広報ななかい 第48号 1958(昭和33)年 6月
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金 報 村 七 升四十八号 日百和33年6月1日 (21 本村でも今年ほ急テンポで 約七十町歩に及ぷ早植がなさ れ、すでに活清分塵を始めて おります。 勿論早植によって稲を健全 に生育せしめ根腐れや下葉か ら発生する胡肺葉柏柄、秋落 等をある程度防止出来ると云 う事は明らかにされています かlる点から見ると本村の 水田は損田で、而も腐植に富 み胡肺粟蕗病等の発生が多く 秋落を防止する面から此の早 櫓が当然よい訳であります。 しかし早椙むしたもの1本 田の肥培管理をおろそかにす ると期待する増収は得られま せんから、常に稲の姿を見つ め手落のない管弛む実施して 蓋いたいと思います。 それでは田植直後の管理に ついて申し上げますと、先ず 水の掛けひきがあります。 田植後清治する四、五日は 植く浅水とし、その後も出来 る。 昭和33年度 赤十字募金部革別実績表 五月一日より一ケ月間、全 国一斉に行われた日赤募金運 動は、昨年に引紀き婦人会の 御協力により実施し所期の目 的を達成いたしました。 紙面より婦人会各位のお骨 折りと募金協力者へ厚くお礼 申し上げます。 (民生課) 日赤 募金 御協力ありがとう 日膵額鹿足気相j蓋戊率 部落名 荷作管密と病賓庖 17∪5円26UU円 痔徳 上下木板郷 内宿 未開桁郷下見沢沢端網 藤沢畑坂計 目標額達成 1925 19ニ!5 17bO 17(;0 1540 1三i95 Ⅰ925 15∠】0 110〔〕 11500 1320 550 寄ノ 宿J 塙平 木 赤赤 原 〝押北仲 戸上 橋大道仲岩倉下上莫大.大大大高合 防除につ 普及員 鈴 限り水を控え水塩の上昇をは かる事です。 中耕除草、つまり田の草取 りは=なるべく早く、田植し てから十五日〜二十日以内に 実施して頂きたい。又基肥に 肥料を控え追肥する場合は、 升一回申排除革の際に施肥さ れるようおす⊥めする。 普通燐酸肥料は根数をつく る必須成分であり、加里肥料 は根の伸長を促すとも云われ ますので是非初期に施肥され るようお願いし、 窒素の追肥は気象等‰充分 考慮し量的にも注意して頂き たいと思います。 次に病害虫防除について申 上げましよう。 本村でほ稲の病害と申しま すと升一に、イモチ病があり 害虫では「ずい虫」とカメ虫 等かあります。 イモチ病については昨年の 六月本紙で述べましたので今 回は省略するが、防除につい てはセレサン石灰を六、七月 に一回は必ず予防的にも撒布 して頂きたいと思います。 ずい虫の被害は早桔すると 集団に加害し曹は早植は禁物 とされていましたが、現在は 新農業の出現により完全と云 ってよい位い防除が出来ます 農薬は有機燐製剤のホリド ール乳剤や粉剤等を使用し、 防除の時期については、その 年の気象条件、作況によって 多少違いますが、普通六月の 。 5 0 55〈U n〕0555qU O-b n)ワ一 ′りqノ 5ロU nフ 7 】7只)0ノミ〓7二7 ■ 35 50033.3d.一5ク〓7 d. 3 つふ 1 3 2 1 1 木 芳 伊 これ等の変化は社会の趨勢 と云う点から観たら相当に重 大な御流でありながら我々の 身辺で余り日立たない方法で 静かに実現しっ1あるのであ る。 資本の力は如何なる壁をも 突きぬいて自己の再現に鉄則 を具現しているのであって、 そのために社会の機構変化に は一向におかまいなしであ ピードで社会はどこかに押し る。明治の変革が嵐のような 強引な力で国民を引きづって 行ったのとは大変な違いであ る。今日は日日平凡な出来ご との連続として併し相当なス 流れて行くのである。