広報ななかい 第44号 1958(昭和33)年 2月
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昭和33年2月3日 升四十四号 診療報酬一点単価の値上乗 については、′種々論議されて 居るところですが、医師会等 の主張する一点単価十八円実 (現行十一円五十責) の借上 にはならずとも、昨年度医療 費総額の約十一%程度値上に なるようです。 かりに七会村の昨年度国保 医療給付賛績を基に、受診率 の上昇分及び単価帖上分を見 周知のように本年ほ「固定 資産評価羞準年度」という年 であって、固定資虚税の課税 客体である、土地、及び家屋 について一斉に評価替が行わ れその評価に基いて新しい税 額が決定される訳です。 「評価」とは物の価格をきめ ることであるのは勿論ですが これは「適正な時価」という ことを意味するもので、その 適正な時価を算出する方法は 地方税法によって定められて いる「固定費塵評価基準」に準 じて行われることになってお ります。(内容は複雑多岐に 付省略) 固定資産の価格の決定につい ては、昭和二十九年の税別改 正までは、市町村長の独自の 判断と茸任に於てこれを決定 しなければならないものとさ れており、当時評価基準が示 されてほおりましたが、これ を尊改しっ1も、それに頼る 固定資産評価 基準年度を迎えて 今年度の欝療費は 廿一%程度借上か 込んで、今年度の医療費総額 を推算して見ると、五百六十 万一千円余、保険者(村)負 担分(半野)二百八十万八百 円余となります。 被保険者の、みなさまの負 担額も又同様相当多額の失費 となります。 私共は何時病気や怪我をす るかわかりません。一度傷病 にかr▲るとその医標費は一時 面は少なく、従って全国的に その評価が統一的でなかった と思われるのです。㌧」1に於 て評価の基準年度を設け「評 価益準」によるはぼ均衡のと れた再評価が行われることに なる訳です。そしてその評価 ほ三ケ年間据置となります。 財産の評価に蔚目して課税 されるところ.の即ち財産税の 一種である固定資直税は、昭 和二十五年に創設されてから 既に八ケ年を播過しておりま すが、今日地方税に於ては最 も重要な税目の一つとなって おり、従ってこれが評価の適 正、及び課税の均衡という点 については最も意をそ1が なければならないことであっ て、「評価基準」自体に内在 する複雑性は多々あっても、 そこを事務的に技術的に公正 愛当を期レてその仕事に当ら なければならないと思うので す。更に本村は本村の苦情に に多額の失費となり、これを 平素から十分用意することは 個人々々のカでは到底できま せん。 そのため多数の人が平素か ら協力して、めいめいがÅに 応じ保険税を納め、傷病のと きにはその準備された共同の 資金から、めいめいの不時の 失費を負担するために、国保 が出来たのです。 国保事業の使命を円滑に運 営せしめる 一層のご協力をお願いい美し ます。 保険税は納期内に必らず完 納いたしまんJう。、〔酒保係) 即応して諸条件を考慮に入れ た主観的見方と、回定資産の 価格を形成する各種の要素 (例えば農地であればその白 然的条件、経済的条件、及び 災害等)を程々のデータ一に ょって積み重ねて行く客観的 見方との両面から個々の客体 について評点式評価により他 町村以上に高く評価されるこ とのないようっとめたいと考 いるのです。本村は農地につ いては既に大体の調査が終了 し、家屋宅地、山林等が今後 調査される訳ですが、これう の賢地調査に当っては村民各 位の御理解と御協力が絶体必 要となる訳です。 税金の公正な課税は」適正 な評価によってのみ可能な訳 で、故にこの評価基準年度の 制定はよろごぶべきこと1思 うのです。 以上固定資産評価遊軍年度 に際し、適正評価、公正賦課 軍レて村税の完納を最後の目 的としてその基礎的事梁であ る固定資虚の再評価に対し何 分の御協力をお■願いしてやま ない次升です。 税務係 昭和≡十≡年 〓月lニ円 牙四十凹考 案行所嫡頑柵役場 発行人 阿久津鋭男 印刷所 水戸伊旛印刷所 この調査は茨城県農業基本 調査規則に基き、冬期虎業の 賓態を調査し行政施策の基礎 ●●●● 資料を作成するため二月一日 現在によって行う調査であ り、調査の範囲ほ、 一、農業事業体 ■(鹿家及び 学校、会社、協同組合、試験 場、その他共同経営等) で、 事l●●l要 ●● 村内の皆様ヘク 移動福祉班は動く県庁として 県職員が各地を巡回して左の 事項について潜様のご相談相 手をしております。どうぞ気 軽に遠慮なくおいで下さい。 日時及場所 〇二月十四日(金)午前十時 から午後三時まで国保診療 所徳蔵出張所 〇二月十五日(土)午前十時 .から午後三時まで塩子小学 ・枚 但し受付は正午まで @相談幕項 「生活相事 ぁらゆる努力せしているが 生活が管しくどうにもなら ない人の相談低額所得者で 商売や事業をする場合に資 金のない人の相談、病気の 治療をしたいが、医療費が なくて医療を受けられない 人の相談 二、更生相談 視覚障雷(日の悪い人)、 聴覚障害(耳の悪い人)、 平衡機障害、音声機能又は 言語機能の障苫(口のきけ ない人)、肢体不日個(上 ■痕下肢、体幹の不自由な 昭和三十三年冬期農業 基本調査につい.