広報かつら No.378 2001(平成13)年 11月
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史談会一日研修を終えて 稲川 清 社史談会では本年第一回の 研修を10月10日に実施しまし た。笠間稲荷神社で如いい先ず 祈祷をして下され、直会を受 けました。その後、神社の由 来、年中行事の説明を受け臨 場感あふれるビデオによる映 像も見せて戴きました。神社 に仕える人達の接客及び年中 行事等を心こめて行っている ことに一同感激しました。 次に西念寺で本堂に案内さ れ、親鸞聖人が稲田頼重の懇 願により、この地に来て真宗 を開き教化活動を展開したと の説明を受けました。 その後、開城跡、大宝八幡 宮と大宝城跡を見学しました。 大宝では八幡宮前のだんご屋 さんで昼食を摂りました。懐 生涯学曹コーナー こちら〝いヰ.ヰいくん 乍.す」 彊電蒜偵 かしい味の支那ソバも美味し かったのですが、店のおかみ さんの大宝城跡にまつわる歴 史の熱弁は、大宝の地を愛す る心が私達に伝わり心に残る ものでした。 最後は、筑波神社、大御堂 の見学予定でしたが、降雨が 激しく参拝できませんでした。 雨に降られましたが、参加者 は骨、有意義な研修であった と口々に話しておりました。 体験のもつ重みを感じた一日 でした。 〔) 去る9月20日、21日の両日、 県民文化センターに関東甲信 越静から約一.七〇〇名の参加 者が集い、茨城県社会教育研 究大会が開催された。本村か らも五名が参加し有意義な研 修ができた。 第一日日の全体会で文部科 学省の寺脇研先生より「進む 教育改革」という内容の講演 がありましたので要旨を紹介 します。 まず第一に、来年度より学 校は完全週五日制になる。そ れに伴い子供たちの土日の過 ごし方が重要になってくる。 家庭や地域社会の教育力の向 上が望まれる。 第二に地域に根ざした学校 づくりがなされる。従来の学 校は文部省の指示の通り全国 どこの学校も同じことをやっ ていたが、これからは地域に 合った特色のある学校づくり が望まれる。学校評議員や社 会人講師がどんどん学校経営 に参加し、地域と学校の連携 が疎まるだろう。 第三には学力の問題である。 進む教育改革 平成13年虚 聞東甲信越静社会教育研究大会 大越 10月6日(土)、安見珠子先 生を講師として第4回野草教 室が県立自然公園御前山で行 われました。 東登山口を入ると間もなく セントウソウやリヨウメンシ ってきたが、これからは自ら 学ぶ意欲や態度の育成によっ て個々の学力を伸ばしていく のである。そういう目的で稔 合学習の時間が新たに設けら れたのである。 ■ [] ′′l\ ダ、右側の岩壁には分布北限 といわれるノキシノブに似た 形のシシラン、さらに登って 行くと、道端には早春に花が 咲くというハルトラノオ、斜 面には玉アジサイ、キジの尾 つぽのようなキジノオシダ、 赤紫の実をつけたツルリンド ウ、北限といわれるオオバチ ドメなどを見ることができま した。 頂上には到達できませんで したが、中腹からの眺望も実 にすばらしいものでした。 ▲オオバチドメ ▲キジノオシダ 鳩……広報折ら11月号…‥鮎 6

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