広報ななかい 第13号 1953(昭和28)年 11月
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会 報 七 村 牙十三号 昭和二十八年十一月二十日 (2) と云うことにたるであろう。 英際鱒後者である。如ち生活 維持のために賃労勒を余儀な くされるか、或は飯米段的経 営が主体となつて換金作物の 導入による経営の合理化は困 難である。この場全一つの顕 著な傾向か見られる。賃労相 に追われ頻発な顧みる余裕が なく放伐限の牧童に放置して いろグループと、これと全く 反対に必要以上の労俳と肥料 な投入して無限大の収量を期 待する投機的、篤農家的多肥 栽増を迫って暇のない無定見 な飯米農グループの二つであ る。この後者に属する者に例 年柄虫皆の被害が甚大である のは無珊からぬ訳である。 (少し余談に放るがこの点に ついてよく理解して頂くため くどいようながら例なあけて 説明して見たい。即ち能率的 合目的々と云うことを本当の 意味で、はつきり認識して曙 ㈱農業が経営として、成立の ための必須条件は H年間を平均して家族労仰( 祀金的平均技術にょる)を一 定の計画にょり無駄のないよ うに配分L得て排作し得る最 少限度の耕地を必要とするこ と○ 国社会的水準に於て家族の生 活維持が出煎るだけの牧人を これ等の排粗からあげ得る串 の二条件を充たすもの\でなけ れば恵むないこと旺盛に言及 したが本村では統計の示す通 わ甚だその標準に達していな いのだから反面から推論すれ ば村内の農業が祀金的平均水 準の技術(操作)に対し甚だ しく低位にあるか或は竿先菓 的過剰労仰を豊富にようして い冴か・或は丈その両者である ■ 樹の吏盤計画ほつ 塩手動億局長阿久津守男 に気なつけねばならぬ問題点 を解剖して見よう。 二横 根は新しく飢死た璃斐の上 面の部より叢生して養分む吸 収するが、下面より妊発生し 患いのは施肥の際忙最も注意 すべき点である。即ち偲付の 基肥は施さず把幼芽二二一一寸 に伸長したとき撹新し菟肥す る.のが望ましい。 ll、気候土質 とんにやくは日光の張射と 親風を忌む、▲しかし蔭換地に 栽増すふと輩葉のみ徒長して 薯の発育は宜しくない。従っ て日光の強射些対する措置と しては刈革む畑l面に敷つめ て土壌の熱射を防ぐ等にょつ て成果を巻け得る。夙に対す る処層は地勢を選んで風を避 ける万津を請じなければなら けたら投機的に施肥は机来な い筈である。汽革妊各駅々に 定刻にきつちり這入つて凍る からこそ、全国の鉄道が合目 的々紅蓮転され俄々も亦安心 して携行がH来るものであ㌃ 汽閲革に余裕があつても規定 以外孤速力鱒絶対に出しては なムない、定刻より早く、或 は遅く、プラットホーム忙出 入しては重囲のダイヤ償否応 なし忙台なしに目茶々貞把な るし、たとへどんな紅政府が 保障して見たところで粟革す る者はないであろう、常に余 裕を置きながら絶対的に既 ない。 てルにや↑に好通する土壌 こ強くの 「こんに轡く」の栽培 f 栽培に当わ特 岩 下 金 司 は前々月骨にも述べてあるが 砂礫を混じた排水の良好で、 しかも過乾の憂いない土壌が 最も適当である。腐植土では 収量は多いが製粉の歩止り少 く且品質が不良であり、雷粘 土妊生育不良で牧量は少hが 品質、歩上わは良い、、山間の 傾斜地に栽培されているの-よ 以上の要件を備えてい為事に 依るものである。 ≡、植付 普通大変を前作として其の 時間に栢え付けるが、ノ植え付 け方法として妊1年子の様な 小雪は相法を切わ之に適当の 距離に条播し、倒向するもの がたい様に注意して土を被わ なければならないが、併し〓 年子以上のものは適当な株間 忙桔穴を掘って栢え付け、此 の場合の種芋の蓼勢は芽を南 方に向け凹郡に水の停滞する の速力む厳守することこれこ そ能率的、合目的ヱ芸へま しよう。作物栽培でも同じこ とで、定条件下に於て定日梗 に到達すべぺ計画するぁが開 率的であり、よたそこ忙こそ 体系的放校術及び合理的な経 営が生れて凍るものなのであ る。) 前記の如きグループの栽培 方法では技術に科学性もなけ れば経営の安定性もない。鼻 薬は天下一の投機であると云 う無茶な結論となり、斯く誤 認して、少しも無能を感じた い不感性になつているのであ る、・特に本村ではこの不惑怖 が願着であるのは零細経営に よる座系的技術が零に近いか ことのない程度忙凋 せると病啓を蒙る冬憎歩い。 ら で あ ろ う ○ (以下次号) 理の成否は、収量におよぽす. 影響が極めて大きい、征って 作物の姿に応じて、・争落のな い墟切な管理を為すことが増 収上重要急事段であわますの で、.特に普通栽棉の管理虹つ いて、次の諸点な詔述し今後 英雄田の参考に供したい。 申桝-土な軟くして根に酸 索を充分吸収させて、磯の伸 長を旺盛にさせ昂1地温が高 まり肥料の分解を速かにし併 せて、雑草の繁茂を防止する 偲である。但し開墾地で各期 親風により、土が吹きとばさ れる様な地帯では、翌春冥施 すると 植付の深きは習の上部より一 寸内外の覆土を適当ょする。 四、肥料 肥料嘩顎の主改ものは堆佃 人糞尿、油粕、大豆粕、米糠 草木衣等であるが、此の外敷 革として刈歎した山草も堆肥 と同様の効果も菓ねる。こん にやく妊柄寄紅照り易いから 濃厚肥料を施すのは不可であ るから注意を要す訂■、例え隠 硫安などは腐敗柄を誘発する 産れがあるから用いないのが 安全である。一般忙速効性肥 料は球輩の発育嵐助長させる が製粉歩止りは少い、併し加 盟肥料鱒柄啓に対する抵抗力 を増大するのに必欝であるば かりでなく品質を向上し牧景 を増加させる。 ≡年子の施肥畳の一例を示 すと次の棟である(単位貿〕 、茨城県の例 両島県の例 堆肥一五〇 堆肥 三〇〇 大豆和一五 大豆粕 二〇 人糞尿 五〇 人糞尿一〇〇 木次 二〇 乾草 三〇〇 生草 大00 蓼作管嘩の諸点 冬作に於ける多作の肥培管 多糖-蓼の徒長をおさえ、 耐寒性及耐単性歓あたえたり 階圧すること把上り、根の伸 長を促す琴、主な冒的である 時期として、腔、普通本菓≡枚 日の頃より行うととが良い。 特に土がひどく漁っている時 妊、行わない様にする。伶土 壌の軽慮土であつたり、更に 徒長ぎみの威令、挿捧の場Am 効異が大きい。 追肥-有樺質肥料等は、年 内もしくは翌春牒めに発すこ とが大切であり、特に加盟肥 料等が計画通り、施用するこ とができず、少たり施してあ る場合は、できる限り早期把 塩化加盟反当り忙して、〓〜 ≡貫位施して下さい。木次の 場合は反当わ、〓十官位施す 特に嚢啓防止と、栄養補給の 為、完熟施肥を濁すことも効 果的な手段である。 以上蓼作管由の諸点匿つい て記戟致しましたが、個々農 家々車の計画により生育が異 放つていること1思われるが 胞て生育の冥態に応じて、.遽 切な管出をすることが極めて 必須セあるととを、重ねて附 冒する。 次号は新し、膏ル料とその使 である。叉輩尭な強健にし、 倒伏敢防ぎ、無効分際な捌如 し有効分痙臣確保する為であ る。〓月上中旬頃の作業は、 覆土の補正、或は有効分粟助 長、二月中下旬よ旦二月下旬 の作業は無効分奨の抑制忙、 倒伏防止等である。 