そこに 現代人の借換があり所謂ノイ P-ゼが流行したりドライに なっ 訳だ∵都市文化と地方文化、 都市生活と農村生活、要する に町と農相の生活が近似化さ れ農村は町や市に引き寄せら れ、その経済国内に吸収され ようとしているように恩はれ る。 併しどれ程社会が進歩して も農村の生活の根塞が土地を 唯一の生産手段とすることに 中、下旬、つまり升一化期の 蛾と幼虫の発生期に防除する のが最も効果があり、二化期 の防除は八月中、下旬が適期 と思います。 また、ずい虫に対しては.更 に詳しく記述したいのですが 紙面の都合で省略し、カ について申し上げます。 田植して間もなく黒カメ虫 が出ます。ずい虫は輩の中え 浸入し噴い荒すのだが、カメ 虫は茎の汁液を吸収加害し、 昔は農薬で殺す事が出来なく 捕殺したとの番であるが現在 精神的協力 に つ ヽ -‥∨ 日」 P ′ヽ は根愉際変りようがない。 変へることの出光ない環境に として制約があり、人為的に 然もこの土地は所与のもの 依存する点で他の経営に見ら れない特殊性をもっているの である。 この制約された土地を母体 として設営されかものが農業 であり、農村生活である。だ から農村生活には何時、如何 なる時代でも受動的、消棍的 で従来の生活態度に衝突する と思はれるような変化、改造 は突飛な物好きかキジルシと して敬遠されて釆たし今でも そうである。 即ち保守的であり封建的と される理山である。 従来までは経営様式の上に 生宿様式が形成され両者の間 ‥に均衡と統一が保たれ一応平 穏な生活が成り立っていたの に今ではこの両宥が分離し始 め、更に対立さへするように なって釆た。一方だけが初め は徐々に、次升に急速に折れ かけようとしているのだから 甚だしい矛盾が生じて来てい る。即ち農村の○括様式だけ が経営と関係なしに否応なし では、ずい虫は應リドール又 はエンドリン等の浸透性のあ る農薬で防除が出来ます。 倍、有機燐剤のホリドール やパテチオン、ドリy剤は役 場、農協、普及員え避絡なし でほ使用出来ませんから.御注 意下さい。 病害ほ発生してからの防除 は至難ですから、発生前に予 防撒布を共同で実施する事が 最も効果的で、零虫は発見次 升薬剤を使って防除するのが 適蟄です。 て .ト タ 生 漢 四月、五月の行楽シーズy もすぎて六月七月ともなると 農繁期やその他の関係で、他 の月とくらぺると一般に交通 量が少くなるのに、「交通事 故」だけは、ぐん/\高まる のが毎年の傾向です。 今年は帝の全国交通安全運 動が総選挙の関係で堪期にな り、ちようどつゆに入る前の 六月」日から十日まで行われ ることになりました。 っいて雨期に多い交通事故 に都市化され町の新しい生活 様式が侵入し普辺化しょうと している。これが農村の旧態 制の碍造変化に拍革をかけて いるのである。 この潮流は日本経済の特殊 的発展と磨村経済との間に存 する矛盾から生じる必然の過 程だから何人もこれに抗し得 ないものであることは云うま でもない。 今の青年諸君は丁度この二 つの押流の間にはさまれて迷 っていると云へないだろうか 。古い型の農村生酒にぢっと しているには余りに都会の生 活を吸収している。叉希望と 正しく右側を 一列励行する小学生 雨期に多い交通事故 六月-日〜十日安全旬間 j冨三もllニ至-軸-日Fi『≡■●■一息’≡≡■-1川l妻≡-一も…ヱぷ門塀l「≡j-む.三】j邑’.喜三【ltもーt≡ダーー■-1--軍j冒一礼-竪≡E≡毒臣t茎-直垂---州r をなくすために、事故発生の 主な原因や、その防止策につ いて個条雷して見ますから皆 さんの御協力をお願い致しま す。 