広報かつら No.344 1999(平成11)年 1月
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新年あけましておめでとう ございます。平成十一年の新 春を迎えられ、皆様のご健勝 ご多幸を心よりご祈念申し上 げます。 昨年の秋に新しい農業基本 法制定に向け首相の諮問機関 で應る『食料、農業、農村基 本問題調査会』が答申を行な いました。 昭和三十六年に制定された 桂村の皆様、新年明けまし ておめでとうございます。 村民の皆様には、お健やか な新春をお迎えのこととお慶 び申し上げます。心身ともに 健康で 豊かな知性をもち 郷土を愛し たくましく生き る人間の育成に努める こと ≒ 桂村農業委員会長 広 木 龍 雄 桂村数育委員長 小 林 輝 男 農業基本法は生産の増大、所 得格差の是正といった言わば 直線的な方向で制定されてお り、社会、経済情勢の急テン ポな変化の中で対応しきれな くなってきているのが現状で あり、その時々で生じた問題 を支障の起きない程度に処置 を(対処療法とでも申しましょ うか)施して事無きをえてきた というのが今ある農政の姿で ありましょう。この種な状況 で二十数年間放置された農政 は激しい国際化の荒波にさら され農政に対する不満や、不信 が頂点に達してしまいました。 この度、三十人年振りで答 申された新しい農業基本法は、 を本村の教育目標に掲げ教育 振興のために皆様方のご理解 とご協力を賜りおかげをもち まして着実に発展への基盤を 固め歩みを進めて参ることが 出来ましたことに対し厚くお 礼申し上げます。 教育委員会制度が昭和二十 三年(一九四人年)十一月に 発足して五十年と半世紀、社 会の激しい変化と発展にとも なう教育の課題の改革に対し て多くの先人達が適切に対処 し今日を迎えた節目の新年と なりました。本年は学校数育、 /■l\ 一つには食料の安定的な供給 を確保すると共に、我が国農 業の食料俵給力を強化すると あり、更に農業農村の有する 多面的機能の十分な発揮を図 ること、更にはこれらの目標 を達成する上で地域農業の発 展の可能性を多様な施策や、 努力によって追求、現実化し 撒体として我が国農業の力を 最大限に発揮することとあり ます。国内生産の位置付け、 食料自給率の向上、現在、『カ ロリーベース』で42%自給率 を粥〜60に、農地は農業生産 にとって黄も重要な基礎的な 資源であるとして、良好な状 態での確保、に関する国の方 社会教育、生温学習、文化、 スポーツ等と幅広い分野にわ たっての振興発展に努力する と共に、子どもたちには、国 際化、高度情報化等と激しい 変化に対応するために必要な 資質や能力を身につけ「生きる 力」を育むことを理念として教 育委員会としての積極的な施 策を樹立し、行政部門との綿 密な連携のもと理解とご支援 を頂きながら教育の在り方を 着実なものとするための支援 機能の充実に努めて参りたい と思います。生涯学習の拠点 針を明確化しようとしており ます。 又、遊休農地の増加に伴う、 株式会社の農地の権利取得を 認める論議、又、中山間地域 の農業に対する直接所得保障 の支払の実施など、全体とし て食の問題や環境に対する配 慮等がかなりなされており、 現行法より身近に感ずるもの があります。 本村によって農業はなんと 申しても基幹産業であります。 真に農業・農村の為の農業基 本法が制定されますことを祈 念致しまして新年のごあいさ つと致しますQ として開館致しました図書 館・郷土資料館(カルチャーセ ンターかつら)に対しましては 本村の多くの皆様方は勿論近 隣の市町村の皆様方の多くの ご利用を頂き好調のうちに新 年を迎えることが出来ました。 今後、尚一層多くの本村の皆 様方のご利用ご支援ご協力を 賜わりますよう心からお願い 申し上げますと共に、この一 年が村民の皆さんにとりまし て実り多い年でありますこと をご祈念申し上げまして、新 年のごあいさつといたします。 寧器特報務董車重丁重率窄曲甲琴褒 ノl、 〇て附:ンこ卜C■=トニ→ニーニぺニ←二卜〇1:一ニーニて-ニイ:一:ナニ=:〔:ニナてト{→ニパニーニ・こh:■二ぺ:-ニーニ・て⊥二1=トニーニーニーニーニ㍉二÷ニー〇「二卜C→ご=ユ章}Cトつく:†Cl:トニペニr〇-○イ}てト〇イ}て1ニー〇一ニー かつら文芸 級裳に農き薇げ羽の飛び丈ひ て日ぎ1桑らぐ墓地に草引く 渡辺千妙子 卒寿なる母と彼岸の盈参る赦車 なれるチを取りあふて 青柳 京子 卒寿過ぐるも簸故に習字に綾子 貌ヒ自泰阜乗りて教室へ希く 秋山 愛子 二重の務は運動身に一位にて テープ切りたり笑顔で見り泉 石井きぬ子 克と刈る恥の痛感南の手に 窒1洪水の泥にまみれて 大森 久子 芋の東に腐れる雫銀色にて触 るれば凋の伺より奉る 高堀よしの 水かきの刻々増えゆく何の面を 眺めゐるのみなすすべなくて 佐川 あや 募りの味噌は土用を兵事に週 ゆ味嘲染みつつ杏を放ちつつ 杉山みちこ 裂固の下で昼餉の箸をとる直 売の客のとぎれたる伺を 宮本ふみ江 一生はかくも姪1セ思ふまで 友逝きてわれ不安をもてり 山形 式妙 (4)
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