広報かつら No.344 1999(平成11)年 1月
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こちら”いきがいくん″です。 ☆学校支援ボランティア 〝学校は皆さんを待っていた“ 10月22日、岩船小学校、11 月17日、坪小学校、11月25日 北方小学校において、一般村 民の方に協力をいただき、学 校の先生との合同授業が行わ れました。 これは、学校を地域に開放 し、地域も学校にもっと協力 できることがないかを探りな がら、学校を含めた地域の連 携によって子どもたちを育て ていこうという試みです。 岩船小学校では、鯉渕彰夫 さん、森田主税さん、寺門敏 行さん、勝村由紀子さんに太 鼓の指導を、加藤木富子さん、 堀野辺洋子さんに常陸かつら 音頭の指導を、1、2年生の 生活科の中でしていただきま 生涯学習コーナー いきh-<ん 子どもたちや先生方、ボラ ンティアで参加いただいた村 民の方々の反応を見ると、三 者全員にとってメリットがあ ったことはまちがいありませ ん。 子どもたちを取りまく環境 が変化し、様々な問題が顕在 化している今日、この活動が 子どもたちの健やかな成長の ために、地域が取り組める方 法として試金石の役割を果た すのではないでしょうか。 子どもたちも先生も地域の 皆さんを待っています。地域 も学校を身近かに感じたいと 思っています。 子どもに言う前にまず大人 の姿勢が問われているのでは ないでしょうか。 ヽ、 /r■\ した。 坪小学校では、伊沢繁一さ ん、秋山正さんに、戦時中の 生活について6年生の社会科 の中でお話をしていただきま した。 北方小学校では、大畠和子 先生に、つるや秋の実を使っ たリース作りを、2年生の図 工の時間に教えていただきま した。 q加藤木さんの指導でりっば なリースかできました ♭加藤木さん、 ら踊りを教わる岩船小の児 童たち 堀野辺さんか D伊沢さん、秋山さんから戦 時中の話に目を傾ける杯小 qの旧豊里たち ボランティア活動を 豊かにするために ○やりたい事がやれるという 場合は少ないのだ、と考え てみましょう。 本音のところ「やりたくな いけれど」と思ったことは ありませんか。 でも「頼まれたから」 「や れば喜ばれるから」 「自分 の心がすっきりするから」 という気持ちが、ボランテ ィア活動を進める力になっ ていることが多いようです。 もう一歩進んで 「人生は、 所詮やりたい事がやれをい ものなのさ」 と考えると 「やりたくない事をやるの が当り前」になります。 やりたくない事もやってみ よう、という意気込みがボ ランティアの自発性といわ れるのかも知れません。 ボランティアは、自分らし さを発揮する場であり、生 涯学習の発表の場でもあり ます。 生きがいを再発見したり、 新しい出会いをしてみませ んか。 (6)

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