広報かつら No.351 1999(平成11)年 8月
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七月十五日、村内小学校合 同保健委員会を中央公民館を 会場に開催した。保健委員会 は、児童の健康増進を目的に 組織され、学枚単位で活動し ているが、本村では年一回合 同で実施している。 本年度は、「私達の健康Ⅰ しのびよる生活習慣病-」 をテーマに、子ども達をとり まく食生活環境・年々増加傾 向の肥満・それらがもたらす 生活習慣病に視点をあてて実 施した。 講師に水戸保健所健康増進 課の板倉裕子先生、大木美智 子先生をお招きし、生活習慣 痛の恐ろしさ、それを引き起 こす食生活上の問題-特に 子ども達の糖分の摂り過ぎ- や、運動不足の問題等、分か りやすくお請いただいた。 また、村の食生活改善推進 委貞十二名の方々が、〝体に 良いおやつ〞を参加者全員に 作って試食させて下さった。 糖分控え目で、大変美味しく いただいた。更に、カロリー 消費のための三分間ウオーキ ングを全員で体験もした。 会場に設置した体脂肪測 〝合同保健委員会開かれる″ 定・カロリー消費・糖分塩分 測定等のコーナーでも、自由 に体験し、健康度チェックや、 清涼飲料水の糖分の多さを確 認する姿が見られた。 また坪小保護者関昌子さん から、家族ぐるみの協力、学 校との協力で肥満解消に取り 組んでいるという貴重な体験 談もお聞かせいただいた。 将来生活習慣病(心臓病、 糖尿病、高血圧症等) になら ない為には、正しい知識と、 良い生活習慣を身に付けるこ とが大切であると痛感した。 子ども達の健やかな成長の ために、更に保健委員会の活 動を充実拡大していきたいと 思っている。 (沢山小・松崎) ( 一糖分はどのくらいか 試食しながら確かめる ト講師の先生の熱のこもった お話 ”邦楽の音色が 大山寺境内に流れる″ 七月十一日(日)紫陽花が 小雨に濡れる高根山大山寺の 本堂から、拳・三絃・尺八の 音色が流れました。 これは、日本の音色・こと ば・歌としての邦楽を生演奏 で聴く機会が少なくなった事 を憂いた「邦楽鑑賞の会」に よってなんとか日本の伝統音 楽を絶やさないようにという 願いをこめて主催されたもの です。 この日は、さくら・荒城の 月などをメドレーにした「こ とうた」やソーラン節と江差 追分を織込んだ「北海民謡調」 そして、尺八二部合奏の「平 和の山河」更に源氏物語、夕 顔の一節の朗読から入り地唄 「夕顔」が演奏され、最後は、 六段を合奏曲に編曲した華や かな曲で終了しました。 尚、この催しに寄せられた 義援金は、桂村社会福祉協議 会に寄贈されました。 今回主催した「邦楽鑑賞の 会」では、一人でも多くの方 に邦柴を身近に感じて喜んで いただき、この鑑賞会にご入 会いただいて、著名な演奏家 .( の演奏を聴いたり又、自分で も楽器に親しんで下さる事を 願っているとの事です。 邦楽鑑賞会に参加して 邦柴を生で聴く機会に恵ま れ、心豊かなひとときを過ご すことができました。 間近で聴く琴・尺八二二味 線の音色はすばらしく、一曲 一曲心に刻みました。 又、会場設定もよく、さり げなく生けられたあじさいに 季節を味わい、休憩には、お 茶が用意されるなど、いたる ところに主催者の心くぼりが 感じられ充実した日曜日の午 後でした。次回を楽しみにし ています。 (阿波山 K.M) (9)

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