広報かつら No.382 2002(平成14)年 3月
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● ● ● ● ● ● ● ● ● ● れずに入れましょう。 主な防虫剤に、ナフタリン、 しょうのう、パラヅクロロベン ゼン系、ビレスロイド系があり ます。ナフタリンは防虫効果が 高く衣類全般に使えますが、に おいが強いのが難点です。しよ うのうは和服や和装小物向き。 パラ系は天然繊維、化学繊維の 防虫に適していますが、ピ二I ル製品、合成皮革には不向き。 ビレ系は無臭で、皮革製品、毛 皮を含め衣類全般に使えますが 金属のボタンなどは変色するこ とがあるので要注意です。 ビレ系を除く三種類は、混用 すると化学変化を起こしてシミ の原因になるので気をつけて。 が大切です。冬物に多い毛、 ポリエステルなどの繊維は、 に防虫剤を必要とするので、 そろそろ厚手の冬物衣類をし まう時期。長期収納する衣類は、 一度しか着ていなくても洗濯し、 十分に乾かしてからし亭つこと 防虫剤の 上手な使い方 忘特絹 防虫剤は収納ケースや引き出 しの四隅、衣類の間、上に置き ます。防虫剤が気化したガスは 空気より重いので、上部に少し 多めに置くと効果があります。 一方、湿気は下にたまりがちな ので、収納スペースの下に除湿 剤を置いたり除湿シートを敷き 込んでおくと湿気対策に効果が あります。ハンガーにかけて収 納する場合は、間隔を空け、通 気性のよい不織布のカバーをか けるとよいでしょう。 きれいに洗っているつもりで も、いつのまにか汚れがこびリ ●●●● なべの汚れ 落とし術 ●●●●●●●●●●●●●● ト ∈ llノ.」 -鞘小㌧■〞 管 ㍉ よ つヽ ⑳◎ ●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ついてしまうなペ。汚れ落とし の方法を、なべの種類ごとに紹 介しましょう。 アルミやステンレスのなべは クレンザ1を含ませたスポンジ でこすります。焦げつきは、そ の部分がつかるまで水を張り、 火にかけ沸騰させて焦げつきを ゆるませてからスポンジでこす り落としてください。 傷がつくと台なしになる、ほ うろうのなべは、汚れのひどい ところに重そうを振りかけ、水 をかけて柔らかいスポンジか布 で損気よくこすってください。 焦げつきも無理にこすり落とさ ず、何日か天日に当てて焦げを 浮かすか、ゆでものなど、湯を ⑳ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● わかす調理に何回か使って自然 にはがれるようにします。 油汚れのてんぷらなべは、六 〇℃くらいの湯に米ぬかを入れ、 どろどろに溶いた中につけます。 一時間ほど置いて、油の膜が浮 いてきたところでさっとこすれ ば油汚れが落ちます。 フライパンにこびりついた汚 れは焼いて落とすのが確実。フ ライパンを強火で空焼きし、汚 れがすっかり焦げたところで水 を張った容器にそのままつけて、 たわしなどでこすると内側も底 についた汚れもきれいに落ちま す。この方法はかなり煙が出る ので換気を忘れずに。フライパ ンの中に火が入ることもありま す。十分に注意してください。 春は引越しの季節です。荷造 りに必要な段ボール箱やテープ 類は、たいてい引越し業者が用 意してくれますが、足りなくな ることがよくあります。直前に なってあわてないように、必要 な数をよく見計らって用意して おきましょう。大きなピ二1ル 袋、はさみ、カッタ1、油性ペ ン、軍手などの小物もそろえて おきましょう。 ( 引越し荷造りの コ・ツ 荷造りの基本は、本など重い ものは小さい箱に、軽いものは 大きな箱に詰めるということで す。冷蔵庫は早めに中を空にし て水抜きをしておきます。石油 ストープは灯油を抜いておくこ とも忘れずに。 割れやすいグラスや湯飲みな どは、牛乳パックを利用すると 便利。きれいに洗って乾かした パックの中にグラスや湯飲みを 重ねて入れます。牛乳パックは 丈夫ですから、きちんとすき闇 なく詰めれば少々の衝撃では割 れる心配はありません。 牛乳パックに入らない器は、 何個か重ね、表面をちょっと水 でぬらしてラップで巻きます。 こうするとぅツプがしっかり密 着するので器が動かず割れにく くなります。上から新聞紙で包 んでも、インクがついて汚れる こともありません。 や湯蝕升ノま 珍ス 会 票・-…・広報かつら 3月号 8

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