広報ななかい 第35号 1956(昭和31)年 8月
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金 村 報 七 (1) 矛35尊 昭和31年8月25日発行 朝起きると先づ患百姓さん が鍬をかついで野らへ行く、 続い・て山の仕事場へいそぐ労 務者が通る、更に役場や郵便 局などの公務邑も通ります.。 学校の発生や生徒達や或いは いろいろな商人も通り塵す。 そして夕方になるよこれらの 人々はみな自分の尊い一日の つとめを終えて各々自分の家 に帰るのですが」きて夜にな ると一家団らんの食事の後、 めいめいその日の出来事を振 り返ってみます。商人は↓今 日いくら利益があったろうか 」と、港官姓さんは「作物の 収穫はどの低いあるだろうか 昭和二十八年十月町材合併 促担法が制定され、本年九月 ニ‡日を以って満三年を迎え この日をもって、合併促進法 も失効することになりまし た。本村は村民各位が御承知 の通り町村合併計画案より除 外され合併することが必要と されない村とされて怠りまし た。 県下の町村合併が促進され 法の苑行前≡六六を敷いた町 村が本年四月一日にはl 〓ニ となり、実に三分の一以下に 減少いたしました。 政府はこれ等合併した町村 育成強化するため、新市町村 建設促進洪を公布し、今後五 ケ年間育成指導すること▲な りました。 県に於ては七会村は合併計 画には洩れてはいるが、将来 税語句ツリーズ 既愈⑳ゆ竜風 庖骨相の禽傍について 」と叉労務者は「今日の収入 は何程あったろうか」と、そ してすべての勤人も亦今日の 勤労によ みて小る訳です。 この様にして人は幼く事に ょって利益と報酬が得られる 訳ですが、その利益と報酬の 一部は税金として国や村へ約 めなければならないのです。 租税国である計本に於ては あらゆるものに税金が課せら れておりますが、これは国家 や社会を椎持経営する馬めに に当然のことであり又国民の 義持でもあります。この義務 を果すことがいやになったら さる牙二十四国会で地方教 育行政の組緋及び運営に関す る洪律が公布され、従来の教 育委員会洪は九月三十日限り のこ上を考へたとき、合併す ることが村民の隔祉ではない かの国の平均町村の人口は一 万五千、面積においては〓一 〇平方粁となっており、自治 庁の見解では人口八千が最低 で、これ以下の町村は担税力 等より見て経営不可能と思わ れる。 との要請があったので、議 会の協議会の承認を経て、村 の三役、琵会の議員、各委員 会の委員長、其の他団体長、 教育改藍⑳要点 村 長 阿 ロビンソソ、クルーリーにな って離れ小島で、只-人で暮 すよりほかない訳です。 そこで今更「税」とは何ぞ や、については解説の要はな いと思いますから、先づその 種類についてのべてみますと 税は大別して国税と地方税に 分けられますが、国税にっい ては筆を後日把ゆづゎ、地方 税についてその内まくをのぞ いてみることにしましょう。 地方税のうちにも道府県税と 市町村税とありまずが、本編 は主として私どもに最も線の 深い市町村税についてその性 格と行状を裸にしてみること にします。 税の歴史はかなり古く、一 つの社会が出来、国がなり立 つと同時に、治者と被治者と の間には、名称はちがっても 久 酎 銃 男 部落より選任された代表者、 学款経験者、等六十三名を以 って合併調査会を結成し、常 任調査員には議会の議員と村 長の嘱託した二四名を以?て 各≡回竺且り県より係取員を まねき、関係法規の説明をき き、目下調査研究をいたして おります。 本村百年の計画をたてる重 大な時期でありますので、村 民各位にぉかれても、調査研 究を御暗い致したいと思い婁 す。 で廃止されることになり空し た。 