広報ななかい 第52号 1958(昭和33)年 10月
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七 金 升52号 報 昭和33年10月20日 (2) 所を指さして話しています。 これは『巡回連絡』と云って 迷子や道案内の資料になる案 内簿という帳面を整理したり 泥棒に入られやすい所や、入 られた時の心得などについて 皆さんに連絡する『防犯指導』 と云う仕事です。あれ今度は 自転車屋に入りました。油だ らけのこ主人と何か話してい ます。お巡りさんは店に列べ てある荷札つきの盲自転車を 一台づ▲見ています。そのう ちご主人は古びた帳面を持っ て釆てお巡りさんに渡しまし た。 ここは笠間警察署、市内受 持のお巡りさんの一日につい て、ご案内してみましはぅ。 若いお巡りさんが一人何か 帳面を持って署の玄関から出 て釆ました。後をついて行っ て見ましよう。 あれあの曲角の所から一軒 一軒帳面を見ながら何かして います。五軒日の家では出て 来たおばあさんと玄関の鍵の この三小学校の個色発表と も云うべき村民体育大会は絶 好の運動日よりに嘉まれた。 十月十二日(日)、七中運 動会と合同で、同校グランド に於て行われた。 大会の参加範園は中学校を はじめ小学校、青年会、PT A、婦人会、各職場等々、村 民のほとんどが参加され、中 学生の日頃鍛えた数々の演技 村内の小学校の運動会は、 九月二十三日徳蔵小を皮切り に、十月八日塩子小、十月九 日小膠小と通学地域を対象に 各種団体が参加、各校の特色 を充分発揮して盛んに行われ た。 理解んましよう お巡少 竿一回村民俸闇米会 優勝旗は欝順鞘船出 『迎えに釆なかったのかな』 と一人言を云いながらお巡り さんの近くに釆て、何か尋ね て んの指さす方に歩いて行さま した。これは『地理教示』と 云って、尋ね先がわからない 人に教えることです。 お巡りさんは駅の時計を見 て本署の方に帰りました。 本署の一寸手前で若い女の 人から話しを聞いています。 何の話しかな買物に来に財布 お巡りさんはその帳面と青 白転革を照らし合わせていま す∵やがてその帳面に万年筆 で何か書き、判を押した一っ です。なんでしよう。 あれは『立入調査』と云っ て盗品ではないかどうか、そ の他防犯上やる仕事です。 こうして二十軒程巡回連絡 をやったお巡りさんは駅の待 合室に入って行きました。 年をとったおばあさんが、 大きな風呂敷包みを持ってう ろうろしています。 から、優勝旗の争奪で行われ る小学校のサレーや、青年会 の種目に軋予想通り激戦が展 開され、地元民の熱狂した声 援に観客も手に汗をにぎった また小学校児童のかわいい遊 ぎや、婦人会と青年会町舞踊 (一部男子青年も参加) のな ごやかさに、こった眉をほぐ したりする盛り沢山紆プログ ラムで、.正に村民体育大会の 名にふさわしい秋の一目であ った。 優勝旗争奪の青年会対抗は 毎年最下位に甘んじていた 五字青年会が俄然奮起、女子 部に於て升一位の得点をする 一万、男子部に於ても全種目 お巡りさんはここを出て右 の大通りに出ましたパ丁度十 字路の所で自転車を止め向う から釆た貨物自動革を止めま した。運転手と何か話し合っ 今度は交代に別なお巡りさ んが出て釆ました。自転車に 乗って出かけたので後を追っ て見ましよう。 大通りを左に折れ左右を見 なからゆっくり進んで行きま す。向うから中学生らしい自 麿串の二人乗りが釆ました。 お巡りさんは自転車から下り その中学生に注意していま す。二人とも頭をかいて自転 車から下りて歩いて行きまし た。これが『交通の指導』で す。それから五首米収行った 左側の大きな瓦屋根の門先を 入って行きました。小さな小 箱の中から紙を出し判を押し ています。