て 移動幅献班の 来村のお触らせ〃 上職業祁導を加えれば就職 の機会にも蓋まれるという ような相談 三、母子相談 母子家庭の各種相談、児童 の進学、.就職、商業事業資 金等の相談子供を育てるこ と 由な子供の治擦や更生相談 四、恩給相談 遺族扶助料の相談 傷痍年金の相談 調査の規模は経営耕地面租五 畝以上とする。 二、例外規定の鹿家「調査の 規模が経常耕地而稽五畝以下 で農業(新種、春雷、蕃蚕の 一以上)を営み、昭和三十二 年度中に農業生盛物の販売額 が二万円以上の齢の」等が対 象とな牒讃すバ調査事項は 人)以上に該当する人で身 体障害者手順せ所持してい ない人の相談 右のよう克不自由な人で整 形手術等によって普通の人 に劣らないようになったり 又訓練等によって自由に活 動出きるようにもなりその 姻舶用甑媚の) 村政一般につ いての座談会 と映画の夕べ 新しい年を迎えて、村政一 般について(特に納税と消防 関係) の「座談会と映画の夕 べ」を左の日割によって催し ますからみなさんでお出下さ ヽ 0 しY 普通恩金の相談 引揚者への「給付金等支給 法の手続の相談」 五、その他の相談 職業、内職等の相談 県民室から係員が釆ており ますから県庁へ申出事項が あれば承ります 六、無料診療 水戸日赤病院の医師が同行 しておりますから1無料で 診察投薬し、なおレソトゲ ソの設備もありますから御 利用下さい。食道、胃部の 透視希望の方は前日夕食と 当日の朝食を括らないで尚 当日は水や茶も飲まないで お出で下さい。 主 催 城 茨 県 日本赤十字社茨城県支部 七 七会村社会福祉協議会 等六項目に亘る調査でありま す。 ついて近日中に皆様の家庭 へ担当の調査員が参上し種々 お尋ね致しますから、その節 は何分のご協力を下さるよう お願いいたします。(統計係) β■ 二月 ク ′ 一、 二、 三、 四、 五、 一ヽヽ 」ノ ー 世帯主の氏名 農家人口 経営土地の面積 冬作物の作付面積 家畜家禽の飼養頭羽数 農機具の利用状況 ⊥十九八 日 目 日 日 小犬徳下 勝真蔵赤 小 小沢 学会学会 校舘校舘 まず升一に注意したいこ守 は健康です。入学前に身体検 査はありますが、特に体のよ わい子、不自由なところのあ る子、いわいるちえ後れの様 子の見える子などについては 早めに医者の診察をうけて 対策を立てなければな町ませ ん。トラネーム、皮膚病、む し歯になっている乳歯の手入 れなども大切です。 升二に大切なことは規律的 な生活になれさせることです 家庭にもより諷すが、とか く自由気ままにあまえていた 子供たちを規律的な学校生活 にムりなく自然になれさせる ことを考えなければなりませ ん。睡眠時間は十時間以上必 要ですが、ねる時刻、起きる 時刻をきめるとか、歯みが き、洗顔の習慣から白分の身 支度や遊ん.だ彼の片付けな ど、自然にきまりよい生活へ とみちびくよう心掛けなけれ はなりません。 四月の入学を前にして入学 する子供さんはもちろん、お 母さん万もわが子の入学に大 きな関心を寄せていることと 思います。 入学は熟度や近隣の生活し か知らなかった子供たちにと って、新しい社会への門出で あります。この門出を順調に 送り出したいとはどなたも願 ぅ胡心です。参考までに子供 たちの立沢な門出のために心 得て置き度いことを申上げて みましよう。 新入生を持つ タ 十二日 塩子小学校 映寓 時間 六時〜九時 座談会時間 九時〜十時 限画名 娯楽物三本 帥用拭論文募集 納税意識の昂揚を図ること を目的として左の規定により 広く論文を募集します。 一、内容 納税の重要性を 強調し納税意識の昂揚を 図る目的のものひ 二、用紙 四百字詰原稿用 紙十枚以内 三、締切 二月十五日迄に .役場へ提出 四、発表 二月下旬 五、表彰一位一名、二位 二名、三位五名にそれぞ れ賞品を贈り表彰する。 選外分には記念品を滑る 六、作品 応募作品は返却 しない。 七、主催 水戸支庁、 茨城県地方税務協会、市 町村。 又学校をおそろしい先生の いるところと知らされたり、 一■人っ子やおはあさん子で余 り友だちを知らなかったため に、学校をきらったり、先生 や友だちと話をしなくなると いう例もありますので、この ような点についても考えてお く必要があります。 最後に文字のよみかきや数 えることなどを敢えておくか どうかなど迷う万もあるかと 思いますっ子供が綺本などで 興味をもって文字をよんだり 、名前を寄くようになるのは 自然でよいと思いますが、教 えておかない方がよいことも ありますので、むりをしない ことが大切です。 次には、学校というものを 楽しい場所として知らせるこ とです。.「よく先生に叱られ る」などと言って、先生をこ わいものの代表に仕立てて、 子供のわがままをおさえる方 便にする母親がありますが、 たいへんなまちがいです。 子供によっては運動会、学■ 芸会など楽しい経験を持って いるものもありますが、入学 前に行って見る機会を作るな どして、学校を楽しい場所と して知らせて置くことが大切 です。
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