広報かつら No.345 1999(平成11)年 2月
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今年の冬は、全国的に冬 らしい冬といわれています が、風邪をひいたりしてい ませんか。風邪のとき、も のを言うのは日頃鍛えた体 力ですが、体力づくりの合 間には、図書館・資料館で 知力の養成・鍛錬はいか が? (図書館から) 図書館資料はみんなのもの 図書館資料の貸出期間は、 本は十五日間以内、ビデオ・ CDは八日間以内です。資料 がたくさんの人に利用される ために、返却期限を守ってく ださるようお願いします。 また、図書館に返し忘れて いる本やビデオなどがありま したら、お早めにお返し下さ い。開館時間に来館すること ができない方のために、図書 館の入口(役場側)と職員入 口(南側) にブックポストが あります。そちらにお返し下 さい。 回書館・資料館だより (資料館から) 繭玉を飾りました 資料館では、一月十四日か ら三十一日まで展示室で繭玉 を飾り、民俗行事として紹介 しました。繭玉は、小正月の 行事の一つですが、近年一般 家庭で飾られることはほとん どなくなり、資料館でも、乗 長寿会の皆さんにご協力いた だきました。 節分と八日豆腐 二月三日は節分です。「節 分」 には季節が分かれるとき という意味があり、季節が冬 から春へと移るこの日の夜に は、全国的に豆をまいて鬼や よくよむ 阻029・289・4946 らいをします。また、この地 方では、いわしの頭を焼いて 大豆からやひいらぎの枝にさ し (ヤッカガシ)、ひとくし ずつ家や倉の入口に立てる風 習もあります。これは、いわ しのにおいと、ひいらぎの菜 のとげを鬼が嫌うためといわ れ、村内では、現在でも比較的 よく行われているようです。 また、二月八日には、やは りひいらぎなどの枝ににんに くと豆腐をつけたものを家や 地所内の建物の戸口にさし、 目かご (メカイ)を竹ざおの 先につけて軒先に立てる行事 もありました。これも、魔よ け・病よけの意味があるとい われますが、村内で一般的に 行われたのは昭和二十年代く らいまでだったようです。 資料館では、節分と八日豆 腐を二月の行事として取り上 げています。匂いのある展示 を、楽しんでみてください。 *めかごの立っている風景な ど、節分や二月八日の行事 に関する古い写真や資料を お持ちの方は、資料館まで ご一報ください。 ( [〓〓〓]は休館日です。 開館時間 火〜金曜Hは午前10 時から午後6時まで 土・日曜日は午前10 時から午後5時まで 図書館カレンダー(平成11年2月) 日 月 火 水 木 金 土 i 2 3 4 5 6 7 8 9 10 四 12 13 廷声給均且 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 .、.ぢ 27 首議衰軽重 28 (10)
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