これは何の仕事で しょう。これは『警ら』と云 って受持内を歩いていろ/1 の仕事をするのに要所/\に この小箱がおいてあります。 を落したんだってJ いろいろ 聞いて手帳に書いています。 これがヨ過失物受付』と云 う仕事です。品物やお金を落 したり拾った時はすぐ警察に 届けましよう。 ○ 〔〕○ 千 四百 五 首米 古井刃7米升 米四一り四 また小学 升一走者か に善戦、一七連勝を飾った堀子 音年会と共に賞賛された。 蔵小学校が金員好走し三連勝 に輝いた. 尚その他の対抗リレーでは 左のチームが優勝した。 ◆職場対抗 営林署チーム ◆連絡組合対抗 小勝仲郷ク 塩沢さん県大会で 三年連続人質 去る九月二十{日水戸市に 於て行われた県民体育大会に 西郡代表として出場した。 塩沢、片岡、大森の三選手 ほ左の過り活躍した。 位 レ 一 定者 走者 摘雛… 予 選 、塩 で片塩升沢 惜岡沢六千 放さ千位代 だ代 子 子子 \ 大森.て一郎 レーは、 立った徳 / 左側を通っているのを 人は右 車は左です と指導か たく注意しています。 こんな仕事を交通の指導取 締と云って交通事故を防ぐた め大切な仕事の一つです。 約三十分程でまたお巡りさ んは自転車に乗って東の方に 行きました。四ケ所程『暫ら 箱』の紙に判を押し今度ほ、 佐白山公園に登って行きまし た。お巡りさんはハンカチで 汗をふさながら公園一帯を見 渡しました。 向うの木の下のペンチに自 転車を立てかけて腰をかけ、 タバコを吸っている二十才他 の男に視線をなげたようです お天気なのに長靴をはいて色 ています。運転手は手帳のよ うなものをお巡りさんに見せ ています。お巡りさんは日動 畢の前や後の『アカリ』をつ けさせたり、消させたりして います。やがて運転手に手帳 のようなもの(運転免許証) を返したら自動革は動き出し ました。 伺うから一列横隊になって 自転車に乗って来た高校生に 注意をしています。叉農家か ら出て釆たおばあさん三人が 猪の手も借りたい実りの働 の農緊期がやって釆ました。 ただでさえ忙しい農家の主 婦は、家事に畑仕事に、ます ます労肋が過韮になります。 このため特に姫婦は長時間の 立仕事や、腹部を斥迫するよ うな姿勢の仕事、また重い物 の運搬などをして、流、早、 死産をおこしたり、未熟児( 生れた時の体重が二、五〇〇 g以下の弱い乳児)出生の原 因となることも珍しくありま せん。 したがって軽い仕事を選ぶ ようにし、できれは立ってす る仕事と、盛ってする仕事を 過当に行い、三十分位い働い たら十分位い休むということ が必要です。 お巡りさんの一日は夕方で 終るのでなく『夜警ら』と云 って誰れもがねてしまった夜 中に受持内を歩いて皆さんが 枕を高くして眠れるよう警戒 に当ります.今署内に消いた お巡りさんは今晩十一時から 夜の替らに出かけるとのこと 私達はお巡りさんに感謝して 帰宅しました。 このほか、水震火災、強盗 役人など重大事仲が軍生した 場合は、署長の非常召集命令 に応じ生命財産わ保護に当り ます。(筆者は笠間警察署次 席小川勇氏) 桝にして、山時間位いゆっく り休むヰフにして、体の疲労 を早く回復するようにしなけ ればなりません。 丈夫な赤ちやんを生むため には、胎児の発育と妊婦の健 康を保つため、平常より二〜 三割多くの栄章を必要と . 毎日同じような食物をどって いると胎児は、母親の栄養捧 取け状態に関係なく、発育に 必要な量を母体から吸収する ので、母親が栄養不足となり 分娩時の障害を起しやすくま た産後の回復もおくれ、ひい ては早老の原因ともなります だjrき■蠣L-≡=--■l■彗』r メガネをかけています。 何時の間にか、お巡りさん は、その男のそばに立ってい ます。何か聞き始め自転車の 泥よけの肝の名前を消した所 を何回も見ています。