広報ななかい 第126号 1980(昭和55)年 9月
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第126号 な な い 昭利55年9月1日(4J か ㊨日本・米国の食事内容の比較 います。 そこで、アメリカでは一九七 七年、上院の栄養所要量特別委 員会が「アメリカの食事目標」 を発表し、国をあげて成人病の 予防に乗り出したのです。 この成人病予防のための食事 臼梯では、脂肪や砂糖の取り過 ぎを改め、お米や麦をどの炭水 化物(デンプン常)の摂取皇盲、 これまでの約二倍に増やすこと を勧めています。すをわち、摂 見直される米-① そろそろ新米の出回る季節となりました。 日本人の主食1ト米の消鸞tは、昭和三十七年の年間一人平 均百十八二ニキログラムをピークに、以後、年々減少の一途を たどっています。 しかし、米は自給カー〇〇%のうえ、栄養価は高く、わたし たち日本人の主食としては、これ以上のものはありません。 新米の季節をむかえ、〝見直される米〞を三回にわたってご 紹介しましょう。 アメリカでは 成人病の予防に勧める アメリカ人 日本人の の食事日榛 現在の食事 ア′リカ人の 現在の貨車 医学水準が高 く、医預先進国 といわれるアメ リカの悩みの一 つに、肥満や糖 尿病、心臓病な どの成人病の増 加があります。 このようを成 人病については、 臨床的な治療は あまり効果が期 待できず、食事 を中心とする予 防が最も有効的 であるとされて 多価不飽和-% タンパタT l~% 取カロリーのうち約六割を炭水 化物で、約三割を脂肪、残りを タンパク賀で摂取することが望 ましいとしているのです。 では、口本人の食生晴はどう かといいますと、ご飯を主食と し、肉、魚、野菜などを副食に 幅広く栄渠を摂取しており、厚 生省の国民栄華調査を見まして も、脂肪二三%、タンパク賢一 五%、炭水化物六二%と、ほぼ 理想的な栄嚢摂取バランスとな っています。 ところが、.この理想的な栄養 摂取バランスも〝米離れ″や脂 肪の摂取崖の増加でくずれよう としています。このまま、〝米離 れ〃や脂肪の摂取量が増えると、 第二のアメリカになる可能性も あります。 アメリカで成人病予防やダイ エット食として注目されている 米が、日本では消費が減退して いるというのは何とも皮肉を話 です。 米食を中心にした食生晴。そ して理想的な栄養バランスを改 めて考え直してみたいものです。 炭水化量冨答体蟻 ▲, 日本人の食事は昭利53年度凶艮栄養 調査により概算したものです“ 炭水化物. % 要羞芯 炭水化合物複合体摘 ‘V く資料〉食糧庁lデータに見る日本の食糧」抄書弼 ゝ念べ 白い粉 高校生にも乱用 ゝ義べ 白い粉 紫せい剤はいまや大 きな社会間庖となっております が暴力団から主婦、高校生まで 乱用しているのが実態です。覚 せい剤を乱用すると身体をむし ばむことは、承知のとおり、こ れを常用していると精神障害を 起し幻覚作用から動機をき殺人 と言ったような第二次犯罪を諌 発させたりするのです。 当署管内では昨年三五名の乱 用者を檎挙しておりますが本年 に入って六月禾現在二五名を検 挙、このうち四名が何んと高校 生なのです。この恐るペき覚せ い剤は、このように私たちの身 辺まで憂えんしており次代を担 う青少年までをもむしばむ覚せ い剤を何んとか撲滅し透ければ なりません。 覚せい剤乱用者は一般的に ◇ 顔色が悪く、やせている。 ◇ 食欲がない。 ◇ 接収れなく、不規則な生活 子供に、どのように小遣い を与えるか - これは、しつ けの重要なテーマの一つです。 子供は、小遣いを通して、 になる。 ◇ 異常なほど甘い物を欲しが る。 お金の価値はもとより、上手 な使い方など、いわゆる金銭 感覚を身につけていきます。 と同時に、自分の生晴を自分 で〃管理”するうえで必要な白 蓮醍紬 自主性を育 主性や計画性も贅われます。 その意味では、小遣いは、 子供自身が自分の欲望をコン トロールしながら、自らの選 択のもとに自由に使えるよう にしてあげるのがよいでしょ てる配慮を けてしまうことにもなりかね ませんので、その点は気をつ けましょう。 