広報かつら No.349 1999(平成11)年 6月
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拶㈱ 西暦2000年間題への取組について ㈱ 西暦2000年間題とは 西暦2000年問題とは、コンピュータ・システムの多くが年号を完全な4桁ではな く下2桁で処理するように作られたため、2000年を誤認識し、正常に機能しなくな る可能性をいいます。 コンピュータの2000年間題は、通常のコンピュータ・システム、パソコン類だけ でなく、小さなチップ・コンピュータにも同じように起こる可能性があります。コ ンピュータ・システムにはふたつの種類があり、パソコンなどを中心とした通常の コンピュータ・システム以外にもうひとつ、マイコン、マイクロチップなどと呼ば れるものがあります。工場の棟械や生産設備、その他自動車や家電製品などのあら ゆる機器に、それらを制御する頭脳として使われているものですが、これらの埋め 込み型システムでも、そこに書き込まれたプログラムが西暦年を2桁で扱っている 限り、2000年間題を引き起こす可能性があります。 水道課の取組・対応状況 桂村役場水道課では、この西暦2000年間題を重要な問題であると認識し適切に対 応するため、水道事業管理者をトップとした「西暦2000年間選対策委員会」を設置 し取り組んでいます。 具体的な対応 水道料金の計算・請求書類の発行等一部事務は、現在民間業者に委託しています が、9月末までには問題確認・修正・模擬テストなどの一連の作業を終了する予定 です。 水の供給に直接関わる浄・配水場におけるポンプ設備等の制御系と流量計等の計 装機器類は、各メーカーへの調査を実施し、水の供給に影響が無いことを既に確認 しています。 また、万一の事態に対応するため、周辺自治体と協力体制を確立しており、可能 性が高い1999年12月31日から2000年1月1日にかけては、職員が施設へ常駐し対 応します。 (11)

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