広報ななかい 第120号 1978(昭和53)年 11月
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か い 〔2) 昭和53年I1月25日 自転車の安全基準が決められ ました。 これまで自転車には、車の車 検のようなものはなく、安全基 準は野ばなしでした。そこで今 回「これだけは、安全逆転に必 要」という〃安全のための最低 線〝がしかれました。 まず、ブレーキです。ブレー キが不良で、思うように止まれ ない自転車ほど、危険なものは ありません。時速一〇キロの速 度で、三メートル以内で停止で きるブレーキが基準とされ、ブ レーキ不良の自転車に乗ってい ると、三万円以下の罰金です。 また、夜間は尾燈か反射器材 をつけなければいけません。し かも百メートル後方から確認で きるものでなければ失格です。 色は赤色、またはダイダイ色で 後ろから見える場所であれば、 大きさやそれをつける所は、ど こで∴青いません。 自動二輪車、原動機付き自転 車の乗車用ヘルメットの着用が 嚢づけられました。 自動二輪車に乗る時は、運転 する者も、荷台に同乗する者も 必ずヘルメットをかぶらなけれ ばいけません。いままでは、最 高速度門○キロ未満の退路なら れからは、ヘルメットなしでは ヘルメッ.トは不用でしたが、こ 自動二輪車には乗れません。M Oキロ以上で走れる道路を、ヘ ルメットなしで運転すると、逮 道路交通法が、七年ぶりに大幅改正 され、十二月一日から施行されます。 今囲の改正は二∴二人に山人が運転 免許を持つ「国民皆免許時代」を迎え て、クルマ社会の新しい秩序づくりを めざすものです。 主な改止内容は次のとおりです。 反点l点です。 また、高速自動車国道や自動 車専用道路では、二人乗りして はいけません。いずれも三万円 以下の罰金です。 原動機付き自転車に乗るとき ・q ヘルメットをかぶらなけれ ばいけません。 原動機付き自転車に乗って買 い物に出かけるお母さんたちも 必ずヘルメットをかぶって運転 しましょう。 暴走行為の 禁止 ジグザグ運転は慾役六カ月 暴走族に対する取締りが、一 段と強化されました。 十二月一日からは、t一台以上 の自動二輪車や車を樺に連ねて 運転したり、道路いっぱいに広 がってのジグザグ運転、走って いる車を包み込んでのいやがら せなど、共同して交通を妨害し たり、他人に迷惑をかける行為 をした場合ほ、全部の車が取り 腐りの対象になります。罰則も 厳しく慾役六カ月以下、罰金五 万円以下。違反点数九点。 麻薬や覚せい剤を飲んでの運 転と、酒酔い運転は厳罰で、一 度の違反で免許は取り消されま す1 菓、覚せい剤運転は、これ まで過労運転並みの比較的軽い 処分(違反点六点)でした。し かし、大事故につながる危険性 が強いうえ、麻薬、覚せい剤の 常用による中毒症を防ぐ意味も 含めての厳罰(十五点)です。 酒酔い運転は従来、十二点で したが、この改正で十五点に引 きあげられました。 優良ドライバーには、恩典が あります。 厳しい取り締まりばかりが、 決して能ではないというわけで 寸〜優秀な運転者には恩典があ わへ一層、安全運転に心がけて もらいたいというねらいです。 二年間、無事故、無違反の運 転者が、スピード違反や信号無 視など違反点二点までの軽い連 反を犯し、その後三カ月闇無事 故∵無違反だった場合は、この 点数は違反点数からはずされま オヽ 原動機付自転車を含め、すべ ての自動車が、損害艦償貴任保 険に加入することが法律により 義務づけられております。これ 咤万l交通事故を起こし加害 者になった時、たとえ無資力の 場合であっても被生暑に一定限 度の損害賠償をできるようにす 老人と女性 金融機関の行 き帰りや人通りの少ないところ で、ひったくりがねらうのは、 ひ弱なお年寄りと婦人です。 いくら大金を身につけている と分かっても、見るからに強そ うながっしりした体格の男性に は、ひったくりも〃一目〃おく 場A口が多いようです。老人と女 この制度は、国民年金の保険 料を長いこと滞納していたとか 国民年金に加入しなけれはなら ないのに、その手椀きをしてい なかったなどの理由で、将来1 老齢年金を受けることができな 最近は、一〇世帯のうち九世 帯までが生命保険に加入してい るといわれるはど、その普及は めざましいものがあります。 生命保険に加入し保険料を支 払ったときや、保険金を受取っ 回民年金の特例 -未加入者にも加入を- 原付自転車 自賠責保険に加入を 泥棒は心のスキをねらっている/ 一人歩きは危険〃‥ るためです。 しかし原付自転車には、車検 制度かないこともあって、自賠 責保険に加入していない車が相 当数ありますので、万一の事故 に備え、もしあなたの原付自転 車が保険に未加入でしたら、す ぐ加入して下さい。 くなってしまった人に、今から 時効にかかった期間の保険料を 納めれは、年金を受ける権利が 確保できるようにするものです。 納める保険料の額は、過去の. 未納期間一カ月につき四千円。 たとき、いろいろ税金の問題が 起ってまいります。 ◎生命保険料を支払ったとき、 支払額に応じて「生命保険料控 除」として、その率の所得金額 から差引かれます。 性の、大金を持っての一人歩き が最も危険です。 手に持ったあなたのハンドバ ックや買い物かどを、ひったく りはねらっているのです。 特に、銀行や農喝郵便局な ど金融株開の行き帰りほ、くれ ぐれもど注意を。 取扱期間は、昭和五十三年七片 一日から昭和五十五年六月三十 日までの二年間に限られていま す勺 なお、明治四十四年一日以前 に生まれた人や、サラn-マンの 奥さんなく任意加入の人は特 例納付をすることができません。 心あたりの方は、年金係へお 問い合せください。 ◎保険料を受取ったとき 支払った保険料を、だれが負担 していたか…‥・によって相続税 増与税、所得税のいずれかの計 算を行うことになります。 とにかく、保険金を受取られ たら、お近くの税務署か税務相 談室にど相談ください。 工業統計調査にご協力を 通商産業省では,今年も12月31 日現在で「昭和53年工業統計諷査」 を行ないます。 この調査ほ.製造業を営むすべての 事業所です。調査員が伺いますが,ど 協力下さるようお願いいたします。

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