。そのうち手で直接砂を いじるようにをり、泥んこ遊び へと発展してゆく。子どもたち はすわり込み、手で地面を掘っ たり、スコップを持ち出して川 をつくったり、自由に動く地面 のキャンバスで全身を使って逝 - 舌代文明との び始める。ひとり遊びの子ども たち(二才児のりす組)は、ど んなことをしてるのかと日を移 すと両手を泥の中でかきまわし ている。中には体にぬりたくっ たり、ひざ小僧の上に山を作っ たり泥のフィンガーペインティ ングだ。 この子どもたちのエネルギー をさらにプール遊び、いろいろ な水遊び、フィンガーペインテ ィング、ぬりたくりと其の開放 的な遊びへと向けていくことが 大切だと子供の輝く目を見つめ ながら思う。 - 七会村中央保育所 - 用して生徒一人一人が自分なり に粘土をこね、番を作り紋様を 入れ、自然乾倶させたものを、 今年で第六回を数える「村民 球技大食」が、去る七月三十一 日(日)午前八時より、花山運 動公画のグランド、体育館で行 われました。 村長の挨拶につづき、参加選 手を代表し、一区の富田昇さん の力強い選手宣誓で熱戦の火ぶ たが切られました。 ソフトボールの部は、各試合 とも、炎天下のもと、日頃練習 した成果を十分発揮し、各試合 とも白熱戦が繰り広げられまし た。特に猛暑の中、投、打にわ 野原で火を焚き鹿盲上げます。 生徒は日頃の机に向っての勉 太古に患いをはせて ▲ でき上がった作品 ■ たり四十才代パワーが若い人を 圧倒して活躍したのが目立ちま した。 又、スタンドでの舌戦も版や 強でなく野外での精勤は生き生 きとし、今まで見られなかった 今から一万年ほど前に作られ た土馨で、食物の煮たきに使わ れていたと考えられます。 「縄文土串」の名は、一八七七 年アメリカ人〝モース″が、大 森貝塚(東京都)を発掘したと き、出土した土暑を「縄目模様 のある土器」と呼んだことから ついたとされています。 縄文式土器 一面を見せ生徒 と先生が一体と なった教育が行 われ・ています。 出来上った作 品は保管してお き夏休み作品展 に出品するそう です。 ●バレーボールの部 ◎組合せ ●ソフトボールの部 かに行われ、好プレー、珍プレ ーのたび、拍手が湧き、大会は 暑さも忘れ盛り上がりました。 バレーボールの部も、青年会 の人から、子ども連れのお母さ 優勝 健勝 “遣手土書” ま で ィ 多 く 季ペい んの人が参加し、会場 は熱気に包まれ「お母さん、ガ ンバッテー」の声に励まされ、 夜遅くまで練習した成果を存分 に発揮しておりまtた。 年々、村内のスポーツも盛ん になり、スポーツを通したコミ ニュテ作りが叫ばれてい盈昨 今、若い人から、一家を支ゑ葛 壮年の人までが一体となり、こ うしたふれあいの機会を持つこ とはすばらしいことです。きっ と疲れも忘れ、明日からの仕事 への精力となっていくことでし よ,フ。 組合せ、成績は次の通りです。 8(8区)大綱、真淵 7了区)戸の内、上帝、高敬 6(¢区)岩下、仲郷 5(5区)端野柳本、大冊 4(7区)上・イ牒沢 3(2区)北の根、押寄木 2(-区)穂蔵 1(さ区)蒋、中郷 8(-区)徳蔵 7(¢区)岩下、仲郷 6(ヰ区)戸の内、上宿、高敬 5(8区)布、中郷 1(是)瑞軒脚不大開 3(-区)上・下赤沢 2(2区)北の根、押寄木 1(8区)大網、真鰯
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