広報ななかい 第135号 1982(昭和57)年 3月
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(1)昭和5丁年3月20日 な な か 第135 号 昭和五十七年三月l一十日 第一三五号 発行所 茨城県 七会村役場 発行者 七会村長阿久津憲一 編集者 七会村役場 総務課 印 刷 水戸市 伊藤印刷 七会村の世帯と人口 総人口 2,911人 世帯数 656戸 男 1,481人 女 1,430人 (昭和57年3月1日現在) 七会幼稚園 四歳児 男25人女14人 計39人 入学式は小学校四月六日、中学 校四月七日、幼稚園四月八日で す。 徒は次のとおりです。 小勝小 男4人女6人 徳蔵小 男10人女9人 温子小 男6人女7人 七会中 男15人女16人 四月から新しく入園、入学、 進学する子供さんをお持ちのご 家庭では、期待に胸をふくらま せていることでしょう。 昭和五十七年度新入学児童生 計 針 計 計 31131910 人 人 人 人 健康のことをはじめ、うまく 集団生活が送れるだろうか、友 だちはできるだろうか、交通事 故にあわちいだろうか、考えれ ば考えるほど心配のタネはつき 勝気な子供が幼稚園や学校に行 きたくないときは「イヤ/」と 口に出してゴネますが内気を子 供は腹が痛いとか頭が痛いとか いって間接的に表現します。 イヤになった理由はと聞くと ランドセルが友だちのよりよく ないとか、授業中トンナンカン を答えをしたために笑われたと かちょっとしたことが原因にな っています。 子供は、いままでの遊び中心 ないと思います。そこで入学、 進学、入露にあたってお母さん 方に気をつけていただきたい心 得のいくつかをご紹介しましょ 一つ0 一 明る く元気な 子供達 道路にいきなり飛び出してく る子供にハッとさせられること がよくありますが、子供は時と して大人が想像もつかをいよう な行動をとり、事故につながる ことも少なくありません。子供 を交通事故から守っていくため には、まず、次のような子供の特 性を十分理解する必要がありま .ヽ′ヽ-rヽ′●Jヽ′ヽ▲r.′ヽ′ヽ′ヽくJrつt】r-一ttrヽく′ヽ一r’rヽ一lt■ヽ〔 の生活とは全くちがった環境に 身をおくのですから、集団生活 に一日でも早くなじめるように 指導し、励ましてやって下さい。 では、どうすれば学校ぎらい になるのを防げるかというと、 お母さんとしては、まず子供が 心理的に疲れていないかどうか を見分けることが先決です。 学校に行くのをいやがっても、 「小学生になったのだから……」 などと一方的に叱るのはいちば んよくありません。ふろに一緒 に入った時とか、食後の団らん のときに学校のことや友だちの ことについて、よく子供の静を 聞いてやりましょう。ちょっと した悩みをうちあけるようにを ればしめたものです。大人から みれば小さを事でも親に理解し てもらえば、それだけ心が落ち つきます。 楽しく通園、通学できるよう 家族みんなの温かい心づかいが ほしいものです。 l‖‖川‖ll‖‖‖‖‖‖l る時期でもあります。特に行動範囲がグ ッと広がったり、新たに自転車を利用し 始めたりする新入学(固)児については、 これまで以上に十分な注意が必要です。 新学期は、 、す。 ▲子供は、一つのことに注意が 向くと、周りのものは目に人ら をくをる。 ▲子供は、物事を単純にしか理 解できず、考え方も自己中心的 になりがち。自分が斉色い旗を あげれば、阜は必ず止まってく 、れるものと思い込みがちである。 の交通事故が心配され 少年非行の防止は、今や国民 的な課題と育ってもいいでしょ う。しかし」少年たちは、ある日 突然、非行に走るわけではあり ません。注意していれば必ず見 いだせる”前触れ〃があります。 例えば、子供の言葉遣いや態度 に変化が見られた場合です。何 かというと、投げやりな言葉を 吐いて、其面目な生き方を軽蔑 (けいペつ)するようを態度を見 せたり、すぐに分かるようなう ケを育って、それが親や先生に 知れても平気というような様子 が見られる時などは、非行化へ の注意借号がともっていると考 えられます。 また、親のよく知らをい友達 がいつの間にか増えていて、名 前を仰いてもあいまいな返事を するとか、外出先や帰宅時間が はっきりしなくなってくること なども、要注意です。そのほか、 食べ盛りなのに、夕食に手を付 ‖I‖‖川川‖tl‖川Ill 少年非行 ‖l‖川‖l日日‖=‖l llll‖‖‖‖‖‖l‖州‖l けないことが増えたようなとき は、学校帰りにスナックなどに 寄り道している場合が多いよう です。 生措時間をキチンと守らせ、 友達づきあいについても、時に は親同士が連絡をとって確認し 合うなど、子供の生清の輪郭を しっかりつかんでおくことが大 切です。 一方、非行に向かう初期の段 階で、少年たちのほとんどが喫 煙を経験します。ポケットにた ばこが入っていたり、においが するようなときは、要注意です。 もし、近所の少年がたばこを吸 っている姿を見かけたら、ひと 声かけて注意してほしいもので す。 大人がしっかりスクラムを組 んで、早いうちに非行の芽を摘 み取るようにしたいものです。 ▲子供は、応用的を動作ができ ない。いつも通る道では交通ル ールは守れるが、知らない道で は守れをい。 ▲子供は、「あぶないよ」とか 「注意しなさい」というような 抽象的な青葉だけではよく理解 できない。具体的な行動を通じ て理解させる必要がある。 ▲子供は、大人や年上の子のま ねをする。 ▲子供の視点は大人よりも低い。 駐車中の串などがある場合、大 トいl∴州ビリ小欄 竹ノ. 人には先を見とおせても、子供 には見えないことがある。 子供の交通事故を防ぐには、 以上の点をよくわきまえるとと もに、わが子の性格をよく考え、 日常生活のなかで具体的に指導 していくことが重要です。 吉の全匡霞逗安全 寸自転車の事故防止

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