広報かつら No.342 1998(平成10)年 11月
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☆学校支援ボランティア募集 ”学校は皆さんを待っている″ 村内小中学校では、今、児 童生徒にお話をしてくれたり、 いっしょに活動してくれるボ ランティアを、広く募集して います。 お話をす牒といっても、学 校の先生方といっしょに行う ので、むずかしいことはあり ません。皆さんの知っている ことをほんの少し紹介してい ただければよいのです。 《活動例》 ◎地域の産業についての話 (米や野菜づくりなど農業 全役、商店、工場など) ◎地域の歴史に関する話(昔 のくらし、戦争体験、茨城 鉄道、赤沢江、文化財、お 祭りなど) ◎住みよいくらしに関する話 こちら”いきがいくん鎚です。 生涯学習コーナー いきq、くん (上下水道、消防活動、ご み問題など) ◎花壇、草花の百つくり ◎歌、金管楽器、図画工作、 料理、ミシンなどの学習の 際の先生の補助 ◎学校図書館での活動 今こそ学校と地域が手を結 ぶ時。子どもたちのために、 お互いに一歩踏み出してみま せんか。 詳しくは中央公民館まで。 ☆ボランティア活動の心がま え川ケ条より 第7条 たえず学習し続けよ ゝ(ノ 第8桑 常に謙虚であること 第9条 家族や職場、周囲の 人々の理解が必要 第10条 秘密を守ることから 信頼へ きのこがり (ウィークエン ド・コミュニティ・スクール) に行って 沢山小5年 皆川圭佑 ぼくは、9月26日に桂村の きのこがりに参加しました。 朝の8時半に、小山君とい っしょに物産センターのとな りの駐車場に集りました。ぼ くが着いた時には、もうほと んどの人が来ていて、ぼくた ちは最後の方でした。ぼくと 小山君のほかに、同じ5年生 の隆史君や滝田君、3年生の 祐太君、それに担任の江幡先 生が参加していました。 10数人という少ない参加者 でしたが、みんなそろったの できのこがりに出発しました。 ぼくは、隆史君と小山君と 滝田君といっしょに、滝田君 の家の車で行きました。山道 を5分ほど行ったら、きのこ がりをする山に着きました。 着いてから、講師の先生に 注意を聞いて山に入りました。 10メートルくらい歩くと、す ごく急な坂道になりました。 木の枚につっかかりながら坂 道を越えて10分くらい歩くと、 さっそくきのこがありました。 けれどそれは、どくきのこで した。それからも、次々とき のこを見つけましたが、全部 どくきのこでした。 初めに食べられるきのこを 採ったのは、公民館の大曽根 さんでした。きのこの名前は 「ムラサキシメジ」というき のこでした。 きのこを探しているうちに 「マムシがいた。」という声が 聞こえてきました。ぼくは、 かみつかれたらいやだな、と 思いました。 そのうちに雨も降ってきま した。 結局採れたのは、サクラシ メジと講師の先生が採った分 だけでした。 物産センターにもどってか ら、きのこじるをみんなで作 りました。ぼぐは、きのこを 永で洗う係りでした。少し川 で遊んでから、きのこじるを 食べました。とってもおいし かったです。 また来年もきのこがりをや ればいいなと思いました。 ボランティア講座開かれる 第二回ボランティア講座が 10月14日中央公民館で開かれ ました。 今回は、「障害者とは、何か」 と遷して水戸飯富養護学校P TA会長根本順子さんのお話 がありました。根本さんは福祉 専門学校の講師又作業療法士 としても活躍しておられ吏す。 根本さんは、小学6年生の 次男が養護学校に通学してお り、ご自身の体験談をまじえ ながら、障害についてわかり やすく話され、受講生はボラ ンティアにかかわるうえでの 基本的なことを学びました。 受講生の感想から ☆ノーマライゼイションとい う言葉。意味を知ることがで きました。今まで、自分の障 害、障害者の方に対して持っ ていた特別に構えた気持ちに 気づき、新しい接し方、考え 方を敢えていただきました。 子どもたちにも普段の生活 の中で伝えていきたい。 - 個人の機能的に足りない 所を補い、社会が環境を整え 人々が互いに理解しあえば、 障害とか障害者ということば はいらなくなる。 根本さんのお話より (2)
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