そうはいいましても、小速 いの〝自主管理″は小学校三 年生ぐらいからで、それまで トフ0 毎日、少しずつ小遣いを与 えるのは、子供にとっても計 画の立てようがなく、その日 暮らしのような浪費ぐせをつ ◇ 怠けぐせがつき、仕事を休 む。 ◇ 理由もなく、家族の者にあ たりちらし暴力を振う。 などですので白い粉覚せい剤 撲滅のため地域のみをさまの通 報や協力をお敵い致します。 笠間警察署 防犯係 電話(〇二九六七一㈲二八一㈹ は、お母さんがそのつど与え るなり、欲しいものを買って あげるのがよいでしょう。 小学校も三、四年生になる と、〝月給制″や〝週給制″に による予算生括を送らせるの が、子供のしっけの点からも、 よい効果を生みます。 使い方については、あまり 細かいことまで差し出がまし く干渉しないで、自主性を育 てるように配慮をしながら、 上手なお金の使い方と貯蓄の 大切さを理解させるようにす ることが大切です。 国民健康保険は皆さんが出し 合った金(国民健康保険税)で 賄われております。本村の国保 いのある社会を共に築いていき たいものです。 - そのおばあちゃんは、毎 朝掃除をすることが、家庭の中 での自分の役割と考え、何より ました。長寿を 心からお祝いす るとともに、今 後も今日までつ ちかってきた知 識と経験を社会 に役立てていた だきたいもので す。こうしたこ とが、お年寄り の生きがいにな ると同時に、世 代を越えた新し いコヘミュニケー ションの場にも なるのではない でしょうか。 老人に生きが 九月十五日は「敬老の日」。 また、この日から一週間は 「老 人福祉週間」です。 お年寄りは、これまで永年に わたって社会に貢献してこられ 画画国は 国保の大切な財源 の財政は緊迫しております。皆 さんが使う医預費は年々うなぎ のぽりに上昇し、国保税だけで は当然支払いが出来ません。大 半が国庫補助金で支払われ、又 たりない分は、一般会計の換入 金で勝っている状態です。皆さ 人から納めていただく国保税も 全面的に協力して頂かなければ、 国保は円滑に運営することが出 来ません。国保税の滞納者が出 ますと他の加入者に余分な負担 を負わせたり、また納付率が低 いと国庫補助金が減額され、加 入者の皆さんに大変迷惑をかけ ることになります。幸い本村の 国保は、皆様の理解ある御協力 お年寄りの心の張り、生きるバ ネになっているのです。 家庭では、お年寄りの役割分 担をみんなで考えましょう。お 年寄りは自分の役割を通して、 の生きがいと感じていました。 ところが、ある日お嫁さんが 「そんなこと、しをくていいの」 と、掃除機を取り上げてしまっ たその日から、おばあちゃんは 強度の便秘に悩 まされ、とうと う寝こんでしま いました。それ が、また掃除を させてもらうよ うになったら、 ウソのように便 秘は泊ったとい うのです。 のけ者にされ ないこと、つま り自分は役に立 つ存在であると いう自信と、自 分のことは自分 でやれるという 気負いが、日々 を頂き良い収納率を上げており ます。国保税は柑県民税や固定 資産税(普通税)と速い目的税 であります。病人が増え医療費 が増加すれば皆さんから納めて いただく国保税も引き上げなけ れば国保の運営が出来ません。 統計によりますと医者にかか る人の四人に一人は風邪や腹痛 となっておりますが、ちょつと した注意で医者にかからなくて もすむ痛いも多いのです。皆さ んが自分自身の健康によく注意 して病気にかからないようにす れば、国保税も安くなり負担も かるくなります。 昭和五十五年度の国保税につ きましては、所得別蘇百分の五 (改正前百分の甲七)に均等 割五千円(改正前四千五百円) 平等割額八千円(改正前七千五 首円)にそれぞれ税率が改正さ れました。尚資産別額について は、百分の四十五と現行どおり です。以上の金敵が合算され国 保税として皆さんに納めていた だくわけです。この調定額(国 保税総額)を五十四年虎に比較 しますと、十一%増の釣三千四 百万円の約定額が見込まれてお ります。何かと出井の多い時期 でありますが国保の事情を充分 理解され御協力下さるようお廠 い致します。 家族との接点をもち、生きがい を見いだしていくのです。 雷几

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