の多漁なる場合虹冥菟するこ とは、更に効果が大きい。帯 鵬回十一月下旬より十〓月上 旬、第二固二月下旬より三月 上旬、第≡回四月中旬。 土入-初期の土人は新規を 保護し、分菓を促進させると 共忙、生育を助成させる手段 伺料金は初回六〇阿 追回二〇円で初回の方堅二国技恋し ないと効県があり鼓せん。 竺軒∴迫つて温知致し喜。へ お子澄んに 育団啄の予防接種を 十1月十三日から冥施する予局でしたが、契品の関係で 無期延期となつてお少ましたが、此の程優秀孜欒品が賠入 出来ましたので左記忙依つて冥於致しますから希望者は接 種する楼御知らせ致しせす1 記 日 時 から 十重書的脚韻 ▲ 〝 二言八品諾鯛から から 〝・≡十 筏 〝 一 ら 十音-品譜攣 ク タ グ か 〃 か ′ 保健婦西海愛子 それでは現在の日本は典し て人口と、その抹車力との、 バランスがとれているだろう かというと、官うまでもなく 非常な不調和を来しており士 す。 い方.について述べることにす る。(筆者は笠間農業相談朋 鈴木粍師) 午前九暗から .正午まで 後 年後≡時から ク 四暗まで から 三晶諾憫 年後二暗から 〃 三暗まで 四日詣詣から 年後二幡から ク 三時まで 大賞公民館 大網、虞璃 押寄木公民館 押寄木 北ノ根公民館 北ノ蚊 診 療 宿 公民館 宿 塩予郵便局前 戸ノ内 瞑 屋 前 上宿塙 塩予小学校 大開、苧 組合長 宅 琵木橋 岩仲公民館 岩下、伸郷 組合長 宅 倉見 所. 場 下赤沢公民館 場 役 人口六千丸首万人であつた 昭和十年には米蹟街五七囲五 万石であ少ましたが、土地改 良、品種改良、化学肥料の使 用などで増産しまして昭和〓 十七年把は人口八千六百万人 米倭麒六二〇〇万石教示して 爵ります。あらのる生産も発 展しましたが年々冒数十万人 の人口増加では蕃へきれませ ん¢ 死亡率を調べて見ますと、 公衆衛生の進歩。伝染病の日 ざましい減少。ペテサリン、 部 落 名 上赤沢、下赤 沢、棟木 穂蔵、大沢、・ 大藤原、大畑 十〓月の納税隠 固定費慶祝第三期 です 納期内に必ず納 め蕊しよう 想定なして、日本の人口はど うなるかな計算して為り堕す が、その場合でも昭和六十年 把ほ一億三百三十l万忙達し 以後酪少にかわりはじめると とを指摘してお少ま しかしこれほどの.塵界調節 の普及ほ今のところ予想H訳 ませんし、問題の人間はすで に生れてしまつていて、どん どん生産年令に入つて狙て、 子供を生みはじ とへ〓憶に達する日をいくら かで庵向へ押しやる程度の勤 しか奏しないとしても、各夫 婦は、受胎調節を眞創把考へ なければならないと云う、い つわらぬ結論であります。 ストレブトマイシy、ク中ロ マイセチンと云った抗金物質 の新肇。 育児知識の普及孜ど作用し ょして、吸取後六年で国民の 藩命が十年延長し、】000 人叱対して山○人強と云う死 亡率を二試してあゎまサ。この こと旺国民にとつて大き敦車 両にほ相違ありませんが、そ れ故に入口が一そうふぇて国 民生活を窮迫させているとと は、まつたく精し挿しのこと ば洩りです。昭和二十四年】 月二十二日附で統計委員会が 発表した推計では、昭和三十 七年から四十大年の問いづか 日本人口は一倍になると発表 してぬゎ去す。人口問題研究 所では産児調節が非常な普及 を見て、出産熱が現在の年分 位に減り、日本女性が平均二 児しか窪まないという癖錦な
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