広報かつら No.359 2000(平成12)年 4月
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みんなで支え合おう 4月1日から介護保険制度がスタート 日本人の平均寿命は飛躍的に延びています。平成10年 には女性84歳、男性77歳で男‾女とも世界一の長寿国とな っています。一方では、出生率の低下に伴い少子化が進 んでおり、平成37年には4人に1人が65歳以上の高齢者 になると推計されています。 高齢化、少子化が進むと、今までのように家族が高齢 者を介護し続けることが難しくなってきます。そこで、 介護を必要とする高齢者を社会全体で支えるしくみとし て、平成9年に介護保険制度が制定され、4月から介護 保険制度が実施されました。 保険者 介護保険を運営する市町村 を、保険者と呼びます。国や 県、医療保険者(国民健康保 険や健康保険組合など) は、 .財政面や事務の執行面で市町 村を支援します。 被保険者 介護保険は、40歳以上の方 が加入しなければなりませ ん。加入者は被保険者と呼ぼ れ、65歳以上の方を第1号被 保険者、40〜64歳で医療保険 に加入している方を第2号被 保険者として区別します。ま た、外国人登録をしている方 で、日本に1年以上滞在する 外国人の方も被保険者の対象 となります。 財源の内訳 介護保険の財源 本村における介護保険の財 源は、下記のとおりです。 (図1) 保険者・被保険者 介護保険運営財源 第2号被保険者保険料 国負担金 県負担金 村負担金 第1号被保険者保険料 調整交付金 20 12.5 12.5 33 15.16 6.84 (6)
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