一両期はなぜ 事故が多い イ、降雨のため路面が操じゆ んし、すべりやすいため、 自動車の制動がききにくい 、晴れた日に急ブレーキを かけると十二メートルで停 草する革も、雨の日には二 十一メートルも滑り、これ が衝突事故の主な原因で す。 P、長雨のため道格の地盤が ゆるんで路届か崩れやす い。このためせまい道路で 大型バスやトラックがすれ 違う時や追い越すとき、路 眉が崩れて転落し、一瞬に 多くの域牲者を出すことに なる。 ハ、運転率の視界が妨げられ るために起る事故も相当あ ります。 雨で閉め切っている自動車 青春にもえている。併し、資 本もない。都会に出て新生活 を開拓する自信も手掛りもな い。焦操と失望がありはせぬ か、私は徒に青年に同情した いとは思はぬ。だれが見ても 判るように都市では旧い型の 生活様式はどんどん摂り捨て 1新しい生活、合理的な生活 、文化的な生活を実現するた めに一切の努力が傾注されて いる。そうすること即ち経済 的であり彼等の生酒の総てで あるから。ところで農村では 新しい生活様式を追求し豆う とする精神と、旧い生活態別 を維持しょうとする力とがあ り、然もこの保守精神は経済 的力となっているから不知不 識に前者に圧力が加へられよ うとする。 青年は目上の者を、保守的 、封建的、反動的だとし、兎 に角頭が古いと云う態度に出 る。叉反対側からは軽はく、 無能、無責任だと称しこの間 に対立意識が生じて来る。 こ1でお断りしたいのは何 も殊更に強調しょうとする考 は毛頭ないのだがそう感じら れると云うのだ、むしろ私が 考へているのは何とかしてこ の欠から抜け出たいと云う青 年を援助してやりたいと一般 の者が反省し、また青年も自 のウインドガラスが曇り、 ㌧ 運転者の視界がきかなくな り、このため目測を誤った り、通行人の発見がおくれ て事故を挺すことがありま す。 三、歩行者や自転車等が事故 の原因となっているのも多 く、雨傘や雨ガツ.ハ等を着 て自転車に乗ったり歩行す るときに、雨をさけようと して正視しなかったり、聴 力を失なったりして、交通 の危険に自ら飛びこむ結果 を招いています。 2雨の日の 事故防止の注意 イ、雨降り時はスリツブしや すいので、スピードの出し 過ぎをせず、トツサの場合 いつでも急停車できるよう 安全速度で運転することで す。 ロ、当日は晴天であっても、 つゆ時は路眉が水分を多境 に含んで軟弱となっている ので無理の追越しや、すれ 違いをしないことです。 (、車輌の整備、とくにウイ ンドク,1ナ一等の点検を 励行し、故障の箇所はすぐ 重し.壮中老屑の激励の下砿、 両者協同の下にあっ†妄農 村更生は成り立つものだと信 じたいのだ。 つまり農村では、特に本村 のような環境にあっては村当 局も、老も若きも本気で反省 し村民全体が本気で自 生活、農業経営、農業技術、 教育、その他絶てについて検 討を加へて行かねばならない のであって、かっての〓降給 反省の言葉がそのま▲現実に 必要だと應調したいのだ。 (以下次号〕 修理すること. 二、雨具を着て自転車に乗っ たり、歩行したりするとき は、雨具で自分の視界を妨 げることのないよゝノにす る。また学童が雨具の帽子 を葺用するときは、視界と 聴力を妨げることのないよ う特にお母さんに注意をお 願いいたします。 ぽくらの 交通審査 一、空は青空、日本晴れ ぼノ、らは今甘から一年生 みんなそろって学校へ 革は去、ぼくほ右、 二、ツーツー走るバス、 ハイヤー 今日も通りはにぎやかだ よこぎるときは右左、 よく見てからまっすぐに 二、自転革ちん′1走ります バスもプープト通ります みんな止めよう今日 からほ 道での遊び「ケガしの もと 防犯協会本部 駐 在 所 、 、 -

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