広報かつら No.352 1999(平成11)年 9月
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まだまだ暑い日もありま すが、晩夏から初秋へと季 節は確実に移ろっていきま す。もの患う季節の始まり の舞台に、図書館や資料館 は最適です。雰囲気のよい 静かな空間を、利用者のみ なさんとともに演出してい きたいと思います。 (図書館から) 新着図書のご案内 図書館には一週間ごとに新 しい本が入ってきます。今月 から、その一部をみなさんに 紹介していきたいと思いま す。 8月の新岩国書 図書館・資料館だより 日本語練習帳/大野晋/岩波書店 繁栄の法/大川隆法/幸福の科学出版 さくら日和/さくらももこ/集英社 長助の女房 御宿かわせみ /平岩弓枝/文芸春秋 柔らかな頬/桐野夏生/講談社 妻と私/江藤淳/文芸春秋 百鬼夜行一陰一/京極夏彦/講談社 美女入門/林真理子/マガジンハウス 王妃の離婚/佐藤賢一/集英社 被写体/三浦友和/マガジンハウス 沈まぬ太陽(三)御農高山篇 /山崎豊子/新潮社 326/ナカムラミツル /マガジンハウス 妻の日記/石原まき子/主婦と生活社 小さいことにくよくよするな(2) /リチャード・カールソン/サンマーク なんとか会社を変えてやろう /柴田昌治/日本経済新聞社 突破力/中坊公平・佐高信/徳間書店 (資料館から) 民俗資料最終収集終了。 ご協力ありがとうござ いました。 資料館では、6月初旬から 下旬にかけて実施した現物確 認調査に基づき、8月の第3 週に民俗資料の収集を行いま した。 平成.9年度秋期に実施した 民俗資料所在調査以来、二次 にわたる現物確認調査、三次 にわたる民俗資料の収集を実 施してきましたが、郷土資料 館としての初期収集を目的と する一連の調査・収集は、こ の度の資料回収をもちまして 完結となります。 収集した資料は、五十余戸 から二百点弱にのぼりまし た。今後は、洗浄・補修など を行なった上、分類管理シス テムを検討し、資料館の事業 運営に有効に活用していく計 画です。 ご協力いただいた住民のみ ふるさとの伝説をシリ なさん、ありがとうございま した。 ーズで紹介します。 資料館では、今月から展示 室内にコーナーを設け、絵と 文章により「ふるさとの伝説」 十話をシリーズで紹介します。 「ふるさとの伝説」は、阿 波山在住の徳宿邦思さんが、 l一 ′t\ よくよむ m O29・289・4946 地元に古くから伝わる伝説を もとに創作されたもので、こ れに今回上坪在住の大越功さ んにお願いして絵をつけてい ただきました。 自分の地域に伝わるちょっ と不思議な話を、オリジナル の絵と一緒にお楽しみくださ ヽ一〇 -∨ 図書館カレンダー(平成11年9月) ボランティアサーウ/L 「あすなろ」の皆さ/Ll己よる 読みきかせのど窯内 9日は 11日(土) 25日(土) 午前†l暗からです。お菜しみに! 日 月 火 水 木 金 土 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ⑪ 12 13 14 15 16 17 18 19 =20 21 22 23 24 ⑳ 26 7 28 29 30 亡]は休館日、○は読みきかせがある日です。 づ さ庭ぺは彩ヒりどりに咲き初めぬ つつぐの花は亡夫鹿ゑくれ一 宮本ふみ江 主ごこ 壊が逝きて入キを経ぬ轟鹿の骨伸びて 優1き大学生となる も 山形 式妙 ひもと 賜り1歌集播けば確かなる歩み為1 束-日々の至さあり 渡辺千紗子 荒れ果てたる農地にあれビ盤紫苑の 啓落なせば菰野ヒなりぬ 青柳 京子 白寿なる卑の背中を流1やる一せ紀 生き来て小さく九- 秋山 愛子 「母の旦につくばの息子よりカーネーション おくられ来たりカードを添えて 石井きぬ子 卑に対1残りゐる記憶はたった一つ 頑をなでられ1こととふ非行少キは 大森 久子 白い雨を降らせ続け1エゴノキの 花も終りて木下閣深- 吉堀よしの 連休が終ふるや水を張り1面は ♀苗由と化1て人影を見ず 佐川 あや 額縁の中の魚が飛び出でてキッスを求めくる トリックアート美術館にて かつら文芸 杉山みちこ ㈱

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