広報かつら No.406 2004(平成16)年 3月
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お離さま 茨城県の郷土工芸品に指定さ れている桂雛を飾っています。 今年のお離さまのテーマは 「色」。平安貴族を模した雛人形 にとって、衣装の色は最も重要 な要素の一つです。 「桜襲 (さくらがさね) の唐 織物の御直衣に、葡萄染 (えび ぞめ) の下妻の裾を長く引いて …」 (瀬戸内寂聴訳 『源氏物語 巻二』 「花宴」より) 衣の表と真の配色、襟、袖、 裾に現れる色合はともに「かさ ね」と呼ばれ、季節毎にきまり がありました。二十歳の春の光 源氏の酒落て優雅な様子を、紫 式部は「桜」と「葡萄染」とい う色を使って表現しており、他 にも衣装の色に関する記述は少 なくありません。当時の宮廷社 会ではこうした装束の色彩に関 して高い知識とセンスが要求さ れたようです。 古の都人が纏った繊細な色彩 美。しかし、それを現代の雛人 形に取り入れるためには独自な 工夫も必要になります。今年の お雛さまは、そんなところを楽 しんでみてください。 玄関ホールにて、三月二十一 日 (日)まで展示予定です。 おはなし会のご案内 ボランティアグループ「あすなろ」 3月は13日仕)・27日仕I 午前11時から、図書館の 「おはなしのへや」にて。 お楽しみに! ・ニー‥ l よくよむ ℡029・289・4946声 ☆回書カレンダー(3月)奮 2ロ04年 2月の新着同書 私は薬事こ配れる 福田 某/幻冬舎 絶筆という名の花 高橋 耕一/マルコーシュ社 スーパー激職イ2801琴曲中 将司./白石書房 DaViDeoってどうよ?PART2不∵雄∵■ピーエヌ・エス新札 すべての男棚品であるVOL7村上 竜/ペスもセラ】ズ 教科葺から消え売名作 付よ 麓/カ、学鰯 裂けた軽 薄田 儀/勾冬舎 ケンちやんの1ロ1回静;てよかった嘗脇 康之/講談社 陳んだ悌ぜなぜ柑【潤練大沢 直/工業轟査会 詳説給フリーはんだ相接砺藤田 畠凍/エ薫詞奮会 朝食を叛くと病気にならない石塚 莱芙/幻冬曹 批lておきたし嘲奉職藤山日 登毯/プチやぎタ社 l一l一一.T一一l一t-111一一一一■11 転♂≠事典麺攣 2004年:2月の新着CD ・ ●--て アーティスト アルバム名 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ超名曲集 白川ことか天伽美春 TVアニメーション「ダ・カーポ」3 パノ弘一チョとムチャチータ わがまま*フェアリーミルモでボン 阿部薫+㈲デュオ アカシアの両がやむとき 伊奈 かっぺい 帰ってきた13日の金曜日 高 倉 健 高倉健全曲集 敬しlとうとハッピー&ブルー 敬いとうとハッピー&ブルー 女子十二楽坊 奇跡 防犯匪宅l咄.8∈I アルコール 大人の算数子どもの数学 コレステロール インナーマイザ」 蛇にピアス 後巷説召物語 ニューハウス川版 コルシフーバーー/うユノリン社 小林 吹代′■すばる社 主療の豪社 斉藤 挙/薪義救 急原 ひとみ/集某社 京轟 夏彦/海尉善痛 肴簑箋妻妾篭賢葛 義 範 鼠 恥任技術者め摘要必携オーム社 、i r一′ -- ● - 8 ……広報かつら 3月号・…‥
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