広報ななかい 第26号 1955(昭和30)年 1月
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報 村 七 第=十六号 昭和三十年一月二十日 (2) 緬草の飼育上の問題点を述 べる。 〔品種〕 1、コリデール種 ニュージーテyド原産で、 メリノ種の牝に長毛穂の牡を 交配した一代雑種の特長を固 定したものである。牡牝共に 無角、体質強健、いろくの 気候威土把通し体重は壮二〇 〜二五〆牝t O〜こ七〆産毛 量は軋一〜二〆、牝○、七〜 「 五〆、毛長≡〜五寸、毛 質中等、肉質優良な肉乗用種 である。 2、メリノ種 スペインに放て改良された もので、牡は旋回した角をも ち、牝は無角微細な被毛が帝 生し、からだにしわがあり、 毛脂が多い。わが国で飼育さ れているのはランブイエーメ リノ種およぴオーストラリア y-メリノ枝である。 3、ランブイエしメリノ種 フラyスのランブイエで造 成されたもので、現在ではフ ランス産とアメリカ藍とがあ る。後者は前者よわ大型で体 重は牡一八〜二八〆、牝二 〜一八〆、産毛量は牡二〜四 〆、牝一〜〓〆毛長二〜≡寸 、毛質肉質共に良好である。 4、オース心・ラ二リアy-メ 牒ノ種 オース†テリアで造成され ランブイエーメリノ程より体 格がや⊥小さく体重は牡一セ〜 一八〆、牝〓一〜蒜〆産毛量は牡 一、五〜一、(〆牝ロ、九〜一、五〆毛長 三〜四寸、毛質が極めてよくラ ンブイエーメリノ踵に比べ毛 脂が少ない。以上要するに純 摘草を飼おう息 岩 下 金 司 粋な血統なもつ品種の特性で あつて一般に飼養されている 細筆が果してこの品種の特性 を示すものであるかは既間で ある。私の飼養する牡はコリ デール樫、牝はオースーラリ アンーメリノ種の特性忙近い 状態を認めるが血統が純粋で ないことは明かである。併し 如何に血統が純粋でたくとも 飼養哲坦の適切々得さえすれ ば産毛量の増加妊或程度望ま れよう。私妊本年四片の努毛 把於て牡は「五〆牝一、一一〆の生 産を目論んでいる。 〔飼養管理〕 大群飼育すを牧羊場では、 放牧な主とするが、具象l戸 当り】〜二頭の飼養なする把 \ ー‘一t■一l■“ ぎ天道議議妄嵐与議五誌蔓 た与伸叩.■叩叩叩■l叩一日l■叩■l-■I■■l■・l■・1■・1■・l■tl■tl叩・lHl■叩■l,叩ItM■・川・=・岬I・も 座として、 拡先生による記念講演を行っ た。 ⊥--1ふ 本村第六回成 人式は一月十五 日 (成人の日) 七会村中学校に 於て挙行され七 十一名の成年者 が公民としての 門出を硯隔し一 千和国家建設の 為に大いに澹躍 される様村内有 志から激励され 成年者はとの栄 啓と茸任を認識 し世人の期待に 応えるょう努力 することを誓っ て成人式を閉会 し、引続き成人 青年学級の特別詩 法政大学教授豆田 倍当日該当成年申より左の 七名が優良成年とtて村から 表彰され記念品等が勝られ、 県成人式忙ほ菊地弘君と石川 澄子さんが村代表上して参加 した○ 大畠定夫 飯村萱莫江 菊 地弘 卜部志つ江 鶴田進 石川澄子 仲田ふみ 本年度該当者は左の通り ◆穂減▼園部よし 富田殻 小林富次 大畠定夫 大塚 安子 富田春子 ◆下赤沢 牛久保つや 近沢 はぎの.岩下清 鈴木ツギ 沢田フチ ◆上赤沢 清水英知男 川原 すみ ◆大網 義男枝子 森ミチ子 河原井政江 ≡村武男 ◆眞瑞 飯村ハマ 飯村率子 飯村菊野 飯村登契江 飯 村武「 は合飼する場合が多い、私は 極かんたんな学舎なつくつ七 そこ把飼っているのであつて 村報で村の方々に紹介する程 の模範でい放ととだけほ前唐 しておき庶い。 銅半の体質は乾燥、冷涼に 通する。 学舎の広さは一国当り約○、 七坪とする。半合には草架、飼 槽、水槽などな備え、蓬動場 は一頗当り】、五坪以上の広さ が望ましい。 