広報ななかい 第96号 1972(昭和47)年 1月
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な な か い (3)昭和47年1月15日 墾攣萱恕重宝濫造 70年■托の村政に 村の総面積の八%(耕地五百 ヘクタール)に足りない僅かな 土地の上に、六早戸の農象が散 在して、過疎に悩むこの村を豊 かな付にすることは、至難中の 宅雅な業だ、そこで村の将来を 展望して、産業の万両づけをど こに求むべきかが問題だが、わ たしは水戸、日立百方都市造成 の計画と歯車をかみA‖せて行く ことが節.と思う。幸い当村は、 同車と地理的にも有利な位置に あるので、常に新鮮な農林畜産 物の安定した供給地としての役 糊を果し得るであろう。 ところで七十年代の課題とL ての一つに、.二小学校の組合があ げ上れる。学校は。住民との関連 が赦も身近なだけに憤囁の上にも 新牢おめでとうございます。 現在本村の人〓が近年減少の .歩をたどっておりますり その 原㈹の一つとLては、小規膜経 常の農寓、いわゆる兼業農豪が 多いことにあると思われます。 t一つには、安定Lた職場が少 ないこと、又魅力的な職場でな いということです。ですから、 中学、砧校を卒業された生徒達 が全部といっていいほど都市へ 人口の流出をふせぐ 五十代清水とみ樹齢鮒糾鯛 公共投資の充実を トノ 六十代 大森旭柵鵬錮錮糾 憤塵に事を選ばなくては悔を将 来に残す。多分に飛躍Lた構想 かもしれないが、村のおかれて いる客観的情勢は七十年代後期 から八十年代にかけて、町村再 編成の動きが出るかも知れない。 即ち、広域行政の拡充、産業間地 の大別じ化などをふまえて、住民 の低い賓望とLて、隣接町村への 合併が検討されるであろう二その 際、分村もあり得る)この仮定に 立って考えれば小学校は、一校よ りも二校の方がより合理的だ。 以上のことからして思うこと は、公共投資の充実を急ぐこと だ。即ち、道路、河川の改修、 教育、栴祉施設の改善、また農 地の基盤鴨備等があげられる。 このため財源が不足なら村有 資産の処分もまたやむを得まい。 いずれにLても、村民各層との 対話の場を持って、時代を先取 りする英知を結姫して、適切な 施策を打ち出すところに村はパ ラ色にかがやく将来が約束され るであろう。 集中しているようです。以卜の 解から、地形を生かした、レジ ャー塵繋及びその他の企業誘致 をすることにより、人口の流出 をくいとめることが山来ると思 います。又農業については、現 存いろいろな作物が作られてお りますが、何か本村の特産物的 な物が作られれば、それを柱と して、進めていけば、市場価格 についても安定されると思いま す。それにつれて、農家自身も 豊かな生活が出来るのではない でしょうか。以上の様な事が実 現されれば、恐かな村作り、そ して幸せな象庭につながり、村 民.八一人の幸せではないでし ょうか。 樗常に対し、住み良い七会村 ユートピアの出現をと誰しも同 じ思いだろう。いろくと注文 が湧いて来るに違いない。辞専 によれば、作家トーマスモーア の「ユートピア」は、世界のど こにもない島、ユートビアの社 会生酒を描き、婦人解放、私有 財否定労働力の組織化等、一般 大衆の平等、幸福をはっきり述 べたものである。遂にヘンリー 八世の忌緒にふれ作者モーアは 公書事例地視察及び本村との比較対照表 ヒ全村公告相場郡会 区 分 安中カド ミ ウム公1年関係 稲取鉱蝿ドミウ怠公害関係 阿賀野川 水糾公掲閲係 公 千歳鉱山KK商取鉱山 昭和電工鹿瀬製錬所 坑内より乗石鯛等の採掘選鉱 丁場の棟 九州対馬■方而よりの磨れを柵練 アセトヒチトの製造 1く (カー′くイト甑) 雛1次明治初期より大正木棚 の 第3次昭和42年・一塊旅 発 山の傾斜を利用しカドミウムを 鉱山の坑口から緋冊する出水及 阿賀野川上流鹿瀬町にある工場 製錬する維柁に催用する用水の ぴその水を・■一部選鉱に便円後塵 でアセトヒチト隠遁課程で水銀 公市感染 廃水と熱を要し,これが煙突か Jllきれる水か高取川を汚染L を傭吼 水銀含有の廃水を阿賀 生 患者発生 ムが含有し,魔水を用水として 胴水とする水Ⅲに収棟滅の被鞘 ランクトン.