広報かつら No.341 1998(平成10)年 10月
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こちら〝い善がいくん〞です。 私と生涯学習 -種村の人に惚れ込んでー 沢山小数論 江幡 覚 私は「自分づくりの旅」を していきたいと思っています。 この旅では、途中で体験を重 ね、自己形成をしていくので す。キーワードは「人との出 会い」です。 桂村の社会教育活動に参加 することが、私の「旋」の一 つです。ここでは、地域の 方々とたくさん知り合い、学 校の中では見えなかった地域 が見えてきたのです。「桂ま つり」 では、青年会や高校生 会の人たちが積極的に関わ り、まつりを盛り上げている 姿を見て、桂村の未来の頼も しさをひしひしと感じまし た。このような出会いの中で 「人の生き方」に会えたこと 生涯学習コーナー 暦 が私の最大の収穫です。桂村 の皆さんの自分なりの納得を 求めて努力・工夫を重ねてい る姿・喜びなどを見ている間 に「桂村の人に心から惚れて」 しまいました。 私は」地域の人と子どもた ちとの交流を通して温かいか かわりあいを育ませていきた いと考え、教育実践を続けて います。その中で、子どもと 共に地域の人に「惚れ込み」 人に信頼される子どもたちへ と励まし、育てていきたいと 考えております。また、毎月 一回発行されるこの広報かつ らは、私たち他の地域から通 勤し という素晴しい地域を知る生 きたパイプとして、児童を育 てるためにも、非常に参考に なっております。 (、\ 野習顎 江幡先生と39人∈3年生)の一字ども達 ボランティア講座から 九月十一日出午後一時三十 分から、中央公民館でボラン ティア講座の受講生を対象に 「辛いす介助」 の実技研修会 が開かれました。講師は、桂 村社会福祉協議会の三村明美 先生です。 最初は、車いすの広げ方ヤ プレーキの使い方、使用上の 注意事項等の基本的なことを 習いました。 次は、二人一組で、車いす 介助の試乗体験です。スター トする時は、乗っている人に 必ず合図をすること、坂を上 がる場合は前向きに登り、下 り坂は後ろ向きにゆっくり下 りること等、足が不自由な状 態を頭に入れ、公民館の中か ら外へ試乗しました。 ボランティア紹介 本村には、現在生涯学習ボ ランティアに二十二名の方が 登録され、図書の整理・読み 聞かせ・生け花・紙芝居等に 活動されています。 今回は、「楊式太極拳」の 仲田高明さんの活動内容をご 解介します。 赤沢 仲田高明 去年七月に生涯学習ボラン ティアに登録し、それ以来・ 「敬老圃水戸」 で希望者を対 象に楊式太極拳を指導してい ます。 練習は毎月二回、テキスト は上海市の同済大学と同じも のを使用しています。円を措 くような独特な動きに最初は 戸惑ったようですが、太極拳 健康な人から見ると普通の 階段が、車いすに乗ってみる と一段も越えることができま せん。四人も五人もかかって やっと持ち上げることのでき た一投の階段でした。 今回のボランティア講座は、 体に障害を持つ人の日常生活 の重さを知った辛いす介助の 実技体験でした。次回は、寝 たきり介護の実技研修です。 /\ を習いたいと希望された人達 だけに、呼吸法は、足や重心 の移し方は等と、鋭い質問も 出され練習には大変熱心で す。 「次の練習日を楽しみに待っ ています。」の声も聞かれ同園 での日常生活の中の楽しみの ひとつになり生き甲斐になっ ているものと思われます。 私の趣味として修得した太 極拳がこのような形で地域の 人達に役に立てることができ 大きな喜びを感じると共にこ の活動が他の地域まで拡がっ ていくことを希望しています。 (6)

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