これは従来の教育委員会制 度の改正と、地方公共団体に 常にこの「税」があった訳で その賦課の温情苛酷によって 善政と孜々東放となり、民心 の安定と不安とにわかれた訳 です。今に伝えられる県民一 撥や、佐倉義民伝などは当時 の地方大名の暴政を物語るよ い見料です。 ところで現在行われている 市町村税の種類は、市町村民 税、固定資産税、自転車荷串 税、たばこ消費税、電気ガス 税などが主改もので、この外 木材引取税、鉱産税などがあ り、別に目的税として国民健 康保険税があります。そして 只今村の普通税で税額の最 大きいものは固定資産税、 が村民税、たばこ滑費税、 転革荷革税、鉱産税、電気 方公共団体の長が議会の同 意を得て任命することにな りました。 これは教育行政の中正から 安定を確保するとともに、 教育委員会として最もふさ わしい人格識見ともに優れ た人を得ようょするためで す。 て二本建制の廃止と樺限の 移譲 いわゆる予算案、条例案の 二本超制を廃止するととも に、教育財産の取得及び処 分教育等鞍に係る契約の締 ております。(以下次号) 卑ける教育行政の組識運営に ついて改学を加えたもので、 主眼とするところは次の三点 です。 H教育の行政的申立と教育行 政の安定を躇供すること。 ⇔教育行政と一般行政との調 和を進めること。 韓国、都道府臥、患よび市町 村が連絡損携する教育行政 制度を樹立すること。 なぉ市町村教育委員会の立 場より主孜改正の要点を略 記すると次のとおりです。 一、教育委員は公選制から任 命制へ ス税、木材引取税の順に 教育委貝の選任方法は、 来の直援公選刷を改め、 っガ白衣も 地従 に 出 十手所 て出張そ五続長 束弓艮すの日のと お知らせ 直営診療所の菊地医師は、 八月末日を以て退取し後任の 佐野広医師が、寓京都より赴 任する事把決定しました。 佐野先生は、現在新島診療 し 結、支出命令等の権限を市 町村へ知番)に移すこと忙 し、両者間の関係を調醜 し、教育行政化の円滑をは かることとなりました。 二教斑艮の人事は内申をま って 小中学校の教限員の人事権 は、市町村の委員会の内申 をまって、県の教育委員会 が行うことになりました。 これにより人事交流の円滑 をはかり、任命権者と給与 免税者とを一致せしめるこ とにしたのです。しかしこ れ等の教揖見は当然市町村 把属する医員ですので、市 町村教育委員会は服務の監 沓を行い、服務の適正を期 すべきことはもちろんであ ります。 l、教育長の任命は承認を得 てから、 市町村教育長は教育苓邑の 中から県教育委員会の承認 を碍て任命されることにな りました。(県教育長は文 部大臣の承認) これは教育 長の地位に照し、これによ り国、県、市町村相互間の 緊智な連携を保ち、適正な 教育行政の運営を期そうと したものであります。 一、積極的指導と措置要求 従来文部大臣や、県教育委 員会は市町村教育委良会に 対し技術的な指導助言又は 物音の範囲を越えることが なかったがこのたびは、積 極的に指導む行うことにな り、また場合にょっては必 要な遵正摺置を粟求し、教 育行政の適正な運営を確保 することとな虻ました。 て在駐申につき、持 ため赴任期日は、九月 頃の予定です。 問県より小田切先生が る予定です。 日時等は迫って回覧板 知らせ致します。 もも惰り撮興 鈴木芳伊 前号の村報に桃木と云う標 題で投稿し、更に今回も続け て桃つくり、又桃かなどと興 味のない方は一口に言うかも 知りませんが、然し農家に直 凝足を入れて親しく話合する 慶に桃や梨等の相談をかけら る。特に農研会及び4Hクラ ブの若い層が張切っている、 叉中には老年者も新しい感覚 で果樹等異創に取組み研究し ている方も少くありません。 この様な罫は本村産業振興発 展の先駆者でもあり渦に尊敬 する人でもあると思います。 