魚妄l短へ悠隠 そ の綿過 いる水Ⅲの土壌産米.大気をか と.土執 政米に鳩準以内では の魚を多量に食べていた者に水 源 ぶっている畑地の土壌産物等に あるが,カドミウムを汚始して 銀中寺患者が発生した。 カドミウムを汚染Lている。 いる。 胤患者は工場下詑40km地点 に多い。 被宰(患者) 発生の晴朗 昭和42年嘲.上り一風れミ 蓋…芸)脚間ニ 苗敬川全面と合挽の庵■r・川の・ 患者の症状及 挽城 魚族の生そくを断ち,水印の七 ばょる。 。 び披蜜の状況 但し死亡者1名が判定汚れた? (基準以下) ある。 膿準以上(1.00ppm以上) ′ト勝楕関係 約20hl:氾戸 汚塊棚 31.7h且 157Jう (内死者6人) 患者の敦及び 塩子戸ノ内前JJ約7I1823戸 (入院中2人) 披吾の面相 144.Oh8505J三 公 0公害発生の菜種を全面魔1L他 の実馳 公布対策 0沈澱槽の欄設 薬種に変更 宰 その緩珊5憶6,りα)万円蛮 対 (〉i・・川lの水仰旭喫,二†二胤廠米 0酬Ilの水明,鋸(臓=軋二 0抑=ク)水難.水道,井戸の水 隕 ニ臥 飲料水の分析調査 鮎分朋 (札 蝋 け大京汚染鳩の調査及び憶硯 0畑地住尺の健康状況美感調査 0抑Il囚の瓜H倣の珊碓禁IL と (朋布巾) (胡イ】ミは解除) 村)の公 0同飲料水便Jn禁止 補 □地放任1eの健康診断及び思椚 事項と槻 !l′・1一 惰 ○患者.治定のⅠ矩療冊の支出 0漁業組合への融琶 状 0上記ヂ項の継枕 絶2次 戸ノ内的水川に清水増 0戚判により息抑二村する慰謝 況 0飲料水の確保 入 料の支出決定 (簡易水道の設孤〉 筑3次小腸清閑係へ減収補偶 64人で2低7.50(1万円 対策と柵 0汚壕側の休耕及び補償 (65人)(5億2,叩0方「】) 欄と概要 41.5l18休耕 0漁薬協同組合9.000ブイMの柵 (1,00ppm以上) 惰要求lい 10a当り8,80,0〔嘲1】補憫 0患者認定の継絶 第2次汚埴(玄米の交換) (0.40ppm~1.00押m以下) 45年産米217俵46年取まとめ 備 考 大型幹線道路の増設 六十代小滝義良沢 絞首刑を受けるに至った事は、 あまり知られていない。 私は、理想郷と訳する、この 言葉を惑いとは思っていない、 良い郷土、良い村にしようとす る目標であるからである。大そ れた社会の大変革がなければ、 理想郷が出現しないという事は ないと考える。私は、敢て「ユ ートピア」を社会主義の経典だ と考えたくないのである。 現在本村に、芝生を植付け美 化しょうとしているのは、結構 である。それと併列して、漉い 森の英を忘れてはなるまい。大 いに実行奨励して、百年の大計 を樹立すべきである。標題に付 し一つだけ取り上げるならば、 都市からの大型幹線道路の増設 である。今日の様に、ダンプか 砂塵を巻く車、猛烈になっては、 学應ばかりでない‥般人の危険 この上もない、郡市並に車道歩 道併列するこが所要である。政 帽時に生じた、広場や曲り角は、 当然待避所であるペきであるの に、砂利や木材置場になってい る現況は、早急に除くべきであ る。地球上の人口過密化時代が 来る闘争の為の新兵鹿は、累横 し、自然発火の飽和点が、人間 生活の限界と交合した時点に於 て、人類の危機があると‥ギブ。 七会の道路も決して、山村の不 急道路ではないのである。 〃公 害″ 高取鉱山関係の公宜‥対策の一 環ト・〔て、十一一月六から八‖に 渡り、代長的な公セ=地である群 蟻県安中車乗邦亜鉛安中製錬所 のカドミウム、新淘県阿釣Ⅳ川 独城の水鎚について、現地祝盤 ヽ しました。参加者は、柑公対委 〓圧人、地元、蔵11代衣.一人、 役場二人計十れでLたり 細部については、左記の通りで す。
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