広報かつら No.353 1999(平成11)年 10月
4/12
わたしと生涯学習 上坪 山形 寮 定年退職後、ぼんやり過す ことは耐えられないし、これ 程むなしい人生はないと考 え、何か好きなことを自由に 学んでみたいと思っていた。 とにかく肩肘張らずに、地 域の方々と語り合いながら、 学ぶ機会に恵まれると、楽し いことだろうと期待を込めて いた。 そんな折、執拗に屋敷に繁 る雑草取りは、かなり根気の いる作業で、その繰り返しに 疲労も襲ってくる。 しかし雑草という名の草は ないと言われた、そうか、だ ほとん が、現に草の名は殆ど知らな い、この時、除草する野草を 調べてみようかと、これが私 の野草学習の動機である。 公民館講座野草教室に早 速、申し込みをした。 四季を通して調べる草は身 近に限りなくある。「継続は 力なり」 のたとえ、年平均四 〜五回の学習も十年が経過し た。はじめの予想を、はるか に超えて学び得たものが多か った。 学習は現地主義で、(その内 容は紙面の制約で省略します) 雑草の抜き取りは単純だが、 厄介で苦痛である。当初は嫌 われる野草を学んで何んの役 ちょうrしェ・つ に立つのと一般に、嘲笑的な 捉え方が正直なところだ。損 得のきびしい生活の現実から 考える縁の遠い話しではある。 野草学習の体験を通して、 しみじみ郷土の自然は豊かで すばらしい環境だと認識を深 めた。 さらに、共通の趣味を持つ 横並びの仲間と気楽に、近況 情報を交して世俗町野しさ から解き甘ぐし、四季折々の 装いを変える野草に、心 が晴れる貴重な時間である。 各自がそれぞれに、自分ら しい人生の味付けを図る道を 探し求めることが、充実感を 実現し得る確かな方策であろ ・つC 孤独な暮らしは、とにかく 禁物、わびし過ぎるし、孤立 しては到底生きられない。 性格も経歴も価値も、それ ぞれ相異なる仲間の生き方を 参考に、余暇を明るく大らか に、心豊かに愉しみ、今後も 野草講座を継続して、生きが いを一層求めて行きたい。 ( 体育協会めぐり④ 「軟式野球連盟」 現在、桂村軟式野球連盟に は、村内の野球チーム6チー ムが加盟しています。 年に2回村内大会を開催し、 年間給合成績順で1位のチー ムは、種村を代表して東茨城 都大会に出場することができ ます。 ※平成9年度2大会優勝チ ーム及び都大会出場チー ム 前期大会優勝 フレンズチーム 後期大会優勝 高嶋建設チーム 都大会出場チーム 高嶋建設チーム (第3位入賞) 桂村軟式野球連盟では平成 11年度加盟チームを募集して います。村内の事業所内の野 球チームや、村内の仲間で野 球チームを作っている皆さん の参加をお待ちしています。 ※お問い合わせは、 桂村軟式野球連盟事務局ま で(桂村役場内、内線30番・ 平塚) 軟式野球連盟に所属するチーム チーム名 代表者 チーム名 代表者 赤 沢 広木和久 高嶋建設 高嶋秀浩 フレンズ 和田雅治 OM機器 横山正→ イーグルス 堀口 剛 桂村役場 寺山邦夫 膣材ゲ」トボー几大会 9月7日㈲、大桂グランド において、15チーム参加のも と、第22回桂村ゲートボール 大会が行なわれました。 結果は次のとおりです。 優勝 阿波山二区Bチーム 準優勝孫根Aチーム 第三位阿波山二区Aチーム 第三位上 坪 (4)
元のページ