間もな くお巡りさんはその男に自転 車を押させ、後からついて本 署の万に行きました。 あれが『職務質問』‥と云っ て犯人を検挙したり防犯上最 も大切な仕事なのです。 やがてお巡ケきんほその男 を連れて本署の玄関から奥の 万え消えて行ったが、あれは 自転車泥棒ではなかったろう か?。 、れ 足を充分に伸ばし、身体中 お畳休 た手足 をみ すl つ 汗や泥水にぬ かり拭って背 赤ちゃん 入賞者決る 九月中旬実施した乳幼児検 診の成績票を、笠間保健所に 位相審査した結果、次の六人 を優良乳幼児として決定表彰 することになりました。 ので、栄養に富んだ食物を食 べるよう心掛けなければなり ません。 また姫娠中はややもすると 胃腸の働きが弱くなりやすい ので、なるべく消化の良い栄 養のある食物を腹八分目にと るのが良いのです。 将に蛋白質は、胎児の発育 のために、また乳を出す準備 のためにも多く必要ですが、 姫娠後半(五ケ月以後〕に入 って、脂肪の多い牛、坪内を たくさん食べますと、姫娠中 毒症を起しやすいといわれて おりますので、脂肪の少ない 魚肉、宝典品(豆腐、納豆等 )、牛乳(山草乳) の蛋白質 を充分とるよう注意しましよ う。わさび、からし等の香辛 料をとるのは止めましよう。 舵娠中は、健康な人でも、 体の抵抗が弱くなって、種々 川村鮪泊さん 福田洋子さん 予約兼出荷ほ 早期に. 本年産米については、豊作 によって予約米の売渡は全戸 完納出来ること1思いますが 写年より表彰規定も変り最初 ヒ冗了した町村が表彰されま うから、昨年同様皆さんの御 伽刀を特に切望いたします。 (供 米 係) ヽ ヽ 英雄さんの長男で、身長六九 セシチ、体謁八、七千P、胸 囲四五七センチ、頭囲四四、 五センチ、母乳が農富な由。 福田洋子さん(生後九ケ月) 徳蔵、建具職定夫さんの長女 で、身長七五セγチ。体重一 〇キロ、胸囲四八、五センチ 東園四五、五センチ」四ケ月 頃から離乳をほじめた由。 ⑳二等 卜部一雄 宜共長男 小勝 小林みとり健二長女 塩子 ◆三等 清水正義∵三次郎二項小幡 仲田登志子 学展女 塩子 ◆一等 川村祓治さん(生後五ケ 小勝仲郷、塩子畏協に勤め の病気にかかりやすくなりま すので、栄養に注意すると同 時に、適度の運動と休養、陸 恨等に充分注意し。不規則な 生活をさけ、どんなに忙しく とも、医師や助産婦の診療を 貨けましよう。 そして病気を早期に発見し 早期治療することが侵も大切 です。 そこて県では、県医師会と共 周して妊娠中毒症の予防と早 期発見のため、現在(来年の 三月末日まで)姫娠中の人に 診察券を役場を通じ交付し 『無料』で医師の診療が受けら れるようになっておりますか らご利用下さい。 特に本村でほ、未熟児の出 生率が他市町村に比べ高率を 示しておりますので、是非診 察を受け丈夫な赤ちやんを生 まれるよう希望致します。 (衛 生 係) 「.注」1、夜間又は暴則雨雪時 の往診は右表の倍額に なります 2、車馬賃は患家の負担 となります 新医療翼が 今月より実 施されます 医療費の計算方法は、今度 甲表、乙表の二乗が設けられ 点数及び単価(従前の一点当 り十一円五十尭が一〇円とな る)が改正十月一日より実施 されました。 甲費は物と技術に分離した 方式により又乙表は従耐の方 式中一部改正されそれふ1僅 かな負担増加となりました。 甲表乙表共に長所端研があ りますが七会村診療所の場合 乙費が実状に副うものと思粁 され乙家の二を採用しまし美 尚新点数表による村内郡滞別 往診料は次の通りです。 部落別往診点数表 蒜当欄璧嘩讐 十月末日 村民税 牙三期 納税は 日がけ 月がけ 心がけ 歪謂這完

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