草を克とする家畜で、飼料 は牧草、雑草、サツ†イモの つる、野菜くず、招藁、孜ど の農場の残りかす、くずふじ や桑の英など好んで食すむ飼 料である。寄から歌にわたる 生早期には生革を充分に与え 冬期は乾草顆の外、根菜やエ ソシソージを与える。粗飼料 が良質の場合は別に濃厚飼料 な要しないが再良質でない場 合に腋雛穀、ふすま、ぬか腰 r、 ◆小膵 根本守 清水仁 山 田ゆき子 小林膵司 根本 ふゆ 定衛 沼田椅一郎 川村き む ト部明 卜部志つ江 塙恒夫 檜山楷 勝村みつ の 高倉健近 大沢稔 菊 地弘 ◆塩子 岩下キイ 仲田勉 仲田ふみ 仲田禰之助 小 林串保 安鳥貝子 安島美 事男 大座畑軍仲田義一 川又ナミヱ 鶴田進 大庄 畑常安 生田日韓根 羽石 邦雄 仲牒ヒサ千 田口邦 司 羽根石知 小林かの子 小汚トシ子 矢野防一石 川澄子 石井信遺 平賀英 子 仲田一司 仲田〓一 橋本棟子 永山みつ 八嶋 貞雄 阿久津富代 南条笑 子 仲田先見 興野順蔑 以上七十二者 油かす顆などを補う必嬰があ る。と丁と であかから栄華が落ちないよ うに注意する。また緊靖期の 牡は精力を滑托し易いから特 に滋蕃に富んだ飼料を与え る。発育申の千草は零白質把 富んだ飼料を与える。食琉は 一日l琴当わ成幸≡〜閃匁千 草償丁匁を飼料に混ぜて与え るか叉は自由に擁取させる少 水は常に新鮮なものを自由に 飲ませるのが望ましいが合飼 で水利の施設が患い場合は朝 夕飲ませるよう忙する。 緬串を食餌する場合は広い 土地はいら敵いし、う生や肥 誰れがきめたのか十年な】 と昔と云う。四十年と云えば 四昔のこと、しかもテンポの 早い最近の四十年は往昔の四 百年、つまり四世紀にも匹敵 する程の大変化を来している と思う。その変転の甚しかつ た過去四十年のわが粛の変遷 の跡堅固願反省し、懐旧の情 を燃やしつゝ、.そこに竣る幾 多のことがらから、取るべき もの、持つるペきものゝ選棒 にひと1きの労盈割き、明日 の向上と発展の資の一助とも なればと希い拙筆を執る次第 である。 もとより本文は随筆でみり 終戦の年まで土十数年開離村 していた筆者は、其の間細大 漏らさずと云う訳忙はいかな いが外部からみた郷土の婁た 叉辟郷後の諸寄惜等を不偏不 党無修飾のよ1楷写してみた いと思う。 一、耕地と人口 学者の紀忙よると、生成死 滅、増加減少、化合分解等の 自然的物理的或ば化学的の欒 化が、如何に地球の表面上に 於て無数に行われようせも、 地球軒構成している物質の原 子の絶対畳に於ては常に永椋 忙変化がないとの革であるが われわれの頭の判断では納得 のいきかねるものが、・このせ まい村内把於てすらかなゎた の損失が少く、皇女内部寄生 虫に感染するあそれも少い利 点がある反耐、畜舎が不潔仁 なゎ易く、且つ遅勤不足に阿 りがちであるから数量針充鼻 にし、しばしば敷麗をとりか えて畜舎を滑潔乾燥に保ち、 また超勤場忙工夫を加えて運 動不足な柿つたりして摘草の 健康保持につとめる。 和学が気候上健康首相、-条 件は、栴開期と夏期炎天時で ある、格闘期は畜舎な時に乾 蚊するよう排尿の流山に工夫 をこらしたわ、炎天時忙ほ日 陰をつくるよう樹木を桔える がよい。 保温折衷筒代戯 ・培は二月五日ま で灯申込むこと 保粗折衷苗代は慣行水苗代 の欠陥を完全に寛軸する理論 の判然とした科学的育苗法で す。. 丈夫で分軽力の旺盛な笛を 作り水稲増収の安定度妄二向め るため農家自身この技術の性 質を正しくのみとみ、わが村 の気象条件と関連づけること が慣用と存じます。 保泣所衷苗代の特徴として は左のようなことが列挙され ます。 l自村のような高冷地に於 て妊早蒔や渾蒔が出来陪 つて恒笛左早栢すること によつて冷害な克服し安 全多牧の栢作が机凍る¢ 2早蒔薄蒔が出来る結果著 しく収穫期が早まるので 参照菜提琴寡作の導入が 可能となる。 2初秋来襲する台風や洪水 前に早生の収拉な経い鴫 生も‖穂期が早められる ので開花中の被宇がまぬ がれる。 くさんあろと思う。