広報ななかい 第66号 1961(昭和36)年 6月
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(2) 第66号 昭和36年6月1日 下刈りほたいへんな仕事です 手間をはぷいたり手遅れになつ たりすると、すくすくと育ち始 めた層木も雑草や擢木.つる類 などがおいしげつてその中にも ぐつてしまい、成艮がとまり樹 形はまがり病気にかゝりやすく なり時には枯れてしまうことも あります。せつかくの植付もだ いなしになつてしまいますので 雑草や澤木から抜け出るまで毎 年下刈りをし苗木の成艮を助け てやる必繋があります。 全刈りをおこなつて完全に下 刈りの効果をあげるのが原則で すが特殊な場合、たとえば凧の 強く当るところ、寒さのひどい ところでは簡木の保霞を考えて 技師 豊作む勝ちとるためには、病 害虫防除をおろそかにしては望 めませル。近頃発生の多い病醤 虫と、防ぎ万について述べ参考 にしたいと思います。 いもち病は、最近保温折衷筒 代や畑苗代などが盛んに行なわ れており£して、田植時期も以 前より大分早くなつて釆ました が、屈の時代から、いもち病、 が発生し易いような作り方をし ている者が少くありません。 従って以前にも増して苗代時 ・における製剤撒布り必劣性が高 まつて釆ました。 届こり直前には必ず、水銀製 剤を撒布してから田植をしたい もわです。そうすることによつ て.病菌ど本田に持込むことを 防ぐと同時に、田植後二〜三遊 間.は裂いもち柄の発生を少な くすることが出来ます。整いも ち病は、大体平均気温が十八皮 〜十九度位になると流行し始め §\、㍉\い\、=、、ミ、、‥、、.、、こ、、\\、、、・・、、、、・ \、、、・‥ 、、、‥、、‥、、、、、、 、、、‥、・‥.、 .、 山林の下刈りほ 六月1七月中に… 荷作病害虫の防ぎ方 すじ刈り坪刈りを▼与ることがあ ります。又頂木の本数が十分で なく疎柚されているときも同様 ですが、これはどこまでもこの ような事情〃場合にかぎつてお こなうもので、手間をほぷくた めのものではありません。下刈 をつづける布教は植栽木が雑事 や慣木からぬけでかまでは毎年 六月上旬から十月上旬まで簡末 がもつともよくのびる時期の前 までに終らなければなりません 八月末や九月になつてからでは 意味がないことです。ただし相 えつけた年は根づきが十分であ りませんから乾燥のおそれがあ ると 刈乱し遅りせそ」とがあります 小 薬 輝 夫 ますが、分けつ最盛期頃から急 に発生してきます。進行性柄班 (暗禄のにじんだような不明瞭 な柄甥)がたくさん出来るとき は.その稜急激にまん建する前 兆です。病班の上にほたくさん の胞子が作られています。 このような時には直ちに水紙 製剤(セレサン)を五日おき位 に、二回、三回連続して撒布し 病班が褐色の停滞型石病班にな るまで撒布してまん延を食止め ましよう・。 もん柑病=もん栢病は、平均 気温二十二度〜二十三度の噴か ら急激に進展します。 第一次発生は被告稲や、他り 作物粍革類から落下し、さ菌鯖 が稲の粟榊に付着して菓鞘に侵 入し「ネヅミの小便のような班 紋」をつくりますが、だんノ\ 上にあがつてきます。早期我倍 でほ、シマハガレ病イシュグ病 と共に最も屯現される病害です ササわ多い土地では夏の土用 のころ全刈りの必要が.ありま す。年々労働力が不足して通側 に下刈りもよういでないことで しょうが苦労して地搾らいをし 僅末代に多観り経費を投じ7、植 林したのですから、かならず適 期に下刈りを行いましよう あなたの育てた木があなた〃 手で何度も伐る車が出光る琴で しよう℃ 最近携帯用動力下刈機か普及 してまいりました。本村の森林 組合でも十台〃下刈機む購入の 予屈とのことですのでご利用下 さい。 県北振興事務所林務課 七会林務職員駐在所 分けつの多い稲にこの病気の発 生が多く、また弼植すると発屈 し易くなります。この防像法は 1 窒素質肥料の偏用をさける こと。 2 幼穂形成期から偲ばらみ期 までの病班仲良期に、モンゼ ット水和剤(二千五百倍〜三 千倍)を十a (約血反歩)当 り百凪 (約血斗五升)以上、 又ほ同粉剤因斑(一、一〆) を株元へ撒布すると効果があ ります。 