広報かつら　No.384　2002（平成14）年　5月

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経 書 撞 _ ● 灘 一 際 蒸 一 許 _ 暮 りを担当します。 彊 野内氏は歴史館主席研 享中憲 誕で陳腐始・古代節門費捏削 ‥当します。 ‥ ‥小松氏は前歴史館史料= ∵部長で、近世(江戸時代)I …歴任された方で、種村史 1 …臥嗣㌃如酌削相和“紬㍑… ‥佐藤氏は元茨城県立歴バ ト史館史料部長、前幕末と‥ †明治の博物館常任理事を 繹 .専門委眉七Jて、去る一 月に、佐藤次男氏、小松 猟 謬 ■ _ 一 ■ ■ 蟄 琴 t _ …相室雪至芸貢肇 t I暮-暮■暮-t■-_一■’■ 義 _ 一 暮■ 】‡ _ ■ 一 ■ _-■ 暮-t 大貫氏は、同じく歴史 館主席研究員で、近代及 び現代部門を担当します。 五月には、村史の内容 項目が決定するわけです が、その項目に応じて、 村内からも専門委昌を選 び、執筆を分担すること になります。 ■尊専門重点決まる撃■ 桂村史編さんのための 資料調査が平成十〓年度 に開始されましたが、い よいよ十四年度から執筆 の段階に入ります。 そこで、執筆に当たる _ _ _ ■ 渇 凝 議 _ 暮 ■ 親 展 ■ † + ■ 諌 ■ ■ ■ ■ l 一 ■ ■ ■ 娠 _ ■ 潟 一 ■ ■ 平成十二年六月に調査協力 員が決定し、十三年度末まで の約二年間、原始・古代、中 世、近世、近・現代の四部会 に分かれて、調査収集活動を 進めてきましたが、そのあら ましは次のとおりです。 一 原始・古代部会では、ま ず、遺跡があったと思われる 場所の表面採集を行いました。 小さな破片しか見つかりませ んでしたが、縄文、弥生、古 墳時代などの遺物を確認する ことができました。 なお、学校や個人で出土品 を所有している方を訪問し、 完形品に近いものや大きな破 片、石器などを確認できまし た。それらに基づいて、遺跡 分布図や遺跡分布一覧表を作 成しました。 次に、本村の誇る文化財で ある徳化原古墳石室の実測図 を作成しました。 なお、近隣の町村で出土し ているのに、本村では見つか っていないものとして土偶や 蛇形把手土器、漁労に用いた 石錘 (石のおもり) などがあ ります。 √一..\ 二 中世部会では、まず最初 に、犬山城などの城館跡の調 査を行い、特に、御前山城跡 については土塁の二部を実測 しました。 次に神社の資料を調査しま したが、以前あったとされて いるもので見つからないもの もありました。 寺院については、縁起書や 大山氏に関するものなど貴重 な資料が保存されていました。 なお、廃寺については、これ からの調査が必要になります。 平成十二年二月に阿波山地 区から、約五五〇〇枚の古銭 が出土しました。それらを調 査したところ、永楽銭など室 町時代に中国から渡来したも のであることがわかりました。 江戸時代になってから最初に 作られた寛永通宝が一枚も含 まれていなかったことから、 埋められたのは江戸時代以前 であろうと思われます。しか し、だれが何のために埋めた かは今のところわかりません。 桂村域には、佐竹氏の有力 な支族であった大山氏が二二 〇年に亘って存続していたの で、大山氏に関する資料、そ してまた、親鸞の大山草庵、 阿弥陀寺などの資料がぜひ欲 しいものです。 三 近世部会では資料の調査 収集に終始しました。 粟の広木栄一氏、高根の平 賀修氏、上阿野沢の川野辺茂 夫氏を始め、たくさんの方々 から庄屋文書など一〇〇〇点 以上の資科を提供していただ きました。 次に、徳宿太重郎日記、船 橋太郎衛門嘆願書、黒沢止幾 子関係の資料、加藤木質三関 係の資料などを収集しました。 なお、上坪、高根地区など から寛永検地帳、天保検地帳、 検地絵図、人別帳などが見つ かりました。 ぜひ欲しいものとしては、 赤沢鉄山、錫鉱山に関する原 資科などがあります。 四 近・現代部会もほとんど 資料調査に終始しました。 役場、学校、1A桂支店、 さらに、区長引継書類などの 資料を調査しました。特に区 長引継書類の中には、明治、 大正、昭和初斯の坪、岩船、 沢山、旧三村の資料がありま した。 その中には、明治初期の茨 城県からの通達文書の写し、 役場や学校建築に関する記録、 明治九年の反別帳、そして北 ( q編さん室風景 方、高根、阿波山には畳二畳 ほどの大きさの村絵図などが ありました。 近・現代については膨大な 資料があると思われますので、 まだまだこれからの調査収集 が必要です。 なお、原始・古代から近・ 現代まですべての部会の調査 活動に、指導者的立場で参加 しておられた加藤太一郎氏が 昨年七月に急逝されました。 桂村の歴史研究の第一人者で あり、協力員一同も「生き字 引」として頼りにしていただ けに極めて大きな損失です。 心からご冥福をお祈りします。 8 ……広報かつら5月号…… 欝

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