広報かつら No.368 2001(平成13)年 1月
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新年あけましておめでとうございます。 村民の皆様には、お揃いで新しい年を 迎えられましたことを心からお喜び申し 上げます。 日本経済は、まだ足踏みの状態の中か ら抜け出せず、景気低迷が長期化してお りますが、この新しい年からこそは、長 期不況から脱して明るい展望が展ける年 であることを希んで止みません。 昨年を振り返ってみますと、政治的に は日本では小渕政権から森政権に、また アメリカ大統領も民主党クリントンから 共和党ブッシュ候補へと、内外ともに変 換の年であったかと思えます。地方自治 体に於いても、地方分権に伴いその法律 が整備され、自らの自治体は自らが運営 していく時代の流れになってきました。 ㌔ ∴∴て・l ( この一月六日より中央省庁の再編により、 国の組織が大きく変ってきます。桂村に おいても、社会情勢の変化や、住民にわ かりやすい組織横構をめざして、役場組 織の改正を検討しているところでありま す。 平成十二年度より、過疎地域自立促進 法が制定されました。今迄二十年間,桂 村は過疎地域の指定を受けておりました が、今回、指定要件のうち、人口要件が 該当せず、過疎地域の指定外となりまし た。今後五年間は準過疎扱いになるわけ ですが、財政的には厳しいものになるか と思いますが、過疎地域から脱したとい う事を前向きにとらえ、今後の村政推進 に当って行きたいと考えております。 いよいよ二十一世紀という大きな節目 の時代に入ったわけですが、二十世紀は 日本にとっては日露戦争から太平洋戦争、 そして戦後の経済成長に伴う開発と 「戦 争と開発」 の世紀でもあったと思ってお ります。新しい世紀は、地球環境を守り ながら、良好な生活環境を次の世代にど う引き継いで行くかが、私達に課せられ た大きな課題と思っております。村に於 いても少子高齢化時代に向け、福祉や教 育、また、地域産業の振興など幾多山積 する問題はありますが、職員共々、創意 工夫を凝らし取り組んで参りたいと考え ております。 村民皆様の尚一層のご理解とご協力を お願い申し上げますと共に、本年も幸多 き年でありますことを心からご祈念申し 上げ新年のごあいさつといたします。 ′′一ヽ\ 覿 ……広掛つら月号…… 戎 2

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