広報かつら No.387 2002(平成14)年 8月
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桂村史通史編の目次内容の原案が、 去る六月二十七日の宿さん委貞会で、 下記のように承認されました。 第一編は原始・古代編で、縄文時代 から奈良・平安の時代まで、第二編は 中世編で、武士の台頭の頃から佐竹氏 が秋田へ移封されるまで、第三鯨は近 世編で、水戸藩の成立から大政奉還ま で、第四編は近代編で、明治維新から 昭和前期の太平洋戦争終戦時まで、第 五編は現代の分野で、戦後から高度成 長期までで、それぞれについて、全国 や茨城県内の動きの中での桂地域の特 徴的な内容を取り上げています。 目次内容が決定したことでこれから 執筆に入るわけです。全体の流れにつ いては、前に委嘱した四人の専門委貞 の先生方に記述していただきますが、 村内の研究家にも、一つの節なり項な りを分担していただき、特徴のある 「種村史」を編さんする方針です。 なお、紙面の都合で、今回は、第一、 二編のみの目次をお知らせしました。 」痩雷薔愚簑警蔓きー 第〓早 桂地方の黎明 第一節 田-ム層の文化 洪積世(最新世) の自然環境 獣 を追う狩人 第二節 縄文時代の一万年 土器と弓矢の使用 縄文海進 縄 文時代の社会 第三節 縄文人の生活と文化 住居と集落 石器と土器の用途 呪術 と信仰 第四節 稲作農耕のはじまり 伝来の文化と固有の文化 ムラから クニヘ 初期の稲作 住居と集落 墓制の変化 第五節 弥生時代の終末 小文化圏の形成 消えた十王台式土器 第二章 地方豪族の出現と民衆 第一節 古墳の築造と豪族 古墳文化の波及 古墳と副葬品 豪族の居館 高根古墳出土の蕨手刀 第二節 民衆の生活と文化 住居と集落 衣と食 土師器と須恵器 鉄製用具の普及 第二;早 古代国家体制の中で 第一節 常陸国・那賀郡の成立 常陸国とは 那賀郡街と「伸寺」 桂地方の郷里 第二節 奈艮・平安時代の生活と文化 集落の増加 文字を書く人々 呪術 とまつり 第一章 武士の台頭 第一節 常陸大接氏の進出 平将門の乱 常陸大操氏の水戸地方 進出 秀郷流那珂氏 塩寵荘 第二節 大中臣那珂氏と那珂西城 源頼朝の挙兵 金砂合戦 鎌倉幕府 の成立 那珂実久の活躍と那珂西城 承久の乱 宝治合戦 霜月騒動 北条氏の進出 第〓章 佐竹氏の勢力拡大 第一節 那珂川を越えた佐竹氏とその 支族 北条氏の滅亡 建武の新政 南北朝 動乱の開始 瓜連城の戦いと那珂氏 の滅亡 佐竹義篤の譲状 大山氏 石塚氏 小場氏 高久氏 第二節 佐竹総領家と山入庶子家の 内紛 南北朝の統一鎌倉府の成立 上杉禅秀の乱 永享の乱・結城合戦 江戸氏の水戸進出 大山氏の佐竹 義舜支援 義舜の領国統一 第三節 頓化原の合戦 大山氏の支配 大山・石塚・小場氏 をめぐつて 頓化原合戦記 第二;早 豊臣政権の成立と佐竹氏 第一節 小田原陣と絶え間のない軍役 佐竹義宜の小田原参陣 奥州出兵 第三節 古代の神社と寺院 阿波山上神社と石船神社 仏教文化 の陵透 布目瓦の出土 第四節 律令体制の崩壊 常陸地方の疲弊と動揺 武士団の台頭 主唱.rp毎-官.■一之空 .’「・上ノ・l 亡」..r.■ ( 佐竹氏の水戸城攻略 朝鮮出兵時 の大山義景の渡海 第二節 太閤検地と知行割 石田三成の佐竹額検地 佐竹義宜 の知行謝 大山氏小高城へ 佐竹氏 の金山経営(錫高野、岩船) 第≡節 佐竹氏の秋田移封と支族・ 家臣の去就 関ケ原の戦い 国替決定 佐竹氏 秋田へ移る 粟野春慶塗秋田へ移る 常陸御用日記 第四章 中世村落の風景 第一節 城と館 大山城 孫根城 平治館 高久館 下坪館 第二節 中世の遺称地名 中世文書の地名 小字による中世 地名 地名からみた村落の景観 第三節 出土銭の意味 埋められた銭 出土銭の種類と数量 銭貨の流通 佐竹義宜の捉書 第玉章 宗教の新しい展開 第一節 中世の寺社詞堂 古代から続く神社 創立された寺 社 存続していた両壁 第二節 宗派の教線拡大と啓王の庇護 真言宗と天台宗 浄土宗と浄土真宗 藤宗その他 第三節 親鸞上人と大山草庵 越後から関東への移住 稲田の草庵 親鸞の大山結庵と滞在 大山草庵 と布教活動 9 ……広報かつら 8月号・…‥

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