広報かつら No.386 2002(平成14)年 7月
2/12

水はかけがえのない資源です。この水はほんの何気ないところでも実に様々な形で 私たちとふれあって暮らしています。そして私たちの生活にとって、切り離すことの できない大切なものです。 去る5月28日、社会科学習 の一環として、沢山小学校4 年生の児童31人が赤沢浄水場 を見学に訪れました。水道課 の仕事内容や浄水場のしく み、水道水ができるまでの説 明を受けながら実際に施設を 見ていただきました。「安心 して飲める水道水」が、この 施設でつくられていることを 初めて知った児童も多かった ようです。見学後、皆さんか ら「おいしい水ありがとうご ざいます」「水を大切に使い ます」 「仕事を頑張ってくだ さい」等、感謝の気持ちと励 ましの手紙をいただきまし た。今後も安定した良質の水 を供給できるよう努力してま いります。 (J ▲職員の説明を熱心に書き取る児童達 ヽ・1-1-h-.・-・--h■.-1.㍉ 蒜耀穫、糟貼 桂村の水は地下水を汲みあ げて使っています。その水は、 水道管を通り赤沢や岩船にあ る浄水場に運ばれ、いくつも の過程を経て、配水管により、 配永池や加圧ポンプなどを経 由して、皆さんの家庭へ届け られます。 ヽtJ 私たち人間のからだは、全 体の3分の2が水分です。か らだの水分が12%から20%な くなると、死んでしまうと言 われています。私たちが生き て行くには1日2リットルか ら3リットルの水が必要で す。この水分は、水やお茶を 飲んだり、食事などから取り ます。 また、飲み水だけでなく、 トイレや風呂、炊事、洗濯、 学校でのプール、火事が起き たとき火を消すのも水道水で す。このように、水道水は普 段の暮らしになくてはならな いものになっています。 l暮暮暮暮暮■l 一 書_l■ TI仁-ニー.-:■iI▲.J ∵予÷遠 ヽ になるしくみ 地下の水が 塩素注入 設備 きれいになっ た水に塩素と いう薬を入れ て消毒する。 急速 ろ過器 着水井から送 られてきた水 を砂やじゃり をとおして細 かなゴミをと りきれいな水 にする。 着水井 (ちゃくすいせい) 汲みあげた水 が浄水場の中 で最初に着く. ところ 配水池 安心して使え るようになっ た水道の水を 配水地という 倉庫にためて おく。 2 ……広報かつら 7月号・…‥

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です