そのlつ が入口の問観である。 柑の革質押によると、大正 九年の本村総人口は男一、六 五九名、女l、大丸八名、計 ≡、≡五七名となつているが それからこ一十余年な経た今日 男〓、〓二七名、女二、コ二 一名、計四、四四八名で、約 t、三≡借となつており一、 U九一名の純増加となつた訳 で、これは百年にして二倍に なる勘定である。 然かもこの人口の増加率は 年々上昇の傾向にあるもゐゝ 如くで、この率から推せば、 二百年目には四倍、≡百年目 には八倍で、≡、三五七名が なんと二六、八五六名となる 訳で、やがて幾何級数的忙相 加するその人口わ、このせま い村内忙如何にして生息せし 4限られた稼仰力も植付時 期を諷節することが出来 歩煙草の管理収穫肇寧離 的に重役する労力の配分 調製が円滑にたる。 このよう忙この育苗技術が 導入普及されるこ.とにより、 水田侶作の多収穫虔な高め、 労力配分が計画され、寡作導 入をより可能にし、農業経営 の改善と」ひいては私達の経 済にも革期的役割な果すこと 1思われます。 村といたしましても昭和二 十六年から一反歩当旦二二〓 円五十餞(湿際紙駈入費の≡ 分のこ 程度の補助金を計上しとれが 普及奨励を計つて参りました 現在までの経過往年々気象条 件も鼻息わ、l部柄宰の発生 等懸念された年もありました が、大体良好な成績をおさめ 経験静の大串が写んで続行し て居勿ます。 盛業技術も一 たとは言ふものゝよだく未 開発の問題が累積して居りま す。おき忘れたような少さな 問題もよく掘下け、科学的に 解決してより多くの糟酪な計 ること 烈な人口増加の半面紅減少し つ1あるものは何であろうか (以下次号) そのはじめ天軌創遁の昔、 押が人間共に対しT仰付忙な つたいろ′トな覇がらの申、 我燵な人間共は、他のすべて 忙対しては遅々として未だに 、その成果をみせていないの 虹、只一つ、「生めよ殖やせ よ地に満てよ」これだけはい とも熱心に、極めて正直把冥 行した為であろうか、今や一一 十数億の人斯が地球上に氾照 して、喰わんがため生きんが ため、みにくい闘争に明け葦 れぎるを得ない有様に追いや られているのであろ。この激 めるペ増か刻々と迫打つゝあ るこの間招こそよことに憂瞭 虹堪えたい問題ではなかろう カ 寄盤虫な撲滅 しJましよらノ〓 然しこの数字もー部のもの を集計したをのですから招英 な資料ではあゎませんが景外 忙多いことだけは想像出来ま すこの寄生虫柄を防ぎこれを 温情する把はます寄生虫柄の 状態をよく知ることが大切と 思ひますので簡畢に説明して みませう。 陶虫病と妊 寄生虫病のうち最も多いの が舶虫病です。 舶虫妊普抱小腸に寄生して いるのですが、なかくのい たずらもので、Lかも放浪性 があり、腸の申をあちこち移 動して歩くだけでなく、時虹 は口から出たり、また鼻陸に 入りとんだりすることもあり ます。 人体に寄生した一匹の餌虫 妊、】日に一〇万個も卵を産 むといわれており、■この卵は 便とともに外界に排泄されま す、しかも胡は厚い穀に包ま れているので非常に抵抗力が 張く、肥料潤の中でも一五〇 甘から三〇〇日位ち生きてい てヾ人体に入る機会を待つて いるわけです○ このよう忙感染の頗になる 蜘虫卵が体内に入るⅥは口か らですから、生野菜を食べる 時は、よく洗うこと、できれ ば汚毒や療沸してから食べる こと、食前の手洗いの励行な どが強調される珊由もここ忙 あるわけ呑す。 もな歩ませう。 間和三十年慶の播瞭期もせ 皇つて容りました、保温折裳 苗代で栽培する方は二月十五 日まで忙踵産経合長を経由し て面積を本村役場に申込ん下 下さい。吹年度の予算計上そ の他につき資料ともなります ので隠れたくお願いいたしま す○ 技術について辞しいととは 農業改兼普及員ザ冥地指導射 いたします。

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