広報ななかい 第130号 1981(昭和56)年 5月
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か しl 昭和56年5月1日(2) 第130号 第一国定例村譲合が三月十二 ∩から二トロまで開かれまLた。 予算の審誠に先立ち、村長か ら予算編成に当っての村政運前 の方針と予算編成の概要の説研 がありました。内容は次のとぉ りです。 政府は、昭和五十年度以降毎 年度特別公憤を含む大農公備に 依存せぎるを得ず、公債発行残 高も巨敵に達している。 この結果国の財政は社会経済 状勢の変化に対応した新たな施 策を構ずる余力を減じ、また経 済、金融政麗の円滑な運営に支 障が生じていると考えられる。 経済の着実な発展と国民生措の 安定、向上を図るためこのよう な公債依存体円から早期に脱却 してその対応を回復し、将来に 向けて明るい展望を切り開いて 行くことが財政に与えられた当 面緊急課題であり、其の努力を しているものと思われる。 従って一九八〇年代は財政再 建の時代でもあるといわれてお り、昨年度はその初年度として 過去にないきびしい財政運営を 余儀なくされた訳であるが、本 年度においてもをおこのような 考え方と状勢の下で五十六年度 予算及び財政投融資計画が編成 されている。これらによれば限 られた財源の中で各種施策につ いて優先順位の厳しい選択を行 い、餌的内容の充実に配慮しっ 昭和五十六年度予算 総額十二億二千百、六十五万五千円 つその規模を極力庄折すると共 に、歳出面についても徹底した 見直しを行うことによって公債 発行離を大巾に鮒滅することを 基本的方針としている。更に財 政規模も全体の伸び率を一桁に とどめ、公憤発行斬も前年当初 予定額より二兆円減船し十二兆 二千七百億円とするなど財政再 建につとめる方針で編成されて いる。 本村にぉいては、n⊥財淋が 僅か十四・一%と財源の人半を 国及び県に依存しなければなら ない状況にあるため、政府並び に県の基本姿勢に則り、年次計 画をもって住民と㈱著した行政 を進め、地域の振興発展と桁祉 の増進に寄与すべく努力する所 〃であります。 尚、本年度の.般会計予算を 鋸成するに当っては、この基本 力針に基づき、既に計画されて いる過疎対策車繋並びに二細山 撮事業、二次林柄事業等の諸施 策について全体的に見直し、そ の緊急性等を考慮し、又県の財 政指導を尊重してこれが着実に 退行できるよう編成しました。 特に財源については、国県の榔 肋及び起債に轍らぎるを得ない ので、その確保に努力し健全な 財政運営を図る考えであります。 又、国保及び農業共済の特別 会計においても、それぞれ独且 採算制を考えでいますが、国保 施設勘定においては特に常勤医 師の交替、診療圏の範囲辛から 診療収入の増大が見込めず一般 会計からの繰り入れをもって充 当し、これが円滑に運営できる よう配慮しました。 以上、村政運営の方針と予算 編成の概要について記述しまし たが、本年度の基幹事業を次の とおり定めこれが実現に鋭慈努 力する所存であります。 「∴道路網の整備 年々増大する交通量と地域 の振興発展を図るため道路網 の整備につとめる。 イ、村道の改良及び舗装をは じめ農林道の整備 ロ、県道の改良及び大型農道 の促進 ハ、県代行車菜の導入 二、児蛮福祉施設の整備 保育所を建設し、安保育児 真の健全育成と船人の勤労の 増大を図る。 三、番ふん処理施設の建設 年々増大する畜ふんを衛生 的に処理するため、畜ふん処 理施設を建設し、畜産業の振 興を図る 四、診療所の機能允実と効率運 営 常動医師を確保し、村艮の 健陳管蝕と施設勘定の健全財 政を関る 五、集会施設の建設 コミュニティ活動を推進す るため、集会施設を建設する。 一 般 会 計 予 算 地方鵬税札冊千門(1tl%)讐課及び4・11叶円(…瑚 冨芸讐芳砦11.50岬円(1.2%)財産机 2調千円(0.摘) 寄付金5干円 認諾芸絆…00千円(0欄 緯人金l千円 繰上越金17,化○千円(1.9%) 諾霊及び22・65榊(2・5%)措収人 7,賊子。(。.,%) - ▼ イ 歳 入 9億2050万円 歳 出 9億2050万円 事業勘定 施設勘定 聞芸施設北浦槻億148丁・lり(0.7%)
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