広報かつら No.405 2004(平成16)年 2月
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などにより街を明るくするようにしまし ょう。門灯を一晩中つけていても月間の電気 代は130円*程度で済みます。 一人ひとりが常に防犯に心がけ、地域全 体で犯罪を防ぐ環境をつくることが大切 です。 例えば ・隣近所と普段から声を掛け合う。 ・町内会など地域ぐるみの活動に参加する ・軒一灯運動をすすめる ・地元警察署の出している犯罪発生状況 などの情報を活用する。 などです。 *20Wの門灯を一晩(10時間)、1ケ月 (30日間)点灯 鍵や防犯ガラスなどの防犯設備は重要ですが、これらに頼るだけでは犯罪を防ぐことはでき ません。「ここでは犯行は無理だ」と犯罪者に思わせるほどの地域住民の結束力があれば、犯罪 は自然に減っていきます。犯罪者のほとんどは犯行に及ぶ前、「近所づきあいは良いだろうか?」 「他人に対する関心はどうか?」などの点を事前に観察しています。 犯罪者は、人間関係が希薄な街を好みます。街の雰囲気も計算に入れて、犯行を試みるかど うかを決めます。住民同士に連帯感があれば、自分に関わりのないことでも、不審者がいたら自 然に声を掛けるようになります。「何かご用ですか?」この三百が犯罪者を怯えさせ、犯行をあ きらめさせます。 また、人目を避け自分の存在を消すかのように行動する犯罪者は、死角を好みます。街の中 の計画的な防犯照明の設備は、犯罪者を遠ざけることに大きな効果を発揮します。 みなさんで、知恵を出し合い門灯の点灯 義舶 母◎田 碁菅つ<ろう 起こりにくいまち ( 締抑榔ラ句碑婚榔締押婚押紳輔押郎弓榔抑姉紳紳輔婚紳仰押 短歌 五十卑戦後の歳月生きぬきて 金地式にいまえと並ぶ 初藤の明日来るというそれだけの 事にひと日の心弾めり 堂よりも音き摩周湖は紅葉を 昇竜も 水面に映す魔法の景色 野を駆ける少女の髪に紅や貴の 落葉いくつか風に給れゐる 晩秋の山は冬え度に活気満つ 後免に小きき新芽も育お 足腱の痛みに帝へ屠る人もあり 難聴ぐらいはと已を励ます うすらかの光れる沼の陽だまりに 春希つ水鳥体寄せ合ふ よわか 静かさね麓ゑ付けてより十五年 冷夏にめげず「りんご」は紅し 魔除けとふ屋赦に鎮座する「シーサー」の 衆人なごます愛嬢ある面 ( かつら文芸 高城よしの 官本ふみ江 杉山みちこ 渡温子砂子 析 美恵子 山形 式妙 久 愛 子 子 笹……広軌つら2月号……密驚 9
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