広報かつら No.351 1999(平成11)年 8月
6/12

こちらゎいきがいくん鑓です。 私と生涯学習 高根 渡辺千妙子 現代的で素敵な響きの「生 涯学習」という言葉を、何年 か前に初めて耳にした時、穏 やかで恵まれた世の中を思 い、そこに生きられる幸せを 改めて感じたものです。 公民館講座として、様々な 趣味のサークルが生まれ、学 び、楽しめるという事は、特 に女性にとって、素晴らしい 進歩であると思います。私に も、習いたい事、挑戦してみ たい事は沢山ありましたが、 あまり家を留守にできなかっ た事、学生の頃から好きであ ったという点で短歌クラブに 入りましたQ当初は特別な指 導者も無く、十二、三名の会 貞が作品を持ち寄り、互選会 生涯学習コーナー 等をしていたにすぎませんで したが、その後、良き師に恵 まれ、月一回の添削指導を受 けながら現在に至っておりま す。生涯学習と言える程の事 ではありませんが、同じ趣味 を持つ方々との月一回の勉強 会の日は、忙しい日々の中で のオアシスの様なひとときと 三苧えるかもしれません。 送り仮名一字にも心惑わせ、 話し合える仲間があるという 事は、作品の良し悪しに関わ らず、共に生きてゆく心の支 えであり、励みとなっている 事が、ささやかながらも生涯 学習といえるかもしれません。 台所で野菜を刻みながら、 庭の草取りをしながら、車を 走らせながら、生活の絶てが 無科の学習教材となります。 四季折々の自然とのふれあ い、様々な事との一期一会を 大切に、日々の哀歓を越え、 生きてゆくいのちの尊さを、 拙いながらも短歌に託してゆ けたらと思っております。 載せウド 生きしぃとaを 思ぃつつ 扱きうたを 認みて賂りぬ m 消 岩月′・鳥「ヰ 五月に家庭教育学故に関す るアンケート調査を実施し、 委員さん方でまとめました。 六月十三日㈲午前六時から のPTA奉仕作業終了後、家 庭教育学級の開級式が行われ ました。 七月三日出アンケートの集 計結果をもとに、家庭教育学 級意見交換会を開きました。 「子どもの遊びと手伝い」を テーマに、二分散会に分かれ て話し合いがもたれました。 お父さんやお母さん、先生方 からも多くの意見が出され充 実した分散会でした。 北方小学校 六月十六日㈱家庭教育学級 の開級式を行いました。学級 長さんのあいさつの後、役員 さんの紹介があり事業計画が 話し合われました。 今年度は、給食の試食会に 続き、三学期には親子ふれあ いのつどいを予定しておりま す。 坪小学校 六月十九日出は、雨のため 再 出 予定していた親子レクは中止 となりましたが、家庭教育学 級の委員さん方は出席して、 開級式が行われました。 事業計画としては、講演会 や料理教室を予定しています。 講演会の講師については、今 後検討することになりまし た。 沢山小学校 七月三日出授業参観後、開 級式が行われ、教育長、学校 長、家庭教育学級長のあいさ つに続いて、役員の解介があ りました。 活動計画としては、二学期 に研修視察、三世代ふれあい 教室、親子映画会等を予定し ています。 種中学校 七月八日㈱午後、開級式を 兼ねて成人教育委員会と共催 で、持田信乎先生を講師に講 演会を開催しました。 「中学生を子に持つ親の対 応の在り方」という演題で、 中学生の親子関係で特に配慮 する点は何か、資料をもとに 貴重な講演を傾聴しました。 ( してくれま せん。 あっとい ▲ う間に過ぎ ) 6 ウィークエンドスクール 「不思議なマジック教室」 七月十一日 桂中央公民館 で、小学校由年生から中学生 を対象に、マジック教室が開 かれました。講師は、水戸の 鯉渕健治先生ですQ 最初に先生が手品を披露す ると、子どもたちの聞から感 嘆の声が出て、早速練習に取 りかかりました。「不思議な コップ」や「ロープにとびこ むリング」等、いくつかのマ ジックに、子どもたちは、日 を輝かせてチャレンジしまし た。マジックで大事なことは、 練習を重ねて体でおぼえるこ と、タネを明かさないことだ そゝつです。 終わりに先生が見せてくれ た「レコードのマジック」に は、だれもが驚きましたが、 タネは明か た楽しい不 思議なマジ ック教室の ひとときで した。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です