広報ななかい 第59号 1959(昭和34)年 11月
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昭和34年11月1日 第95号 (2) なし、農林省や全国農事試験現地指導に釆村するし、この 陽の最高技術者連と堂々の論研究会も本年は恵まれた年に 陣を張り所謂、農学の革新のなりそう。宰に会員諸君の水 ため健斗されている一方協会稲の出来具合は、どの田を見 運営の賀任者として、全国会ても溝に素晴らしい成績で 員の指導に当っている多忙なす。 験場を持ち故大井上康先生の 塵紋にか1るもので政治的色 彩の全然ない技術本位の研究 団体で常さま御承知のブドウ 宜峰、宜鯨その他最高俊秀品 種はこの試験場で創出された ものです。 協会の内容、その学説につ いては、この紙上ではとても 書ききれたものではないので 省略いたします。 恒屋氏は協会では勿論、 本中でも権威者として重きを 農協会は伊豆の天城山麓に試賑やかに受講できたことほ 先ごろ(八月l一十二日)日 本理農協合理事長恒屋棟介氏 が私共理典研究会のため現地 の祝祭、恋敵、技術指導に光 講されました。 同氏は協会の他の技術者と 共に全国各地の研究会のため 技術指導に迫るそうだが実に すぐれた理論家であり、また 前号で表作の奨励品種や、 肥培管理の概要を述べました ので、今回は最近斬らしく出 現その効果を発表されている 次の「除草剤」を紹介すると 同時に、この薬剤の使用に当 っての注意事項等を説明して みたい。 ㊥「OAT」=通称シマジン として市販されている)白色 水和性の微粉末である. 殺革作用は、主として薬液 が土壌に浸透ん雑草の粗から 吸収害作用を起こして枯らす 特性をもち、.薬効持続期細は 五〇個〜六〇日樺度である。 撒布の方法は、土塊全面処 理と、麦の生育期つまり本葉 二、三枚の時の二つがあり、 実践的な技術者としてち立派方の万、農事研究会の青年諸 3植物の発育の生理 な権威者であります。この理君など、多数参加者があって 4窒繁同化作用と結実 麦作に対する 瓢除草剤の使いかた 普及員 山 田 芳 伊 どちらでもよいが、特に生育 期処理の場合は一回中桝後に 撒布したら効果的である。 撒布量は.一〇アール (反 当)有効成分で四〇g(一〇 匁〜五〇g(二二匁)玄水七 〇L〜一〇〇L (約五斗) に 溶かす。 但し、紗質地は三〇g〜四 〇gを水七〇L〜一〇〇凪 ( 約五斗)稀択して境野器で撒 布する。 ◎「CIIPO」=通称アイ ゼーシーと呼ばれるもので黄 褐色状の乳剤である。 牧草作用は「CAT」と殆 んと同じで薬液が、根から吸 収され根の伸長を止め枯らせ る。 司会者として喜びに堪えない 次第で、ご協力下さった皆さ ま疋本紙上から感謝いたしま す。 去る三月六日には埼玉県の 青年技術者萩原氏がブドウの かたで、本村の如き僻地では 扱て今回の講義の内容は甚 なかなか出講を願えない人でだ豊富でとても裁には書きさ あります。 れないが、特に党調された点 今回は絶好の機会であり、を要約し項目別にまとめると 私共会員ばかりでなく熱心な次の通りであった。 一般農家のl人でも多くが雅一、一般作物(主として水稲) 講されることは必ず益すると 1農業経常の根本 ころ多しと思いおいでをおす り山多肥、多野、多薬農法に ゝめした次第です。当日は遠 対守る批判 恒屋氏を迎えて 七会研選農究会代表 阿久津守男 薬効の持続期間は、四〇日 〜五〇日程度で撒布方法は、 土壌全回撒布と生育期撒布の 二つの方法があるが、砂質地 の場合浸透して薬害を生じ易 い、従って砂質地の場合CA Tをお奨めしたい。 拇布量は、一〇アール当り (約反当)一五〇CC (約八、 三合)を水一〇〇L約(五斗) に醇かして撒布する。 尚、この薬剤はC一五度以 下の低温時でなけれげ効果が ないから注意下さい。 ㊥「PCP」=接触型の代表 的な除草剤で、棺物の茎や葉 にふれると急速に替作用を起 こし枯死させるから使用に当 っては裸地文は、麦播種覆土 直後に撒布するu 土壌中の残 効期間は二〇日位で非常に短 かく土壌の浸透性は一Cm〜 二Cm程度にとまる。 撒布量は一〇アール当り一 Kg(約一七〇匁)〜一、五 生態的変化 65に対する検眼の養成 7水稲栽培の大略 二、果樹栽培 1果樹類栽頼の有利性 2果樹栽増一股 3労定一般 4果実の質の改善方法 三、その他質疑応答 以上項す別に要約したが、 氏の講義は非常に熱があり、 その説明が明確で少し一■-」ぁい 5栄賓の週期的発育段階と Kgへ四〇〇匁)を水七〇L 〜一〇〇Lに溶解して椿税直 後のみ慣用する。 但し紫外線によって分解し 効果が落ちる。更に毒性が強 く水田真作等に使用する場合 特に注意して頂き度い。 以上新らしい除草剤の特性 等を紹介しましたが、使用に 当って特に注意を要する点と しては、 第一は、■覆土と砕土は出来 るだけ丁寧に行い覆土はl一、 まいさもなく、流石に棉威索 たるの実力に充ち感縞深いも のがありました。講義が済ん だときほ既に日暮に近く、急 ぎ戸ノ内所水稲の実施指博を 受けただけでブドウ、桃守成 ついての実地指導は中止せぎ るを得なかったのは私として は、最大の心残りでした。御 諒承願います。 籾て今回は村報病疫係より 原稿を依税されたので、この 稿を草したわけです。長い間 沈獣してこつくやっていた 理農研究会が今回始めて名乗 をあげたような型になったが 私共会員は、真剣に作物と取 り組み研究している者達の椎 術本位のさゝやかな集りであ りますが、着々と実績を績み 上げていることは、確実で一 般作物については、勿諭です が、特に果樹栽培熱のブーム の申で勝ち抜くためには栄週 による良質のものを経済的に 生産するの-でない限り広く市 場性を確保することは出来な いと確信いたしています。 敢えて青年諸君の勉態と男 気を期待する次第です。 優勝旗は 村内小学校の運動会は、九 月二十九日 (台風で二日延 期)徳蔵、規子両校が、また 十月四日小勝と学区内を対象 に各稗団体が参加盛大に行わ れた。 霹車二回村既体闇来会 塩塩 こ子子 竺小育 五Cm〜三Cm(約一寸) の 厚日とすること、厚冒の覆土 でも麦には支障がない。 第二は撒布方法で「ムラ」 なく、たいらに行うことであ る。 尚、この殺革剤は、主とし て、水田裏作の愛及び麦畑の 稚草(スズメノチッポウ、ノ 、、、′ブスマ∵ヤイモダラ等) の防除を対象にレたこと 記する。 会、PTA等々村民のほとん とが参加、なかでも優勝旗の 争奪で行われる小学校対抗の 叫′レーや青年会の秤目は予想 通り熱戦が展開され、小学校 対抗リレーほ胸の三分の一差 で塩予が優勝糾度目の栄冠を 飾り、青年会は圧到的強味を 発揮して塩辛が八連勝の偉業 をなしとげた。 またこの激戦のなかにも小 学校児童のかわいい遊ぎや、 婦人会と青年会の舞踊のなご やかさにこつた眉をほぐす盛 り沢山のプログラムで、正に 月十一日(日)七会中学校運 動会と合同で行われた。 大会の参加範囲は、中学校を はしめ小学校、青年会、婦人 好 の 運 動 臼 云うべき村民体育大会は、絶 学年 枚会 小学校 よりに意まれた十 し一Iに 総仕上とも 村民体育大会にふさわしい秋 の一日であった。 主な成繚左記のとおり ㊥小学校対抗リレー 一位 塩子小学校 鶴田千代子 阿久津幸男 阿久津此ハ子 増井 詔明 二位 徳蔵ク 三位 小勝ク ㊥職場対抗 一位 営林署チーム 二億 小膵小学校ク 三位 塩子小学校ク ㊥青年会 陸上男女総合 二位.