事に本村としても任意閲芸出 荷組合が組撒きれ、村の力添 えにより芳冥た歩みを糀けて 応募規定 l、応募資栢は村民全般(但 し役場関係及びをの家 族は御速殿下さい) 二、使用する文字は当用漠字 で句読点は正解に関係 しません。 三、正解者十名(多数の場合 村報タゼズ(第一回) 税野君は村内でも敢もま じめな滞納ぎらいの農豪 の末っ子で七会_邁虎三 年生ですが、夏休みを利 用して旅行中の東北地方 の叔母さんの安から夏休 み宿屈の祀会科の勉強の 村民のみなさんに村政全段を理解して頂き、父楽し みのうちに納税意欲を高めていただくために今度から 村報把クイズを載せることになりましたから奮って応 募して下さい。 昭和≡十一年匪の□村才出入の予算口ぼ当初予算九 九七万円余となって為り誉すがこのうち役場費を除 いて教口費が約二四〇万円□業□口費が;一五万円 余土口費がlニ四万円余その他となって潜りますがそ の□□の大半はロロによってあがなわれるのです口 って税金が□糾されますと□の□□はロも田来なく なり発展も向上もなくなる訳です。ですから□をよ くし明るい住みよい□土を造るには何は患いても□ □だけは完口しなければならないのです。 七 会 村 長 □君 怠ります。更に今度は小勝を 中心とした自主的な白桃出荷 組合が生れ会長に勝村義夫氏 が選ばれ、力強いスタートを 切った訳で今後桃栽培の期待 が一層かけられる川 虫る七月二六日押寄木公民 館に於て県農業改良車務局専 門棟術且富樫技師を招き受講 者六〇名の集いの内に、講習 会が開かれ講習内容を記録し たので参考に供し廉い。 現在関東各県に於ける桃栽 培熱は一班に高く東京市場に 年首万〆の出荷をなしている 本県としては日立、土浦、古 河、各地に桃の栽培が始めら れ新産地が生れるのも遠くは ないでしょう。 ▲桃栽培の要点 桃の特産地は経営の中心が は抽せん)に薄慣を差 上げます。 四、締切は毎村報発行日より 十日間。 五、発表は次回の村報。 六、宛先は役場村報係、用紙 は自由。 ため、役場宛に村財政に ついて問合せましたが、 その返事の一枚には、税 野君に推理力を賓わしめ るための村長さんの親心 もあってわざと所々が伏 字になってぉります。 さてどう読みますか、 みなさんも一緒に判読し て下さい。 ′ 「 ■ ′ る種苗会社から取寄せる ▲気候 桃は気候的に感受性が少な い特に本年等の晩霜の被害は 少なかった。 ▲土質 排水の良い土質を好む洪持 合地(赤ノツポ地) ▲地形 現在砂地は桃の面積が減っ ている。倍西日の強く当る所 は悪い。 ▲反当栽栖本数 四〇本二間単四於栢か又は 三間四方栢。 ▲植付時期 十一月下旬〜十二月上旬根 の活動する時期春等悪い。 ▲棺付 肥料基肥に充分確す宰相付 六ケ月前に直経二、五尺深さ 三尺の穴を掘七堆肥に金肥等 を混合して珊肥と土を交互に 四〜五層に階付す一株当 り堆肥二〇〆過石四〇〇勿石 灰五〇〇匁等施す。 ▲薬剤撒布 ボルドー液は薬害がでるか ら使用しないこと。億劫芽が 一寸でる頃八斗式過石灰ボル ド液を撒布すれば促進される 石灰流黄合剤六〇倍稀掩した ものに対して一斗当りクロン 二〇匁混用すれば病虫零防除 は出乗る。 ▲収穫 七月一杯其の后は十一月頃 まで菓を薄さない櫻に管理を する、努定については次回に したいと思います。 桃であり桃でなければ特産地 にはならない現在の特産地は 経営の中心をなくしてゐるこ れから栢付する方把は各自の 経営状態を充分検討して栽培 される様。 ▲品種 果樹はすべて永年作物であ るから最初失敗するととりか えしがつかないから注意され 度い ②品種を選定する場合共通し て品種を共降嗣入 ⑧早晩種を組合せて栢付すネ 早生橿1-くらかた、ぬ〔 め 中生琶・1大久保、信用界

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