二化メイ虫について= 稲作に対して発生が多く叉重 要視しなければならない害虫は 、l一化メイ虫、・ツマグロヨコパ イ、ヒメトビウンガ、などがあ りますから注意しなければなな りません。今日では、パラチオ ソ剤等の特効薬か使用され始め てから、もうずいぶん年月がた っていますが、未だに憫まされ るのが二化メイ虫です。 メイ虫の一化期り生活がもう すでに始まつています、今年は 特に蛾の発生が早く、然も発生 量が非常に多いと予想されてお 六月の納税は 村民税■ 県民税第一期です。 納税は期間内に組合一指納めま しよゝワ。 ります。六月上旬頃になると早 期戦債の水稲は蛾が卵を蔑むの にちようど良い状態に育ってお ります。この為かえつて幼虫は どん〈稲を食ってひどく加害 しますから、六月二十日前後に 防除を行ない、稲を安全に生育 させるよう望みます。 防除英剤としては、ホリドー ル乳剤二千楷液か毒性が少々低 い残効性の長いEPN剤千元首 倍液又は毒性が極のて低いもの では、デイブテレックス乳剤七 百倍液が良く効いていますので 、それぐ使いなれた薬剤を経 済的に、上手に償って今年も成 果をあげましよう。 早期栽惜では発蛾敢盛期直後 一週間〜十日・瞥通栽培では田 植後十四日〜l一十一日頃に粉剤 なら三瓦(約八百匁)乳済は早 期我鹿で、首十必(約六斗)普 通植七十凪(約州斗〕位を十a (一反歩)当り撒布して下さい ウンガ顆、その他の害虫はマ・ ラソン乳剤二千倍又はRHC十 五%、乳剤五首倍絞又は三%の 粉剤を三社〜掴斑(約八宵匁卜 一、一〆)撒布して下さい。 学隼PTAで ラジオホーム、セット 寄附 徳閣小学校でほ、このほど学 年PTA 〔男四季叩)よりラジ オ、ホームセットを寄贈され 。 学校・hは擾秀な校内拡声楽鹿 はあるが実際にはいろいろと間 組があり楢川面でほ陵内放送か 主■「あとは連絡用になつている NHKからの宇陀放送は年々 冊究されて、.山間の学校では学 習.生活面の指導に是非聴取さ せたい番組ばかりである。 そのため調川学任PTA(委 員畏山口操氏)では指導に巾を 持って子供か伸ばしてほしいヒ 学級に卒業まで持ち上りみ原則 とし去る五月十畑日九千円のホ ームセットを寄贈したものであ 時ならぬ大雪におどろかされ ましたが、背戸の田〃蛙の、夜 を徹してのコーラスや、南の国 からの棲り便りも、ぽつi聞 かれる頃にな軋ますと、私達ほ 、迫・り来る農繁期と撞夏て、何 かあれこれと気忙しく過す各日 です。 勿論.主婦はどちらでも家事 に追われて忙がしい事で いますが、特に私達農家の主桁 は、家事労働にだけ、悪心して はいられません。男の万と大差 ない農作業が加わりますし、家 族の構成人員によりましては、 更に相当複靴多忙な生活嶺して おります。 戦後婦人の地位が向上し私達 堤村析人も、お姑さん万と比暇 す才ュば、随分生活五楽しめるよ うになりましたが、私達わ身の 過りには、斎だ′\多くの問題 る. .●-Ir・.′-■l1-■q.→皿l■㌧ナヽJ一.一-勺■7一■.1′も√,.i】:-ごヽ′■.-■〈一▼一.√’′も√■.′■’:ご■’一▼.-√’r■■ユニオーーr ±月三十一日七会村 連合如入会総会研究発表 しあわせになるために .くミ.〜.}き▼7!一..く7.盲きミ‘∈J.宅く∫し′.そ.空言空事L ヽ1 一、病害虫の共同防除 田杷が終ると病害虫の防除を 考えなければなりません。 昨年は皆様の御協力によつて 初めての共同防除を実施しまし た、その結果は御承知のように 好成蔚だつたと思いますが、時 期が少しおくれたうらみがあり ました。 本年ほメイ虫蛾の発鮎が多く イモチ病と共に多発りおそれが あると警報が出ています。それ で今年はメイ也の第一化期を目 標にイモチ病と同時に共同防除 を実施すべく近く関係者り協議 会を開く予定です。皆様トお気 付の点がありましたら遠慮なく 申し出てこの共同防除がより効 果か得るよう御協力願います。 l一、麦の出荷と秋肥の予約 木月ほ麦の収獲睡です、出荷 の準備はいかがですか、又空俵 検査ほすんでいますか、繋が早 いようですが組合でほ本月末に 秋肥料の注文を√る都合上近く 皆掛より予約租芸を頂きます を持っていると思います。 世はレジャーブームとか=…・ 私達ほ此の複推多忙の生活の中 にあつても、もつと真剣に自分 遣り生活を見つめる時間を持ち たいと思います。 