岩下 明(五) 三位 小林 光男(塩) ㊥八百米リレー優勝 五字チーム(塩沢、河原井 萩原、富田) ㊥走巾とび 一位 仲田 裕一(塩) 二位 阿久津早男(ク) 山二位 清水 功(小) や∫でLび 一位 二位 三位 ○男子部 ㊥首米 A組 B組 ㊥二百米 A組 二位 lニ位 ㊥†ラリソ 一位 .L■ 鰍r (農事の多忙射知らぬげにゆったりねころぶ乳牛) 塩子音年会一七八点 小勝者年会 八一点 五字青年会 七五点 ◎ 四 百 米 B組 鶴田 ㊥八百米 一位′大森 二位㌧仲田 三位 坪 ㊥千五官東 一位 大森 A粗 大森一郎 鶴田 進人塩) 桑野 膵雄(ク) 桑野 勝雄(塩) B組 鶴田 進 (ク) (塩) 小林 昭夫(ク) 坪 融(小) (根本屋折返し) 小林 昭夫(塩) (塩) 進 (ク) 一郎 (塩) 信夫 (ク) (小) 一郎 ㊥ 」㊥ ㊥◆ @・ (彰 二BA膏■BÅ五女三二一砲三二一三三二一 首組組米組組十干位位位丸位位位段位位位 盗難の被害は 油断が年分:…… いろ′〜の犯罪のうち、わ たし達の身近に多く発生する のほ、あき巣や忍込み等の盗 犯です。ぬすまれてからこう すればよかったと後悔するの が人情です。 さて、盗難防止にわたし達 の家庭ではどのような点に留 意しなければならないでしよ うか。犯人ほ表出入口をはじ め、入りやすい所を巧みに狙 っているのですが、これらの 浸入口状況を調べると、申分 ほ戸締りがなく、次は錠があ っても忘れてかけなかったの ですから、犯人に乗ぜられる 油断が、わた/、し達にあった と云えます。 少なくとも防犯に対する心 がけ一つで犯罪の半分が減る と云われるのも当然で「百の カギがあっても心のカギ」が 欠けていては、何にもなりま せん。戸締りそのものが不実 全では丁度わが田に水を引く ように泥棒をわが家に誘い込 むようなものです。「盗られ て泣くより、盗られぬ用心」 この際不完全な所は修理する と共に、かけたと思っても、 摩る前にもう一度見廻ってた しかめましよう。 七会村駐在所 七会村防犯協会 ㊥二百米 A組 石川マリ子(塩) R粗 大森みき子(こ ㊥四古米ガレー 優勝 投 と び 清富仲 水田田 昭裕 功一- ( ′‾\′‾ヽ 小五塩 ) ) ) 米 清水 功(小) 阿久津早男(塩) 仲田 澄雄.(ク) 加藤 昌秋(小) 川村 昭三 (ク) 河原井 浮(五) 羽根石節子(塩) 石川マリ子 (ク) 大座畑寿満子(虚) 羽根石節予(ク) 「兜の瀾脇」 そろく木の葉もおちはじ め、火がこいしい時期となり ました。 火は私達の生活上なくては ならないものですが「一寸の 油断」でとりかえしのつかな い大事をおこしますからお互 火のもどに注意しましよう。 「みすぎて 損なし火の始末」 ◆五月五日実施球技大会 優勝 野球 五字音年会 ケ 排球 ク ク 卓球 塩子琶年会 球技大会優勝チーム五字音 年会に根本弥平氏寄贈の優勝 旗が当日授与された。 塩子チーム (石川、⊥羽根石 大座畑、大森) ㊥走巾とび 一位 二位 三位 ㊥宏高とび 一位 二位 三位 ㊥砲丸授 一位 二位 三位 判 十1月の納税は ハ 周党費産撃二期と 九月二日付 防時啓記任命 鶴田 小.ノ.\.′.ヽ.′.\.′●.ゝ.・:・:・::▲ 村内接戦員の異動 教職員 ◎九月一日付 七会中学校へ 教諭 菅又 正雄 臥体大 ◎九月三十日付 徳戒小学校 教静 田村 滑 空中へ ◎十月一日付 徳滞小学校へ 教諭 森 誠一焚師卒 境子駐在所 川又千茨 笠間市南吉原へ 石井三男 友部派出所から 役場職員 七月三十・一日付 臨時望記退転 境沢キヌエ 国保税三期です 根本 文子(小) 石川マリ子(塩) 坪 セツ子(小) 根本 文子(小) 央野千代子(塩) 清水 サヨ (小) 清水 時子(五) 河原 モト (ク) 大座畑すみえ(塩) しい 7せ き子 ,,■-、.・■■ヽ.●■■ヽ.■●■、.一・

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