広報かつら No.404 2004(平成16)年 1月
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新年あけましておめでとうございます。 村民皆様には、平成十六年の新春をお 揃いでお迎えになられたことと心からお 香び申し上げます。 昨年を顧みますと、対外的にはイラク 戦争の勃発と、それによる自衛隊派遣問 題など、我が国の安全保障政策などが問 われましたが、早い時期に平和的解決が 図られ、イラク全土の復興を願わずには いられません。また長引く景気低迷から なかなか脱せられない中、国も地方も多 額の債務を抱えている状況で、行財政改 革は待ったなしになっております。行財 政の硬直化を克服する一手段としての市 町村合併問題が全国的に、大きく動いた 平成十五年ではなかったかと思います。 本村においては、引き続き生活環境の 整備を図るため、下水排水整備事業をな お一層推進して、早期に全村に普及して 会長 義郎 種村長 参り、道路整備等とあわせて、村民の利 便性の向上を囲っていきたいと存じま す。 昨年十一月に桂中学校の改築工事に着 手いたしましたが、学力向上を目ざすた めには、学習環境を整備していくことが 大事だと認識しております。地権者や周 脛 国の方々のご理解をいただき、仮校舎に 移転することなく建設ができることにな りました。校舎の設計内容等については、 学校の先生や生徒、また多くの関係者か らご意見をいただき計画の中に反映でき たものと思っております。 本年の直面している大きな課題は、三 町村の合併問題であります。昨年六月に 法定協議会の設立が議決され、第七回目 の協議を経た段階でありますが、基本項 目の合意ができ、細部項目の調整に進ん でいるところであります。今後は新町名 の決定、新町建設計画に向け充分検討し ながら推進して参る考えであります。 急速に少子高齢化の進むなかで、子育 てが安心してできる環境づくりや、高齢 者の生きがい対策、農業生産の振興や商 工業の活性化等を目ざして展望のひらけ る年になることを願ってやみません。 私も気持を新たにして村政に真撃に取 り組んで参る考えでありますので、村民 のご理解とご協力をお願い申し上げます と共に、皆様方のご健勝を心からご祈念 申し上げまして新年のごあいさつといた します。 ′l\ …・=広報かつら1月号

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