広報ななかい 第122号 1979(昭和54)年 3月
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な な か い 昭和別年3月25日(4) 第122号 新学期をひかえて 柵はげませて、入学を心待 ちにしている子供たち - お 母きんとしては、期待と不安 の入りまじ?たお気持ちでし ょう○ ことに、初めて子供さんを 学校に通わせるご東庵では、 「勉強のできる来社なよい子」 になってほしいというのが、 率直な廠いだと思います. といって、文字や数字をむ やみやたらに教え込むのも、 山と丈夫な体 新学期ガ近つきました。新し <入『入学するお子さんをお 持ちのご家庭では、暮びに満ち た期待感でいっぱいのことと思 います。 今年は、田隈児童年です。豊 かな心と丈夫な体をもった子供 に育ってほしいというのガ、私 たち親の切なる輝いです。新学 期をひかえて、子供のしつけと 体力つ<りにスポットを当てて ぁました。 子供に妙な優趨感や慢心を起こ させ、入学後に雲霊言及ばさ ないとも限りません. 考えものです。 まず何よりも、子供を学級と いう集団生活になれさせること が熟決です。そのためには、子 供の心をリラッタスさせ、腱應 エチケットを身につけよう それがかえって、 学校生活の規則や 状態に気を配り、みんなと仲よ くやっていくために必要な、学校 生活の規則やエチケットを身に つけさせさし▲う.もう幼稚聞時 ▲書 代の甘えや依頼心は絆されませ ん.用便、洗鏑.食事のしかた はもちろん、「はい」「いいえL 「ありがとうし 「すみませんし 子供の自主性を大切に =過保護と過干渉の戒め= しつけとは、子供の自主性を重んじながら、日常生活に必要糊様式を習慣づけること-と観てはわかっていても、 痍原臥わカ年かわいさのあまり甘やかしすぎ壱「--一つまり遡保附こなったり、逆に親側とする子供性に近づけようと して、厳.しすぎる統称-いわゆる過干渉になったりしがちてす。 過保護と過干渉-この二つのしつけに共通していること臥子供の「自主岨を育てる上相とんど役立っ奮いないこ とてす。甘やかすのも厳しくするのもほどほどに-。 過保護になってはいけないと 思いながらも、ついつい世話を やきすぎてしまうのも、親なら ばこその心理といえましょう。 しかし、何どとも,過ぎたる はなお及ばぎるがどとし†で、 過保護も、子供の成育によい結 果をもたらさない場合が多いよ うです。一般的に、過保護と咤 子供のいいなりになったり、子 供が自分でしなければならない などは、きちんと言えるよう にしておきましさつ。 また、就下校時の変通ルー ルについては、通ず路を前も っていっしょに通ってふて、 危険なところはよく救え、一 人で往経できるょうにきせて おきたいものです. お母さんは、学校をは噌し. 子供きんには、学校は楽しい ところなんだという気持ちを 持たせるようにしてくだきい。 ゴ石嶋.. ことまで親がやってしまう、一 方的なサービス過剰の親子関係 をいいます。 このような過保護のしっけは、 子供の性格形成にどういう影響 を与えるかといいますと まず「子供のいいなり」にな っていると、子供は、自己中心 的で自分勝手な行劫をとること が多くなり、学校などの集団生 活に必要な協調性を欠くように しっけをサ習慣づけ.と考え ると、ある面では、半ば強制的 にならぎるをえないことがある のも確かです。ことに幼児期に は、厳格なしつけ・干渉は、子 供の人間形成にとって極めて重 要な意味をもっています。 ただ、問題はその度合いです。 厳しすぎる強制過干渉は、過保 護と同じように、子供の性格形 成にいい影響を与えない場合が ストレス たまると危険 なったりします。 また「世話のやきすぎ」は、 子供が自分で考え、行動する自 主的な生活経験のチャンスを少 なくさせることになります。 この結果、社会生瘡にスムー ズに適応できなかったり、自分 では責任をもとうとしない依頼 心の強い性格になりがちです。 しっけは、子炉白身、自らの 意欲に太られて行動するように しむけてこそ、自主性が育ちま す。まず、子供の身になって考 える これが、上手なしっけ のコツです。 多いようです。 過干渉の場合、親の理想とす る子供像に近づけるため、「こ うしなさい」 1やめなさい」「い けません」 といったような 命令・禁止・拒否のことばや態 度が、しつけの中心になりがち です。 子供は、親のいう通りにしな いとしかられ、時には休罰をも 加えられるということになると、 最近、野犬や飼い犬が幼児や 児童を襲って、かみ殺したり重 傷を負わせる〃火の事故〃が相 い次いで起きています。 犬はど人に従版な動物はいな いといわれますが、飼い方ひと つで恐ろしい野獣となってしま うのです。 事故原因のはとんどは、飼い 主のしつけ、訓練が不十分だっ たり、犬の生理に対する無理解 から起きています。エサさえ与 えておけばいい こういう安 易な飼い方が実は一番危険なの 親の前では、服従的で、素直な 〃よい子〃に㍍りうとしますし 円我をおさえ、主張をかくし、 悪くすると二面性をもった性格 にならないとも限りません。 親の鹿制に合わせるだけなら 本当の恵鴨での〃適応〃になら ないばかりか、「習恨づけ」に 大切な自主性も育ちま小ん。 親か子供をしかったり、世話 をやいたりする場合、あくまで も子供の自主的な行動を促す程 度にとどめるほうが、しつけの コツといえるでしょう。 です。犬も、人間と同じように、 欲求不満やストレスがたまりま す。その一番の原因は、運動不 足です。その結果、ストレスの はけ口を求めて狂暴になり、人 に危害を加えることにもなるの です。では、十一は一日にどれく らいの運動をすればよいのでし ょう。一般的には、犬の体重宅 そのまま距離に置きかえる つまり五キログラムの犬なら、 五キロの散歩が必塵といわれま す。 もちろん、l日中くさりにつ ′t、\ ・飽V 役彗晶板(ニ月言付) 卜部 真一 保険衛生課長 (同課課長構佐) 農業共済事業室長 深谷 周遊 (経済課副参事) 農菓委員会事虜局長 阿久津鎌太郎 の相祉住民聾輔佐) 中央公民館長 小林 千尋 (同館副館長) 棒務課長補佐 仲田 澄雄 (同課主査) 福祉住民課長補佐 飯村 吉伊 (農業委員会主査) 経済課長柄佐 富田 孝一 (同課主査) 教育委員会事務局次長 羽根右栄一 (同局主査) 竜雪ぎ卓邑---1...三三-_1-冒蓼i一l■亨 畜犬の 手数料変る 犬の手数料が四月一日より次 のように変ります。 ◎登録手数料 ニ、000円 一、ヒ00円 ◎注射料 ◎注射済票交付手数料 三〇〇円 ながれていても、延べ運動_は 距離に換算して二キロぐらいに ほなります。しかし、五キロの 犬の場合は、一日当り三キロの 運動不足が生じ、それだけスト レスがたまっていくのです。そ れほ、.大の獣性を呼び覚ますこ とになり、たいへん危険です。 犬には、十分なエサと適度な 運動を与えながら、厳しくしつ けて飼いましょう。
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