先頃産経新聞の婦人憫に、江 木文彦先生の「ほ-むまねーじ めんと」と云う記事が掲載され たのをお読みの方もある七思い ますが「ホームマネージメント 」とほ、家庭管理と云うことだ そうで新らしい家作りの家事の 取り方だそうです。 江木先生は、大会社の社長婦 人も、その日暮しのお神さんも \トさ寸ヾヽ\\\\\\ゝさヾ\↑ヾゝトヾ\>ヾ\\ゝ予ヾゝさヾ\さ\ゝさヾヽミ\\\ミ\\ヽ、\モ\ミヽミJモモ、ヾ、ゞヾ\、\\ヽト亡ヾヾゝ>\ゝ亡ヾゝナヾ\ゝヾ\、ヾヽ\ミ\\\\ヽ\ミ\ゝ亡ヾゝさヾヽミト.\\モ\ゝヽJヾ\ミ、ヾ\\\\ヾ\・÷ヾヾ\}÷くヾ\トいヾ\\ミ 塩草農協だより ー・ ∵.∴ 主婦としては同じ「主婦りしあ わせほ」、財塵や地位等絶体必 要条件でほあり圭せん、しあ.わ せな三桁、よい主締とは、暖か い人間関係が作れる人、能率的 に家事を整理して、自分が向上 する時間を作れる人のことです それには計画的な生活をし、能 率的に家事を処理しなければな らないと云わづれています。 計画的生活について.新生活 還勘地区研集会での、加藤千代 三光生のお語を.仲田先生より 伺いましたので、その要良を紹 介いたします。 生酒とは只単に生き」しいるこ とではありません。一歩一歩、 一日一日前進しているもの、い つでも築かれているものです。 世の中に生物ほ沢山ありまし て、中には人間に近い秩序をも って、食物を貯へ、子孫女育て ておM/ましても.進歩がありま 折を見て充分計画を立て、当方 より受注にお伺いした際ほ洩れ なく実数で注文下さるようお研 い致します。 三、農休日の設定 「勤め人には日曜日があるのに 農家にはなぜないのだろう」と よく聞く話しです。 農家の日曜は各人がつくれば 何時でも自由に出来る問題です が、・各日まちノ\でほ休み心地 が悪いものです。こんなことか ら去る五日初旬開催の総会の席 上農休日設定が話題となり.過 日この問題て、農協役員、部落 会長、婦人会良.青年会長各位 の合同会議を開き、設定の賛成 を得ました.実施は各部落各位 の御賛同後ということになりま した。皆様には部落会長さんよ り.お話しがあつたこと〜思いま すが御協刀をお膳い致します。 農休日は「一日」と「十五日 」 の午後ということで実施日に は青年会員甜君が旗等を立て皆 様にお知らせすることになつて います。これも生活改善り一端 すこしでもゆとりのあるくらし を立てることに御賛成下さい。 せん。少しでも進歩しようとす る生括は、つまり計画的である 竿ですが、進んだ意欲か少な.い のでしようか、これを考える努 力が足りなかつたのでしよう か、なかくスムースには行き ません。計画的な生活の目標 に、幸福になりたいと云うこと です。幸福とは一人一人の持っ ている命と刀を、思う存分十二 分に発揮できる時、昨日より今 日、今日より明日と、その瞬間 /\に自分の持っているガを発 揮している時です用お互の生活 を、自分の暮しを、本当に尊重 して行げる明るい住みよい町や 村にするよう、誰もが気をつけ ましようと云うお前だそうで す。 (以下次号) (下徳蘭鋸人余間部きぬえ) 校舎公売公告 一、売払物件名、現七会中学校 校舎 二、物件の所在地、七会村大字 小勝二、三一四番地 三、物件の番号及び坪数 第一号一棟一三〇坪 第二骨一棟一二〇坪 四、入札及び開札場所、七会村 役場 五、入札及び開札の日時、昭和 三十六年六月二十日(火) 用人札保証金受付、午前九噂 から午前十一陣まで 回入札、午前十一時から正午 即時関札 六、入札保証金、各自見楷佃租 の百分の五以上を一口毎に現 金で納付して下さい。 七、契約締結期限.、昭和三十六 年六月二十五日 八、契約保証金、滞礼金慣わ百 分の十以上を現金で納付して 下さい。 九、郵便入札、認めません。 十、代余納入期限、契約締結わ 日から三十日以内 十一、代金の姓納認めません。 十二、物件の引渡、村長が別に 定める 十三、物件の取こわし及ド碓山 期限、村長が別に定める。 十四、現場案内、三十」ト年六月 十五日 (木)午後一時より午 後三崎。 十五、.その他、その他不明の点 ほ七会村役場にお尋ね下さい

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